レム睡眠（れむすいみん） - 用語辞典（布団）

レム睡眠とはRapid Eye Movementsの略でＲＥＭといいます。睡眠中に身体は休息中ですが、脳は覚醒に近い状態で活動している睡眠です。

この時は眼球がクルクルと回転して動いているのです。すなわちRapidにEyeがMoveしていることからＲＥＭレム睡眠と命名されています。レム睡眠時は夢を見て眼球がまるで何かを追いかけているような動きをして、自律神経が不安定な状態になっています。これに対する反対用語がノンレム睡眠という熟睡の眠りの状態です。最初の就寝時からは、睡眠はどんどんと深くなっていき、やがてノンレム睡眠の状態になっていきます。しかし1時間ほどたつと、また浅い睡眠状態であるレム睡眠に、最初から１時間半ほどたつと入り、10分間ほどレム睡眠状態を持続します。このレム睡眠は90分間周期でくりかえし現れます。明け方近くでは20分と少し長くなり、トータルでは睡眠時間の20％にもなります。