実はとても重要な家具!椅子を通販サイトで選ぶポイント

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カヴァース編集部

体を丸ごと受け止める椅子は、とても重要な家具のひとつです。購入前に試し座りをしたいところですが、通販の場合は現物を見ることすらできません。そこで本記事では、通販サイトで椅子を選ぶ際のポイントについてご紹介します。

椅子の用途と置き場所を確認

椅子を選ぶ際は、用途に合った機能が備わっていることを確認しましょう。背もたれひとつ取ってみても、高さやリクライニングの有無など、選択肢がいろいろあります。使う場所の広さもポイントのひとつです。

どんなことに使うのか

椅子を購入する際は、用途を明確に決めることが大切。くつろぐためのリラックスチェアと、仕事をするためのワークチェアでは、備わっている機能がまるで違うからです。

サイドテーブルやライトなど、椅子と一緒に使う家具との相性も考えておきましょう

置き場所をチェック

椅子の置き場所には、人の動線を確保できる広さが必要です。机の下への出し入れなど、他の家具との兼ね合いも大切になります。

また、椅子を窓際に置きたい場合は、すきま風にもご注意ください

キャスターは必要か

机の下に収納するデスクチェアなど、動かしたり座面を回したりして使う椅子なら、キャスター付きが理想です。

一方、安定性はキャスターなしの椅子に軍配が上がります。ソファのように体を預けて、ゆったりくつろいで座るなら、どっしりとしたキャスターなしの椅子がおすすめです。

張地について考える

張地とは、背もたれや座面に使われる布地のこと。本革・合成皮革・布地・メッシュがあります。それぞれの特徴を踏まえて、最適なものを選んでいきましょう。

高級感あふれる本革

本革の魅力は、何と言ってもその高級感と、時間とともに風合いを増す経年変化です。通気性のおかげで蒸れが少なく、ほこりやダニがつきにくいという、機能的なメリットも持ち合わせています。

一方、本革のデメリットは、定期的に専用クリーナーでお手入れする必要があること。水分に弱いので、汗や濡れた髪には注意を要します。また、価格は他の張地に比べて高額です。

気軽に使える合成皮革

人工の革である合成皮革は、本革に比べて価格が安く、手軽に使えるのがメリットです。水分にも強く、水拭きでお手入れできますので、専用のクリーナーを必要としません。

その反面、通気性や吸湿性がないことがデメリットです。耐久性も高くはなく、経年変化を楽しめる本革とは逆に、合成皮革は経年劣化してしまいます

デザイン豊富な布地(ファブリック)

布地の椅子の魅力は、色や柄の豊富さにあります。インテリアに合わせて選べますので、おしゃれな部屋作りにはもってこいの張地です。通気性が良く、蒸れにくいのは嬉しいポイントですが、お茶などをこぼすとシミになってしまいます。

また、布地の繊維にごみやほこりが入りやすいので、こまめな掃除が必要です。

通気性抜群のメッシュ

生地が細かい網目状になったメッシュ素材の椅子は、どの張地より通気性が抜群です。また、メッシュ素材は圧迫感が少ないので、家庭用のワークチェアとしても優れています。

しかし、網目状の素材ゆえに、ゴミが入るとなかなか取れません。水分も吸収してしまいますので、仕事の合間にコーヒーとクッキーを楽しむ際は、ダイニングテーブルに移動しましょう。

椅子のかなめ・座面をチェック

おしりを乗せる椅子の座面は、高さや幅が座り心地を左右します。通販を使う際は、試し座りできないのがもどかしいところです。メジャーで家にある椅子のパーツを測り、通販サイトのサイズ表記と比較すると、イメージをつかみやすくなります。

座面の高さを考える

座面の高さは、椅子の使い心地を左右する大切なポイントです。数値的には、身長の1/4の高さが望ましいとされています。

重要なのは、深く座って背もたれに体を預けたとき、足の裏をしっかりと床につけられることです。もしも椅子を購入した後、足の裏がつかなくて困ったら、踏み竹や小さなすのこに足を乗せてみてください。

ワークチェアなら幅広い座面

座り続ける時間が長いワークチェアは、座面の幅が広いものがおすすめ。座り疲れたときに、椅子の上であぐらをかいたり、股関節を広げたりできるからです。

ただし、座面の奥行きが深すぎるのは良くありません。家にある、座り心地の良い椅子の奥行きと、通販サイトのサイズ表記を比較して確かめましょう

肘掛けは必要か

腕の重さは体重の約6~7%、体重60kgの方なら約4kgあると言われています。これだけの重みですから、腕を預けられる肘掛けはぜひ欲しいところです。

しかし、腕を動かす範囲が広いと、肘掛けが邪魔になる心配もあります。そんなときは、肘掛けを90度に上下できる「跳ね上げ式」か、必要に応じて着脱できるものがおすすめです。

