桐材(きりざい) - 用語辞典(ダイニング)

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桐材(きりざい)

日本では、主に桐箪笥などで有名ですが、元は中国大陸から来たゴマノハグサ科の広葉樹で、日本全国に分布されている樹木です。

成長が早く、日本の樹木の中では最も軽く、色白で木肌が美しく、狂いが少ないのが特徴的です。さらに、湿度や熱の通過性が非常に小さいため、タンスなどの貴重品を収納する箱の他にも、美術工芸品の収納箱にも多く用いられています。最近では、国内での生産が減少し、中国やアメリカ、ブラジルなどの輸入品が多く使用されています。

桐材(きりざい)の関連用語

木地色仕上げ(きじいろしあげ)
木材塗装の最も基本的な塗装方法で、木材の持つ木理そのものをそのまま表現し、汚れや摩耗、衝撃などから素材を保護するために施され、木材本来の色を生かした透明な塗料で仕上げることを言います。

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キハダ(きはだ)
日本全国と樺太や韓国、中国にも分布している、ミカン科の広葉樹です。辺材は白黄色で、心材は緑色を帯びた黄褐色をしており、材質は比較的に軽いのですが、適度に堅質です。

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キャビネット(きゃびねっと)
一般的には、戸棚や飾り棚、書類などを収納する収納家具の総称を言います。

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キュリオケース(きゅりおけーす)
キュリオ(curio)とは、「骨董品」の意味があり、キュリオケースとはそれを陳列するケースのことを言います。

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強化ガラス(きょうかがらす)
安全性の高いガラスのひとつで、普通の板ガラスを約700度近くまで加熱し、常温の空気を吹き付けてから急いで冷やして作った、強度のあるガラスのことです。

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鏡面仕上げ(きょうめんしあげ)
光が均一に反射するように、表面を磨いて、艶のある塗装仕上げのことを言います。または、鏡面加工やミラーフィニッシュとも言われています。

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曲面ガラス(きょくめんがらす)
ゆるやかな曲面を描いたガラスのことを言います。家具には主に、飾り棚やガラス扉、ガラステーブルなどに使われています。

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桐材(きりざい)
日本では、主に桐箪笥などで有名ですが、元は中国大陸から来たゴマノハグサ科の広葉樹で、日本全国に分布されている樹木です。

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最近登録された用語

メルサワ(めるさわ)
東南アジアからニューギニアに分布されているフタバガキ科の広葉樹で、フィリピンではパロサピス、カンボジアではプジック、ニューギニアではアニソプテア、タイではクラバックなどと、生産地によって様々な呼称があります。

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フープパイン(ふーぷぱいん)
クイーンランドやニューギニアに生育しているナンヨウスギ科の針葉樹です。名にパインと付き、ナンヨウスギ科に属する木材ですが、日本の松や杉の類とは異なる木材です。

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両面ハッチ(りょうめんはっち)
ハッチとは、一般には、出入りや物の受け渡しのための小さな開口部のことを言い、間仕切りを兼ねた、両面から使える食器棚のことを両面ハッチと言います。

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李朝家具(りちょうかぐ)
李朝とは、朝鮮半島における李氏王朝のことで、1938年、高麗の李成桂将軍が革命を起こし樹立した李氏王権で、1910年までの500年間以上続いた王朝です。

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レッドラワン(れっどらわん)
フィリピンに多く生育しており、別名レッドフィリピンマホガニーとも呼ばれているフタバガキ科の広葉樹です。

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レッドメランチ(れっどめらんち)
タイ、マレーシア、インドネシア、フィリッピンなどの東南アジアに分布しているフタバガキ科の広葉樹です。

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レッドオーク(れっどおーく)
全米一帯に分布しているブナ科の広葉樹で、中東部のものが良く知られており、ノーザンレッドオーク、サザンレッドオーク、スパニッシュオークなどとも呼ばれています。

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レースウッド(れーすうっど)
ヨーロッパ全域に生育しているスズカケノキ科の広葉樹で、ヨーロピアンプレーンやロンドンプレーン、イングリッシュプレーンなどの木材に、柾目面に斑点のような放射組織が現れた、装飾性に富んだ「斑紋杢」を形成したものを レースウッドと呼び、高級木材として高値で取引きされています。

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ルネサンス様式(るねさんすようしき)
15世紀後半から17世紀に至るイタリアを中心にした様式で、古典様式を元に装飾性豊かな家具が生み出されました。

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リンバ(りんば)
西アフリカから中央アフリカに生育しているシクンシ科の広葉樹で、ホワイトリンバ、コリーナ、アファラ、フラケなどとも呼ばれています。

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