オットマンの商品一覧です。

まだまだ馴染みの薄いオットマン。そもそもオットマンとは何のことなのでしょうか？ottomanはもとはオスマンと読み、オスマン帝国を表しました。オスマン帝国、現在のトルコでは、背もたれのない椅子が使われており、それがヨーロッパに伝わった際に、オットマンの椅子という意味で、そう呼ばれるようになったといわれています。 同じように背もたれのない椅子に、スツールもあります。同じものを指すこともありますが、オットマンは通常、ソファとのセットで、足置きに使われる前提で作られます。そのため、クッション性があり、同じ仕様のソファが揃っていることがほとんどです。スツールは、少しの間腰掛けたり、座って作業したりするのに使う背もたれなしの椅子で、クッションがないものが多いです。

引越しと共にソファは買っても、オットマンまで置こうというかたは少ないでしょう。ソファの前に置くのは邪魔だし、特になくても不自由しないので、それも自然なことだとは思いますが、予想以上に活躍してくれるアイテムですので、できれば1台持っていただきたいです。ソファとセットで購入できるものもありますので、ソファを買うときに、一緒にご検討ください。

上のコラムで「予想以上に活躍」と書いたとおり、小さいシンプルなものながら、オットマンは結構いろいろなところで役に立ってくれます。

まず本来の、足置きとしての役割です。ソファに座ってくつろぐとき、どんな姿勢になることが多いですか？横向きに寝そべったり、浅めに座って、足を目の前のテーブルに乗せていたりしていませんか？そういう体勢になるのは、足の落ち着きどころがないからです。オットマンを使えば、ソファを縦長のカウチのようにして、にきっちり座った状態で身体を安定させることができます。座面の奥行きがないコンパクトなソファでも、じゅうぶんゆったりできるのです。L字型のソファのように大型にならず、好きな位置に動かせるのも大きなポイントです。

来客があった際には、オットマンを自分が座る一人用の椅子として使えますし、サイドテーブルとして、少しの間物を置いておくのにも便利です。クッションがありますので、テーブルにする場合は、トレイなどを活用すると安定します。

小型のオットマンは、玄関脇や寝室などで、着替えたりする間ちょっと腰掛けるのにも役立ちます。色がきれいなオットマンならお部屋のアクセントにもなるでしょう。