成形合板(せいけいごうはん) - 用語辞典(ソファ)

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成形合板(せいけいごうはん)

成形合板とは、薄い板を何枚も貼り合わせた合板を曲面加工した合板のことです。

厚さ5mm以下の薄くスライスした板を板の繊維方向が交差するように接着剤で貼り合せた後、高周波でプレスして曲げ加工を施します。無垢の木材では曲げ加工の際に割れや裂けが生じますが、合板の場合には木の繊維方向を互い違いにしているため強度が強く、自由に曲げ加工を施すことができます。デザイナーズ家具ではイームズの「ダイニングチェアウッド」やアアルトの「パイミオチェア」に成形合板ならではの曲線美と曲面美を見ることができます。

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