オットマンとはどんな商品?スツールの違い・便利な使い方を解説!
ソファを購入するときWebサイトや店舗などで、「オットマン」という商品を見かける機会は多いのではないでしょうか?なんとなくソファのそばにあるものというイメージですが、実は、オットマンにはさまざまな使い方があるんです!
この記事では、オットマンとスツールの違いから、使い方までご紹介します。カヴァースおすすめのオットマンも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、こちらのyoutube動画でもご説明しておりますので、是非チェックしてくださいね♪
オットマンとスツールの違い
オットマンとは
オットマンとは簡単に言うと「ソファや椅子の前に置いて使う足置き」のことです。フットスツールと呼ばれることもあり、どちらの言葉も「足を置くソファ」を指します。オットマン=Ottomanとは、「オスマン帝国の」という意味です。オスマン帝国が始まりと言われており、当時は足置きと言うよりインテリアに近く、部屋いっぱいのスツールとクッションを組み合わせて使用していました。
オットマンの使い方
オットマンの使い方は至ってシンプルで「ソファに座った時に足をのせ、くつろぐ」ということが一番の目的です。足を伸ばすだけでもリラックスできるので、たまにはオットマンを使って足を労わってあげるのもいいですね。
また、足置き以外にも、収納スペース、テーブルとしても使うことができます。
スツールとは
スツールとは「座面と脚だけのシンプルな構造の椅子」のことです。椅子として使われることはもちろんですが、踏み台や物を置く台としても使われています。イスの中で最も古い形式で、日本では床几(しょうぎ)と呼ばれることもあります。特に最近では洋風の家が多くなっているので、スツールとしらなくても持っている方は多いかもしれません。
スツールの使い方
オットマンと違い、玄関・ドレッサー・子ども部屋・リビングなどどこにでも使われます。来客が来たときのちょっとした腰掛けとして使用するだけでなく、かばんやストールなどを置いたり、踏み台として使うこともあります。
オットマンの種類
オットマンとスツールの違いを分かっていただけたところで、ここからはオットマンの種類について解説していきます。
独立タイプ
独立タイプとは、ソファとは別にオットマンとしてデザインされたものです。多くはしっかりとした土台に、クッションを乗せて作られています。正方形・長方形・円形・楕円形・布張り・革張りなどさまざまな形と素材、デザインがあります。
また、クッション部分が平らで硬さがあるものだと、テーブルとしても使う人もいます。移動しやすいものもあり、来客の際はスツールとしても使用できます。
ストレージタイプ
ストレージタイプとは、内部にものが収納できる仕様になっているタイプです。蓋付きや引き出し付き、棚がついているものなどさまざまです。
例えば、リビングに置いて、毛布やタオルケットなどを収納しておくと、来客時やくつろぐ際に便利ですし、いらないときには閉まっておけるので部屋をスッキリさせることができます。最近では、クッション部分を裏返すとテーブルとして使えるものもあります。
セットタイプ
セットタイプとは、ソファとセットになっているオットマンです。同じシリーズとしてデザインされ、素材や色が統一されているものがほとんどです。メリットとして、コーディネートがまとまり部屋全体に一体感が生まれます。
ソファとセットになっているタイプは、ソファの高さ・幅が同じです。ソファにくっつけて使うと、リラックスできる後傾姿勢になるので、快適な使い心地を体感できます。
オットマンの選び方
デザイン・形状から選ぶ
オットマンのデザインはさまざまですが、自分がどのように使いたいのかを重視し、デザインや形状を選ぶのがおすすめです。例えば、ソファにくっつけて足を伸ばしたい人であれば、ソファと同じ形状のものを選ぶと使いやすさが増します。
また、椅子としても幅広く使いたいということならば、単体でも使え、軽さを重視したデザインが良いでしょう。中には、お部屋のワンポイントに個性的なデザインを取りれる人もいます。
高さはソファで選ぶ
足置きとして足を伸ばして使用するならば、オットマンの高さは重要なポイントです。オットマンによっては、高さを変えられるものもあるので、できるだけ持っているソファと同じくらいの高さにするとよりリラックスできます。
また、ソファの脚が木製ならオットマンの脚部分も木製にして合わせるようにすると、ソファとオットマンの統一感が出やすくなります。
機能性で選ぶ
オットマンのなかには「収納」「折り畳み」「高さ調節」「カバーリング」「テーブル」といった機能性を持っているタイプもあります。これらはなくても問題ありませんが、あるとコーディネートの幅が広がったり、部屋を有効的に使えるようになります。
