子供の姿勢は椅子から!ダイニングチェア選びと座り方チェック

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カヴァース編集部

子供が机に向かっている時、猫背など、どこか真っすぐでない姿勢になっていませんか?もし子供の姿勢が気になるなら、椅子の見直しがおすすめです。今回は食事や宿題など、子供が過ごすことの多いダイニングチェアから、向き不向きや座り方のコツなどをご紹介します。

姿勢矯正に適した子供用の椅子とは?

そもそも、正しい姿勢で座れる椅子とはどんなものなのでしょうか。

腰と膝・肘が90度

まずは座った時に、腰と膝が90度曲げられることです。座面の奥行きが深いと膝を曲げるためには浅く座る必要がありますが、今度は背もたれとの距離が空くため、寄りかかった時に腰の角度が変わってしまいます。

また肘は、椅子に座った状態でテーブルの天板に乗せた場合に、90度曲げられるかがポイントです。

足裏が床にしっかりつけられる

椅子の高さは、足裏が床にしっかりつけられるかで決まります。座っている状態とはいえ、足を安定させられないと、肩や腰に負担がかかり、疲れてしまうからです。また足をぶらぶらさせやすい状況になるため、集中力が切れやすいデメリットもあります。

毎日使う椅子で正しい姿勢を記憶

姿勢を正すことを目的とするなら、椅子自体を頻繁に使うことも大事です。この点ダイニングチェアなら、食事で必ず使うので毎日の姿勢矯正に役立ちます。

また自室がない子供にとっては、ダイニングテーブルと椅子は勉強のための作業環境です。使用頻度が増えることで、正しい姿勢を身体が認識しやすくなります。

姿勢に重点を置いたダイニングチェアの選び方

学習用など、子供しか使わないなら構造や機能も子供向けですが、ダイニングチェアは大人向けが大半です。子供の姿勢に重点を置いた選び方を見てみましょう。

キッズチェア・ハイチェアなど子供用を選ぶ

子供が幼いうちは、キッズチェアやハイチェアに頼るのも手です。ダイニング用かつ子供の体格に合わせて作られているため、姿勢も簡単には崩れません。細かく機能をチェックしなくてもおおよその特徴を備えていますから、手軽さ重視の方にも重宝します。

また膝のサポートがある、バランスチェアなどもおすすめです。

足置きがある

足が床につく椅子がよいとしましたが、ダイニングチェアは座面が高く、子供では足が床に着かないことの方が多いです。

そこで便利なのが足置きです。床に直接ではなくても、足を預けられる機能があれば姿勢は安定します。ちょうどよい位置にフレームがあれば、足を乗せるのもありですが、足を置くことを想定しているとは限りません。耐荷重など、足を乗せても問題ないかはチェックしてくださいね。

成長に合わせてサイズ調整

子供の成長は早いというものの、少し大きくなったからと言ってすぐ大人用に切り替えてもフィットしません。お子さんの身長や体格に合わせて、座面の高さ調節ができる椅子を選びましょう。

足置きも調節できるタイプや、取り外し可能な椅子を選べば床に足がつくようになっても使い続けられます。

椅子としての機能性も姿勢にお役立ち

大人用の椅子と同じ機能の中にも、姿勢に役立つポイントは隠れています。

クッションは程よい硬さで

まずは座面や背もたれのクッションです。クッションがあれば体を預けられますが、柔らかすぎると姿勢が崩れる原因になってしまいます。ほどよい弾力のある椅子を優先し、硬さによって子供の身体を支えてもらいましょう。

座面にカーブがあると座りやすい

また座面は、平らではなくやや凹んでいる形がおすすめです。お尻の形が平らではないため、平らな椅子に座り続けていると疲れてしまうことがあります。お尻の形に合わせて、緩いカーブを描いている椅子だと楽です。

