ミレシア(みれしあ) - 用語辞典(ダイニング)

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ミレシア(みれしあ)

アジアではタイやビルマ、アフリカではザイールに多く生育しているマメ科の広葉樹で、アジア産のものはムラサキタガヤサン (紫鉄刀木)と呼ばれ、アフリカ産ではウェンジ 、ジゲラ、などと様々な呼称があります。

心材はアフリカ産のものは濃褐色で、アジア産のものは紫色がかっており、辺材はいづれも淡色をしています。心材には柔組織の帯による淡色の細い線が規則的に配列し、装飾的な価値が高いとされています。木質は重硬かつ強靭で、木肌は粗く、加工は容易ですが、刃先をよく研磨しておく必要があります。導管が太いので目止め処理して塗装すると美しく仕上がります。乾燥は長期間かかり、乾燥後の寸法は安定し、狂いは少なく、耐久性が非常に高くキクイムシやシロアリの虫害にも強い木材です。主に、高級家具や飾り棚などに用いられ、装飾的な用途が多く、タガヤサンの代用としてもよく使われています。

ミレシア(みれしあ)の関連用語

水目桜(みずめざくら)
日本特産の木材で、本州から四国、九州の深山に生育し、高さは20メートルまで成長するカバノキ科の広葉樹です。

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ミッドセンチュリー(みっどせんちゅりー)
20世紀中盤の1940年〜1960年代に流行した建築家やデザイナーなどの活動及び、デザインの総称です。

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ミレシア(みれしあ)
アジアではタイやビルマ、アフリカではザイールに多く生育しているマメ科の広葉樹で、アジア産のものはムラサキタガヤサン (紫鉄刀木)と呼ばれ、アフリカ産ではウェンジ 、ジゲラ、などと様々な呼称があります。

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明式家具(みんしきかぐ)
15世紀から17世紀にかけて、中国の明の時代に造られた家具のことを言います。シンプルかつ調和のとれたラインで、均整のとれたプロポーションの美しさがあります。

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最近登録された用語

メルサワ(めるさわ)
東南アジアからニューギニアに分布されているフタバガキ科の広葉樹で、フィリピンではパロサピス、カンボジアではプジック、ニューギニアではアニソプテア、タイではクラバックなどと、生産地によって様々な呼称があります。

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フープパイン(ふーぷぱいん)
クイーンランドやニューギニアに生育しているナンヨウスギ科の針葉樹です。名にパインと付き、ナンヨウスギ科に属する木材ですが、日本の松や杉の類とは異なる木材です。

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両面ハッチ(りょうめんはっち)
ハッチとは、一般には、出入りや物の受け渡しのための小さな開口部のことを言い、間仕切りを兼ねた、両面から使える食器棚のことを両面ハッチと言います。

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李朝家具(りちょうかぐ)
李朝とは、朝鮮半島における李氏王朝のことで、1938年、高麗の李成桂将軍が革命を起こし樹立した李氏王権で、1910年までの500年間以上続いた王朝です。

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レッドラワン(れっどらわん)
フィリピンに多く生育しており、別名レッドフィリピンマホガニーとも呼ばれているフタバガキ科の広葉樹です。

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レッドメランチ(れっどめらんち)
タイ、マレーシア、インドネシア、フィリッピンなどの東南アジアに分布しているフタバガキ科の広葉樹です。

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レッドオーク(れっどおーく)
全米一帯に分布しているブナ科の広葉樹で、中東部のものが良く知られており、ノーザンレッドオーク、サザンレッドオーク、スパニッシュオークなどとも呼ばれています。

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レースウッド(れーすうっど)
ヨーロッパ全域に生育しているスズカケノキ科の広葉樹で、ヨーロピアンプレーンやロンドンプレーン、イングリッシュプレーンなどの木材に、柾目面に斑点のような放射組織が現れた、装飾性に富んだ「斑紋杢」を形成したものを レースウッドと呼び、高級木材として高値で取引きされています。

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ルネサンス様式(るねさんすようしき)
15世紀後半から17世紀に至るイタリアを中心にした様式で、古典様式を元に装飾性豊かな家具が生み出されました。

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リンバ(りんば)
西アフリカから中央アフリカに生育しているシクンシ科の広葉樹で、ホワイトリンバ、コリーナ、アファラ、フラケなどとも呼ばれています。

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