第4回: 本当に自分の部屋になっていますか?

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自分の気持ちは環境次第

第4回: 本当に自分の部屋になっていますか?

自分の気持ちは環境次第

本当に自分の部屋になっていますか?01第4回のテーマは、自分の部屋が本当に自分の部屋になっているかという内容になります。なかなか奥が深そうに見えて実は単純である内容となります。自分の部屋が自分の部屋になっているかなんて、当たり前だと感じる人もいるかもしれません。しかし振り返ってみると自分の個性がなかったり、ただキレイだけである空間になっていることもあります。必要最低限のものしかそろっていないこともあるでしょう。逆にオシャレを気にしすぎてしまい、不要なものが多くそろっていることになる場合もあります。

実は自分の部屋を本当に自分の部屋にしていくというのは、とても難しいものであり、しかしとても単純なものであります。難しくて単純というと矛盾しているような気もしますが、これはストレスなく過ごせるようになれば、自分の部屋になるということからこのような表現をしています。

例えば一般的にキレイな部屋と言われるような部屋の場合、誰でも快適に過ごすことができる一方で、個性がないという見方もできます。これはどのようなことかと言うと、自分の使いやすいようにできないということになります。キレイさを求めてしまうと意外とこの状態にはまってしまうことが多く、個性を出すことに消極的になってしまう場合があります。こうなると生活の中でストレスを知らぬ間に感じてしまうことがあります。「こうしたい」という要望を実行できないというストレスを感じてしまうということです。

本当に自分の部屋になっていますか?02必要最低限のものや、多くのものが揃い過ぎてしまっている場合も、ストレスを感じることになります。必要最低限しか揃っていない場合は、いつしか「揃えることができない」という状態に変わってしまっているとこもあります。言い換えると、揃えることでストレスを解消することができるという一つの手段を自分で封じてしまっているということです。ケチという言葉で表されることもありますが、意外と自分の生活を自分で圧迫してしまい、ストレスを多く抱えるようになってしまうことがあります。

この逆に多くのものを揃えてしまう癖がついてしまうと、当然揃えることでしたストレスを発散できないような状態になってしまうこともあり、これはこれで自分の生活を圧迫する結果になると言えるでしょう。

ここまで考えてみると、趣味のものに塗りつぶされている部屋というのは意外とその人の部屋になっていることが多いです。部屋の生活能力自体はあまり高くないものの、自分の好きなものが部屋に多く存在するのであまりストレスを感じずに過ごせるということがあります。ですがこれは、多くのものを部屋に揃えすぎるということと紙一重な部分もあるので、注意が必要でしょう。ちょっとした機会に自分の部屋がしっかりと自分の部屋になっているか確認してみると良いかもしれません。何か足りないなと感じる時は、ちょっと自分の興味のあるものを買ってきてコーディネートしてみると良いかもしれません。逆にありすぎるなと感じたときは、効果的な片づけができるものを購入したり、無駄な片付け方をしていないか確認をしてみてください。