例えば高さ調節がついていれば、子どもが座りたいときに低くすることも可能です。また、カバーリングタイプを選べば、小さい子どもがいる家庭で汚されてもすぐに洗えるので清潔感を保つことができます。
オットマンの便利な使い方
1つの椅子として使う
オットマンは本来、足置きとして使われますが、椅子として使うこともできます。例えば、お客様が来た時にソファで横並びになるのはちょっと・・・というときはソファにお客様を座らせて自分がオットマンに座れば、ほどよい距離を保ちつつ会話を楽しむことができます。
さらに、ソファと高さが近いもであれば、お客様と同じ目線になるので会話がしやすいです。また、軽量なものであればリビングから玄関へ移動させて使うといったこともできます。
ソファと一緒に使う
オットマンは移動しやすいことがメリットなので、ソファと一緒に使うようにすれば、活用方法が広がります。足置き以外にもソファの横につければ、横になって眠れたり、1人分多く座れるようになったりと大人数にも対応できるようになります。
また、カウチソファやコーナーソファといった使い方もできるので普段はピッタリくっつけて使う人も少なくありません。
サイドテーブルとして使う
オットマンの素材が固めのものを選んだり、クッション部分を裏返せば固い面になっているものはサイドテーブルとしても活躍します。ソファと同じ素材なら、好きな布をかぶせてあげると雰囲気も変わってサイドテーブルとしても使いやすくなります。
また、テーブルとオットマンを一緒にすることでサイドテーブルを購入する必要がなくなるため、部屋が効率的に使えるようになるのもメリットです。少し大きめのものを選ぶとよりサイドテーブルとして使いやすくなりますよ♪
おすすめのオットマン5選
最後に、カヴァースがおすすめするオットマンをご紹介します。あなたにぴったりのオットマンを一緒に探してみましょう。
優しさと温もりを感じるシンプルなデザイン 北欧木肘ソファ オットマン
脚の部分に天然木を使用しているので、柔らかくナチュラルな雰囲気を演出してくれます。色は落ち着いたネイビーで見た目もシンプルなので、お手持ちのソファーとも合わせやすく、インテリアの邪魔をしません。
サイズは52㎝×52㎝なので足を乗せるにも、サイドテーブルとしてもゆったり使えます。同じタイプのソファも販売されているので、合わせてコーディネートするのもおすすめです。
遊び心が光る カバーリングモダンデザインローソファ オットマン
こちらの商品はカバーリングタイプなので、小さなお子様がいる家庭には特におすすめです。飲み物や食べ物をこぼしてしまっても洗濯機で洗えるので、清潔がつづきます。
オットマンは足置きとして、また来客時は腰掛にして座って頂けます。トレイなどを置けばドリンクを置くこともでき便利ですね。
ミッドセンチュリーを代表する不朽の名作 イームズ ラウンジチェア オットマン
こちらは、知る人ぞ知る、イームズラウンジチェアのオットマン。この商品に憧れる人も多く、長年愛用していただける人気のオットマンです。レザーとウッドの組み合わせがなんともおしゃれですね。この商品があるだけでインテリアのコーディネートレベルがぐっとあがりそうです。
イタリア製の総本革でできているため、使い心地も抜群です。ぜひ同じシリーズのラウンジチェアと合わせて使ってみてください。
毎日の生活に彩りを パッチワークデザインソファ オットマン
こちらはコーナーソファシリーズのオットマン単品です。幅75cmと広々設計となっているので、そのまま座ることもできます。お持ちのソファと合わせて使うこともできますよ。
丸みがあり角が少ないので、小さな子どもがぶつかってケガをすることもありません。2種類の異なるファブリックを使用したデザインで、色ごとに肌触りが違います。アイボリーとブラウンはコーデュロイのような起毛感のある生地、モスグリーンとグレーはさっぱりとした肌触りの生地となっています。
ソファにも座椅子にも合わせられる 日本製オットマン
4キロという軽量モデルで移動がしやすく、固めのクッションなのでテーブルとしても使いやすいデザインです。
また、脚も2種類選べるようになっており、座椅子にも合わせられるのはこの商品ならではではないでしょうか?ハイタイプの脚であればルンバなどのお掃除ロボットも下を潜り抜けられるので、邪魔になりません。カラーも落ち着いたものが多いため、和室にも合わせていただけます。
まとめ
オットマンは足置きだけでなく、
●椅子として使う
●サイドに置いて横になる
●カウチソファやコーナーソファとして使う
●サイドテーブルとして使う
などさまざまな使い方もできる優れモノです。何より移動ができるため、簡単に配置変更がしやすいのはオットマンの最大の魅力と言えるでしょう。
他の家具よりも存在感がないので、素材や色・柄など部屋のアクセント代わりに、おもいきったデザインを選ぶとコーディネートの幅も広がり実用性がありながらも、おしゃれのレベルアップにつながるでしょう。
ぜひ自分なりの使い方を見つけて、オットマンのある生活を楽しんでみてくださいね。