木材などがっしりした素材で身体を支える

椅子のフレームは、木材など頑丈な素材が適しています。子供が多少動いたぐらいではぐらつかない頑丈さが、そのまま姿勢の崩しにくさにも繋がるからです。

また骨組みがしっかりしていれば、それだけで椅子の耐久性も高まります。何度も買い替える必要がないので、コスパも◎です。

ダイニングチェア+サポートアイテムで姿勢をキープ

今あるダイニングチェアを変えるのはもったいないという方向けのサポートアイテムや、椅子にあると嬉しい機能もご紹介します。

クッションは背もたれにも

大人用の椅子に子供を座らせるならクッションによる嵩上げは必須ですが、子供が座る時は座面だけでなく背もたれにもクッションを置きましょう。座面の奥行きが浅くなるので、正しい姿勢のまま背中を預けることができます。

似たアイテムでは、椅子に重ねるタイプの座椅子もおすすめです。座面と背もたれが一体化している上に形も決まっているので、クッションのようにズレる心配もありません。

足置きを別に追加するのも手

足置きは単体で販売されている商品もあります。椅子に足置きがついていないなら、足置きだけ追加するのも手です。

ただダイニングの場合はほかの人もテーブルにつきます。周囲の邪魔にならないサイズか確かめてから使いましょう。

キャスター付きなら持ち運びも楽

子供が1人で乗り降りできてしまう椅子は、テーブルとの隙間が空きすぎており、正しい姿勢ではないかもしれません。テーブルと子供の距離はこぶし1つ分なので、もしそれ以上の距離が空いているなら子供の着席後、大人が椅子ごと動かしましょう。

ですが子供と言えどもそれなりに体重はあります。そこでキャスターの出番です。力を込めず動かせますし、ストッパー付きなら子供が使っている間にズレる心配もありません。

まとめ

子供の姿勢に影響を与えるのが椅子です。学校や学習机の椅子だけではなく、ダイニングチェアのように毎日座る椅子も見直してみましょう。椅子をサポートするアイテムなども工夫して、子供の正しい姿勢を守ってあげてください。

おすすめの商品

ここからはカヴァースで扱っている、お子さんにもおすすめのダイニングチェアをご紹介します。

リボンレリーフが可愛いガーリーインテリア チェア (ホワイト)

可愛い物好きな方におすすめの、リボンレリーフのインテリアチェアです。お嬢様家具のようなオシャレさですが、足置きがついていたり、高さ調節も可能と子供の姿勢維持に役立ちます。フレームはホワイトなので、同じシリーズの学習机だけでなくリビングやダイニングでも使いやすいです。またクッション部分はPVCの張地で、汚れも簡単に拭き取れます。

少し低めに 子供の高さに合わせたリビング学習ダイニング チェア

こちらは大人と共用のダイニングチェアですが、子供も座りやすいよう配慮されています。座面までの高さは43cmほどと、子供にも座りやすいようやや低めです。また回転することで、椅子を後ろに引きずる手間を省いています。テーブルにきちんと近づいた状態でも椅子を引くことなく離着席できるので、正しい姿勢を維持しやすいです。

北欧風の 子供の高さに合わせたリビング学習ダイニング チェア (2脚組)

子供が座りやすい高さに合わせたダイニングチェアです。子供でも足がつきやすい座面で、安定して座れます。背もたれにもクッションがあるので、一息つきたい時に◎です。肘掛けは半分ほどのハーフアームで、肘をしっかり預けられる一方離着席の邪魔になりません。同じく低めに作られている、シリーズのテーブルもおすすめです。

おしゃれなコンパクトタイプ ハイタイプキッズチェア

スッキリしたデザインのキッズチェアです。形状は下に向かって広がっていますが、もっとも広い位置でも35cm×40.5cmとスリムで場所を取りません。座面と足置きの位置はぞれぞれ3段階調節でき、子供の体格やテーブルに合わせて決められます。また椅子自体は約4.5kgと軽いので、使わない時は部屋の隅に寄せたり、別の場所へ移動するのも楽です。

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