収納や棚を上手に使って快適！お気に入りな空間になるトイレを作ろう

なんだかんだ言ってもトイレは清潔感を大切にしたい！綺麗を長持ちさせたい！という方は多いかと思います。清潔感重視のトイレは、白を基調にまとめましょう。

その際、光沢感のあるタイルや、大理石などを使って高級感のある空間にするのもおすすめです。気分が上がり、綺麗を保つ意識も高まるかもしれません。

家を丸ごと好きなように仕上げられたら理想ですが、現実は予算や色々な事情でそうもいきません。トイレは他の空間と完全に区切られることも多く、スペースも限られています。

つまりは、好きを詰め込んだ妥協のない空間を作りやすい場所でもあるのです。居室で使うのには勇気のいる柄物の壁紙や、ちょっと凝った造作、デザイン性の高い洗面設備などを付けるのもおすすめです。

1日に何回か利用し、時にはふっと息抜きの場になることもあるトイレは、やはり落ち着ける場所にしたい。という方は、白、ブラウン、グレーなどでナチュラルな空間にコーディネートするとこをおすすめします。

木調の壁紙や家具を取り入れるのも良いですし、珪藻土や調湿機能のある壁材を使うことで、見た目にリラックスできるだけでなく、湿気などもコントロールしてくれ、機能的にも快適な空間づくりに役立ちます。

一般的なトイレの形のひとつです。手前に扉があり、便器が壁付になっていることが多いと思います。便器から横の壁が近いので、カウンターや奥行きの浅い棚などを置くと使いやすいです。

ただ、幅が狭いのでトイレ脇や奥の掃除がしにくい難点もあります。

空間にゆとりがあり、リラックスできる空間が作りやすいタイプです。このタイプのトイレは車椅子での利用なども想定して設計することも多いのではないでしょうか。その場合、車椅子で使用することになった時には移動できるような棚や収納を置くと安心です。

またスペース的にゆとりがあるので、スツールなどを飾り棚の代わりに使うのもおすすめです。窓周りもカーテンなどを取り付けて居室に近い空間にすることで、より快適で凝った空間になるかもしれません。

1人暮らし用のアパートメントなどに多いタイプです。1人で暮らす分には省スペースで機能的です。機能的な壁収納などで、より使いやすくなります。

お風呂や洗面が一体となっている分、湿気がこもりやすいので湿気対策も大切です。水分をしっかり吸い取ってくれる調湿マットや、水滴が残りにくいシャワーカーテンなどを上手に活用しましょう。

数は少ないと思いますが、家族構成や事情により、大小用の空間を別々に設けるタイプです。それぞれの空間にストックを置ける収納や棚があると便利です。

またこのタイプを採用する家庭は来客が多い可能性も高いので、トイレに持ち込んだ小物を置ける棚などがあると重宝するでしょう。

家族が多い場合など、ストックするトイレットペーパーの量も多いですよね。女性がいる家庭は、サニタリー用品など見せたくないものもトイレにはあるかと思います。

そういう場合は、ある程度しっかりとした容量のクローズ収納があると安心です。クローズ収納の中は、使う人やもの別に仕分けされていると、なお使いやすくなります。

1人または、2人暮らしなど人数も少なくトイレに置くものは最低限のストックでよいというならば、オープン収納で見た目よく、空間はなるべく広く快適に使うもの良いかもしれません。

オープン収納は収納棚だけでなく、カウンターや出窓を上手に使ったり、スツールの上にバスケットを置くなど、ちょっとしたアイディアで収納力も外観もアップします。

オープン収納の一種です。壁に取り付けるものや、天井と床で支えるものなど色々なタイプのものがあります。

比較的省スペースで、中には収納力も申し分無いものもありますので、スペースに余裕があまり無い場合は上手に活用したい収納です。

スペースに余裕がない時は、吊り戸が有効です。建て付けてある場合も多いですが、後付けできるものもありますし、突っ張り棒などでDIYすることもできます。扉や窓の上を有効活用し、収納を確保できます。

吊り戸の場合、高い位置から物を出し入れすることになるので、下から引き出しやすいケースに入れたり、折りたたみの踏み台をトイレに置いておくなどすると便利です。

トイレも光が差し込み、明るい方が快適です。湿気やカビも発生しにくくなり、衛生的にもプラスになります。外から見えない工夫は必要ですが、あえてトイレに大きめの窓をつけるのもひとつです。

壁の面積が小さいトイレなら、一面だけ凝った壁紙にしてもガラッと印象が変わります。凝った壁紙は高価格で居室で使うのは二の足を踏んでしまうかもしれませんが、トイレなら小さな面積で大きな効果を得られます。

カウンターがあるとお気に入りの小物や、アロマ、写真を並べてお気に入りスペースを作ることができます。カウンター下は、トイレットペーパーのストック場所として使えたり、カウンター自体に耐荷重性があり、手すりとしても使えるものもあります。

スペースに余裕があったら作りたいのがミニ洗面台です。トイレ自体に蛇口が付いているものもありますが、子どもや年配の方には少し使いづらい場合も多く、水はねなども気になります。

収納を兼ねている場合もあり、ミニ洗面台を設置することで使い勝手が良くなるだけでなく、トイレの内部をすっきり清潔に保てるというメリットもあります。