進化を続けるエコカラットでリビングをおしゃれ&快適に!

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カヴァース編集部

エコカラットは、高いデザイン性と機能性で人気の壁材です。リビングや玄関などに、張ってみたいと思っている方もいるのではないでしょうか?この記事では、エコカラットの魅力や、かかる費用・施工する際の注意点などについてお伝えしていきます。エコカラットを使ってみたいという方は、参考にしてみてくださいね。

エコカラットとは?

エコカラットの素材は『多孔質セラミック』です。微細な孔(簡単に言うと、すごく小さな穴)を持つ素材をタイル状に焼いて、インテリアとして使えるようにしたものです。この微細な孔が空気中の不快な成分を取り除き、快適な空間にしてくれるのです。

さらに高度な印刷技術で、リアルな素材感も表現しています。以前は水のかからない場所で使える『エコカラット』と、水がかかる洗面周りなどにも使えて、お手入れも簡単な『エコカラットプラス』にわかれていましたが、現在はすべて『エコカラットプラス』となっています。

快適な空間をつくるエコカラットの機能

エコカラットは『呼吸する壁材』ともいわれ、3つの快適機能をもっています。エコカラットプラスになったことで、お手入れも簡単になりました。エコカラットの魅力である、快適機能とお手入れについて見ていきましょう。

調湿機能

調湿と聞くと、珪藻土を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?エコカラットは、湿度が高い時には湿気を吸収し、空気が乾燥していると湿気を吐き出します。この調湿効果は、なんと珪藻土の6倍もあります。そんなに効果があるなら、湿気のこもる押し入れや、クローゼットの中に張ったらよさそうとおもいますよね?

しかし、エコカラットは呼吸をするので、換気ができる場所でないと、十分な機能を発揮できません。残念ながら、閉め切りがちな押し入れなどには不向きといえるでしょう。

脱臭機能

調湿機能とおなじく人気の機能が、脱臭機能です。トイレ、生ごみ、たばこ、ペットなど、生活空間には、気になる臭いがたくさんあります。これらの臭いの成分を吸着・脱臭して快適な空間にしてくれます。リビングはキッチンと同じ空間にあることが多いので、料理の臭いなど気になりますが、そんな臭いも軽減してくれます。

また、冬に履くブーツなどは、湿気も臭いもこもりがちですが、エコカラットを小さくカットしてブーツに入れておくと、ブーツにこもった湿気や臭いをとってくれます。壁に貼る以外にも、こんな使い方もためしてみてくださいね。

有害物質を吸着

シックハウスの原因となるホルムアルデヒドやトルエンは、住宅につかわれる建材などから発生します。

エコカラットは、このような空気中の有害な成分を吸着・低減してくれます。住む人の健康も守る壁材といえますね。

お手入れ簡単

珪藻土などの塗り壁の場合、水や汚れはしみ込んでしまいます。エコカラットは湿気などの小さな粒子は通しますが、水や汚れは、ほぼ通さないつくりになっています。

お手入れも簡単で、普段のお手入れは、きれいな布で水拭きするだけでOK。頑固な汚れは家庭用洗剤やメラミンフォームをつかえば落とすことができます。

エコカラットを張る場合の注意点

魅力的なエコカラットですが、実際に張る場合は、いくつか注意点があります。あとから、しまった!とならないよう、注意点の確認も必要です。

フックやビスが打ち込めない

エコカラットを張った場所に、絵やポスターを飾るために、フックやビスを取り付けたくても、簡単には取り付けできません。無理にねじ込んだり、打ち込むと割れてしまいます。

絵やポスターを飾りたい場合は、ピクチャーレールをつけるのがおすすめです。また壁一面に張る場合は、エアコンの取付位置や、壁掛けテレビの取付金具の位置など、張る前にしっかりと確認しましょう。

衝撃に弱い

エコカラットを先のとがったものでひっかくと、傷がついたり、削れたりする場合があるので気を付けましょう。

また、掃除機があたるような床近くは、幅木などをまわして、直接掃除機があたらないようにするほうがよいでしょう。

カーテンをいためてしまう

エコカラットは表面がざらざらしているので、カーテンや衣類がこすれると、生地を傷めてしまうことがあります。

窓まわりにもエコカラットを張る場合、窓枠内におさまるシェードやロールスクリーンなどがおすすめです。

かんたんには剝がせない

エコカラットは専用のボンドで貼り付けます。強力なボンドですので、壁紙のように簡単には剥がせません。

剥がすときには、壁の下地を傷めてしまうので、下地の補修や取り換えが必要になります。

エコカラットはどれくらい貼るのがいい?費用は?

カタログや雑誌をみると、すごく広い面積にエコカラットが張ってありますよね。「あんなにたくさん張らないといけないの?」「なんだかすごく高そう」と思ったことはありませんか?エコカラットを張る面積や、かかる費用の目安をみてみましょう。

エコカラットの機能を発揮するのに必要な面積

空間全体の調湿効果を発揮するためには、張りたい空間の床面積の1/4以上を、壁に張ります。

例えば、12畳(約20㎡)のリビングなら4~6㎡。通常のトイレ空間(1畳)であれば1㎡が目安となります。

1㎡あたりの費用の目安

エコカラットの1㎡あたり価格は、¥5,800~¥12,900とデザインによって異なります。これに加えて専用のボンドや、施工費が必要となります。施工費は業者によりちがうので、施工を頼む際には2~3社見積りをとってみるといいですね。