こだわって選びたい椅子の背もたれ

上半身を預ける椅子の背もたれは、座面同様にこだわりを持ちたいパーツです。どれくらいの高さがあり、どんな機能がついているのか、しっかりと見ていきましょう。

とても大切な背もたれの高さ

背もたれの高さの分類は、低いものから順にローバック・ミドルバック・ハイバックです。背中の中間までの高さしかないローバックは、上半身を預けられない一方、腕を後ろに回してストレッチできるという利点があります。

肩周辺までの高さのミドルバックは、腰と背中を安心して預けられますので、ローバックよりずっと楽な座り心地です。さらに高いハイバックは、もっとも疲れにくく長時間座れますが、部屋を狭くする圧迫感がデメリットになります。

ヘッドレストとランバーサポート

ヘッドレストは、休憩や考え事をする際、頭の重さを預かってくれる優れものです。しかし、体格に合わないヘッドレストは逆効果ですし、邪魔に感じることもあるでしょう。

通販でヘッドレストつきの椅子を選ぶ際は、調整や着脱をできるものがおすすめです。また、腰を後ろから支えてくれるランバーサポートには、疲労軽減効果を期待できます

ロッキングは必要か

ロッキングとは、体重のかかり方に合わせて背もたれが動く機能のことです。上半身を思い切り預けると、背もたれも合わせて傾き、重心を前傾すると戻ります。

しかし、当然ながら体格には個人差があるもの。ロッキング機能付きの椅子は、ほとんどが強弱を調整できますが、それでも人によっては使いにくいと感じます。通販の場合は、ロッキングのONとOFFを切り替えられるものが安心です。

まとめ

家具の中でも、椅子は特に体への影響が大きくなります。試し座りができない通販では、サイズや機能をしっかりと確認しながら選ぶことが大切です。時間をかけて、最高の1脚を探してみてくださいね。

おすすめの商品

それでは、カヴァースがおすすめする家具の中から、椅子のラインナップをご紹介します。様々なタイプがありますので、違いを確かめながらご覧ください。

腰と背中をしっかり支えてくれる メッシュバックチェアー 肘付

通気性抜群のメッシュ素材を使用した、ゆったり座れるチェア。インテリアにすっと馴染む、シンプルなデザインに仕上げました。特徴的な肘掛けは着脱が可能です。高さ調整はガス圧昇降式ですので、レバーひとつでお好きな高さに固定することができます。腰を支えてくれるランバーサポートがついており、リモートワークにもおすすめです。

ハイバックタイプで快適な座りごこちを実現 リクライニングチェア

ブラウンのフェイクレザーを使用した、高級感のあるハイバックチェアです。座り心地が気になる座面には、安定感があるウレタンフォームを用いて、疲れにくい工夫が施されています。休憩時は、140度までリクライニングできる背もたれを倒し、格納式のフットレストを上げて、全身を伸ばしながらリラックス。まさに至れり尽くせりの1脚です。

デザインと機能性を兼ね備えた キャスター付き昇降チェア (丸型/ダークブラウン)

こだわりのヴィンテージ調合成皮革を使用した、肘掛けのないおしゃれなチェア。立体的な座面と背もたれが、体を包み込むようにフィットしてくれます。座面の形は四角形と丸型の2種類、カラーバリエーションは4色をご用意しました。高さ調整はガス昇降式ですので、レバー操作だけで固定できます。デザイン性と快適さを両立した嬉しい椅子です。

座り心地が楽しめる折り畳み式リクライニング リラックスチェア (ブラック)

どこにでも持ち運びできる、折り畳み式のリラックスチェアです。背もたれを倒すと脚が上がる、背脚連動の無段階リクライニングは、安心して使える安全ロックつき。屋内はもちろん、屋外でのチェアリングにも最適です。ゴムバンドで位置を固定する枕と、小さなサイドテーブルも気が利いています。カラーバリエーションは、ブラックとカーキの2色をご用意しました。

可愛くてエレガント アームチェア (グリーンストライプ)

イタリアから直輸入した、この上なく優雅なアームチェアです。高級感をかもしているのは、背もたれと座面、脚に施された花モチーフの彫刻。エレガントな一方、ストライプと花柄の淡い色合いには可愛らしさがあり、様々なインテリアに取り入れやすいデザインになっています。座面にはコイルスプリングとウレタンフォームを使用していますので、座り心地も快適です。

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