第3回: 居やすい空間と居づらい空間があります

  第3回: 居やすい空間と居づらい空間があります
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自分の気持ちは環境次第

第3回: 居やすい空間と居づらい空間があります

自分の気持ちは環境次第

第3回は居やすい空間と居づらい空間が人によって違うということを紹介していきます。これはストレスにかなり直接的に影響する要素であり、無視していくことはできないでしょう。自分の部屋が自分にとっていやすい部屋になるように工夫をする必要があります。

これも個性の一つ。人にはいやすい空間といずらい空間があります01人が何気なく暮らしている住居空間は、そこで暮らしている方々にとって過ごしやすい空間に、段々と変わっていきます。そのためその住居空間の中で、ストレスなく生活ができるようになるでしょう。これはいくら汚い部屋であっても、その部屋に住んでいる人にとっては住みやすい環境であるということです。みなさんも、片付けをした後に、実は片付けをする前の方が生活しやすい部屋だったと感じたことはありませんか?例えば、いつもあるものがいつもの場所にないと感じてしまったり、変に片付けてしまったことで、どこにあるか分からなくなってしまったということもありますよね。そんなとき多くのストレスを感じることになります。

ストレスを緩和するための空間を作るときに、この居やすい空間ということを意識することは非常に大切です。せっかく部屋をキレイに片付けたのに、ストレスが溜まってしまっては掃除をしようという気力も湧いてこなくなってしまいます。家具の置き方ひとつで大きく部屋の使い勝手は変わってきます。雑誌などで紹介されている片付け方を参考にして部屋を片付けていくのも良いですが、自分にとってそれは意味を持ってくるのかを考えながら、片付けをしていくことが重要になります。

ここで難しくなってくるのが、人によって居やすい空間と居づらい空間が違うことです。これは性格などが影響しているのでしっかりとした個性として見ることができます。友達の部屋に行っても落ち着かないなんてことを体験したことはありませんか?友達にとっては居やすい空間でも、自分にとっては居づらい空間であったりします。そんな空間にいる場合は、多くのストレスを感じることになります。一度感じてしまうと非常に細かいところまで気になってしまい、ストレスが蓄積してしまう場合もあります。部屋の片付けうんぬんで家族とけんかをしてしまう人も多いのです。

これも個性の一つ。人にはいやすい空間といずらい空間があります02ストレス緩和を目指し、居心地の良い部屋を作っていくには、自分が一番どの部分で暮らしているかをしっかりと把握していく必要があります。そこを中心にして家具を配置していくことになります。床にいることが多い場合は、ちょっとした小さい机を床に用意しておくと、それだけで住みやすくなっていきます。カーペットなんかを用意できればより快適になっていくことでしょう。

当然椅子に座って生活することが多い人が、とてもオシャレなカーペットを用意したとしても、邪魔になってしまうこともあります。そのために居づらい空間になり、ストレスの原因になります。床にいることが多いか、椅子に座っていることが多いか、という至極単純なことでも、ストレスの感じ方は変わってきます。当然それによって環境も変えていく必要があるのです。