ただし、安いだけではなく、きれいな仕上げをしてくれそうかどうかも、業者選びの大切なポイントです。

DIYで自分で張る場合の注意点

エコカラットを、少しでも安く張りたい場合はDIYも可能です。広い面積を張る場合は、面積が広い分ミスをすると目立ってしまうので、業者に頼むほうが安心です。

DIYで張る場合、まずは張りたい部分の壁紙をはがします。そして一番大事なのが、張る場所の水平・垂直を正しくとることです。ここが少しでも傾いていると、仕上がったときに全体が傾いてしまいます。

周りの壁紙にボンドがつかないよう、マスキングをしたら、あとは専用ボンドのエコぬーるを均一に塗り、エコカラットをしっかり押さえ、水平・垂直を確かめながら、張っていくだけです。

ボンドを塗るときには、均一に塗りやすい『くし目ヘラ』がおすすめです。通常のタイルとはちがい、目地をつめたりしなくていいので、張っていくのは簡単です。それでも自信がない場合は、人目につきにくいトイレに、1㎡張ってみることから挑戦してもいいですね。またデザインはシンプルなもののほうが張りやすいです。

【番外編】個性がひかるオンデマンドエコカラット

オンデマンドエコカラットをご存じでしょうか?オンデマンドエコカラットは、エコカラットの機能はそのままに、お気に入りの写真や、自分で書いたイラスト、数千万点の無料のイメージからお好きなものを選んで、エコカラットに印刷することができるというものです。大きさも選ぶことができます。エコカラットがアートになるので、絵を飾るような感覚でたのしめ、お部屋をぐっと個性的に演出してくれます。かわいいペットの写真や、赤ちゃんが生まれた時の記念の写真を、オンデマンドエコカラットにして飾っても素敵ですね。

また、施工はDIYで簡単施工、マグネット式なので張りなおすことも可能です。オンデマンドエコカラットは、インターネットでのオーダーになります。気になるかたは『オンデマンドエコカラット』で検索してみてくださいね。

まとめ

エコカラットは、調湿・脱臭・有害物質の軽減という機能にくわえ、お手入れも簡単な壁材です。また年々進化する印刷技術で、リアルな素材感、オリジナルなデザインを可能にしています。リビングなどに取り入れて、おしゃれで居心地のいい空間をつくってみませんか?

おすすめの商品

カヴァースでは、エコカラットを張ったおしゃれなリビングにあうアイテムを、たくさん取りそろえています。あわせやすいエコカラットのおすすめデザインも、一緒にご紹介していきますね。

自然の美しいデザイン国産完成品天然木和モダンデザインガラス突板テレビボード

エコカラットとテレビボードの組み合わせは王道ですね。天然木のしっかりとした木目、あえて引き出しのラインを揃えないデザイン性で、存在感のあるテレビボードです。安心の日本製で、造りには細かい配慮がほどこされています。完成品で届くというのもうれしいですね。エコカラットは、強調しすぎない『ネオトラバーチン』や、和モダンな『竹ひご』がおすすめです。

時の流れを感じてくつろぐビンテージコーナーカウチソファ

エコカラットは、ビンテージ感のあるインダストリアルなインテリアも得意です。本革かと見間違えるような、リアルなビンテージ加工をほどこした素材のカウチソファは、ピッタリなアイテムです。また座面を自由に動かすことができるので、オットマンスタイルなどアレンジができるのも魅力です。エコカラットはレンガのような『ラフクォーツ』や『グラナスハルト』がおすすめです。

おしゃれな高品質2柄から選べるグラフィック風デザインラグ

リビングで壁の次に面積が広いのが床です。グラフィック風デザインラグで、床にも個性を演出しましょう。輝く海と、雲が漂う夜空をイメージした、ダイナミックなデザイン。織り込む素材に変化をつけることによる立体的な素材感。ナイロン素材は劣化しにくく、丈夫で長持ちなうえ、汚れにも強く、速乾性も優れているので夏場もべたつきません。スクエアタイプ・サークルタイプ合わせて8サイズをご用意しています。エコカラットは大割な『ストーングレース』やランダムな『レイヤーミックス』がおすすめです。

収納スペースをオシャレな空間に ディスプレイシェルフ ワイド

エコカラットを張った壁の前に置くのであれば、抜け感のあるディスプレイシェルフがおすすめです。エコカラットを隠すこともなく、グリーンやお気に入りの雑貨、照明などを飾ることでおしゃれ度がアップします。ストレートタイプとステップタイプがあり、サイズも豊富にそろえています。エコカラットは、グリーンとあわせるとかわいらしい『カッセ』や、立体的なデザインが照明と相性のいい『グラナス ラシャ』がおすすめです。

選べる20カラー×54サイズ防・1級遮光カーテン

部屋の中で壁、床につづいて広い面積をしめているのが窓です。お部屋全体のイメージに影響の大きいカーテンも、20カラー・54サイズあるので、お好みのカラー・サイズがきっとみつかります。ウォッシャブルなので、お家の洗濯機で簡単に洗うこともできます。エコカラットはカーテンと同色系またはトーンをそろえるとすっきりとした印象になりますよ。エコカラットは、明るめであればパステルカラーの『フェミーナ』、フィンランドのテキスタイルブランドのヨハンナ・グリクセンがデザインする『ドリス』が遊び心があっておもしろいですね。


【参考URL】

LIXIL: 2021エコカラットプラスカタログ
https://webcatalog.lixil.co.jp/iportal/CatalogDetail.do?method=initial_screen&catalogID=13653350000&volumeID=LXL13001&designID=newinter 

ONDEMAND ECOCARAT
https://ondemand-ecocarat.soui-lab.com/

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