「リビングにテレビなし」のメリット・デメリットとは?

  • URLをコピーしました!

カヴァース編集部

長い間、生活必需品と思われていたテレビに対して、人々の関心が変化している興味深い調査結果が発表されました。NHK放送文化研究所の発表によると、「1日にテレビを視聴する人が国民全体で減少した」とのこと。

スマホの普及や、家での過ごし方の多様化が主な要因ですが、テレビなしの生活にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?この記事では、テレビのないリビングのメリット・デメリット、及びテレビ代わりのおすすめアイテムをご紹介いたします。

リビングにテレビを置かない3つのメリット

NHK放送文化研究所発表の「2020年 国民生活時間調査」の結果では、国民全体で1日にテレビを観る人の割合が減少。2015年では85%、2020年は79%になっています。最も低かったのが16~19歳の47%で1日にテレビを観る人が47%と、5割を下回っています。つまり、テレビをもう必要としていない人が明らかに増加していると言えるでしょう。では、リビングにテレビを置かない場合、どんなメリットがあるのでしょうか。

部屋を広く使える

テレビを部屋に置かないことで、制限されることがなく自由に模様替えができます。また、テレビ台のスペース分が大きく開放されるので、視覚的にも広く感じられ、コーディネイトの選択肢が増えるのです。

リビングの雰囲気が壊れない

電源を入れていないテレビは全体が黒なので、それだけでリビングでの存在感が強調されてしまいます。それがなくなるわけですから、各自が思い思いにお部屋の演出を楽しめます♪コーディネートの幅が広がり、お気に入りの空間を作りやすくなりますよ。

特別感を演出してくれる

リゾートでは「日常生活では味わえない、心身ともにリラックスする時間を提供する」といったコンセプトのもとに、テレビを設置していないところが増えてきています。これは人々がそのような要求をしていることの反映と考えることができ、心身の健康にも好影響があるのであれば、そのコンセプトをお部屋に取り入れない理由はないでしょう。

テレビのないリビングのデメリット

テレビからの情報が一切なくなりますので、知らないニュースが増えることでしょう。ネットで様々な情報入手ができるわけですが、興味のあるものに偏りがちです。

また、家族が一緒に同じ番組やゲームを楽しむことができなくなりますね。

テレビの代わりのおすすめアイテム

テレビ番組はあまり観ないけど、お気に入りの映画を大画面で観たい!という方には、プロジェクターがおすすめ。白い壁や専用のスクリーンに映し出して、ホームシアターを作ってみませんか?

または、オットマン付きソファにゆったりと体を預けて、読書やお気に入りの音楽に身を委ねるのはいかかでしょうか。いつの間にかそのままうたた寝してしまうほど快適です。

北欧のデザイナーであるアルネ・ヤコブセン、建築家の巨匠ル・コルビジェのチェアやソファは視覚的にも実用的にも最高級の満足を与えてくれます。


まとめ

テレビのない生活をすでにされている方々の声として、「家族の会話が増えた」「時間を有効に使える」「良質の音楽を聴く」「ニュースを見たことでの心配や不安がなくなった」「読書をする機会が増えた」・・・など、生活面でのメリットが数多く挙げられています。お部屋で心穏やかに過ごす時間があるというのは、憧れのライフスタイルですよね。そのような時間を手に入れたい方はぜひ実践されてみてはいかがでしょうか。


<参考資料>
https://www.nhk.or.jp/bunken/research/yoron/pdf/20210521_1.pdf

この記事のタグ

  • URLをコピーしました!