丸テーブルの使い勝手は?メリットデメリットと後悔しない選び方

  • URLをコピーしました!

カヴァースメディア部

ダイニングテーブルの形状には、主に長方形・正方形・丸の3種類があります。その中でも丸テーブルはなじみが薄く、「見た目はおしゃれだけれど使い勝手はどうなの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、丸テーブルのメリット・デメリットや選び方のポイントをご紹介します。一読すれば、後悔しない丸テーブル選びが可能になるはずです。おすすめの商品も登場しますので、ぜひぴったりの一点を見つけてください。

目次

丸テーブルのメリット

まず、ダイニングに丸テーブルを置く際のメリットについてご紹介します。

コミュニケーションが取りやすい

丸テーブルは座った際に、互いの視線を交わしやすく、コミュニケーションが取りやすいという点が大きな魅力です。

どこに座っても中心までの距離が同じため、中心に置いた鍋や大皿ものが取りやすく、わいわい食事や会話を楽しむことができます

丸テーブルであれば少し移動して座ることもできるため、ダイニングに隣接したキッチンやリビングがある場合には各エリアにいる人と目線が繋がりやすくもなります。

動線を確保しやすい

丸テーブルは角がないため、四角いテーブルのように回り込む必要がありません。

曲線形状のためテーブル周りの回遊がしやすく、左右のスペースに余裕があるため座りやすく立ちやすいのも特徴です

角がない分、空間における専有面積や圧迫感が少なくなり、部屋が少し広く見える効果も期待できます。

座る場所の自由度が高い

座る場所に自由度が高いのも丸テーブルのメリットです。子供の宿題を見るためにすぐ隣に座ったり、食事の時は向かい合わせに座ったり、状況に応じて適した距離感を選んで座ることができます

また、人数の変化に対応しやすいため、スツールなどを用意しておけば、来客などの際にも柔軟に対応することができます。

やわらかい印象を与える

一般的に部屋や家具は直線的なラインが多いですが、存在感の大きなダイニングテーブルを丸形にすることにより、空間全体がやわらかい印象になります。

また、四角いダイニングテーブルと比べて明確にゾーン分けをしないため、リビングとダイニングをきっちり分けず緩やかに繋がった空間にしたい方にもおすすめです

角がなく安心して使える

丸テーブルには尖った角がなく、ぶつけた時にも怪我をしにくく、安心して使うことができます。

ダイニングテーブルの高さは70cm前後のものが多く、丁度幼稚園児の頭の位置と同じくらいの高さのため、特に走り回る年頃のお子様がいる家庭では尖った部分を減らしておきたいものです。

角にケガ防止のクッションを取り付ける方法もありますが、見た目のおしゃれが損なわれます。おしゃれさにこだわるなら、最初から角のない丸テーブルを選ぶのがおすすめです。

丸テーブルのデメリット

次に、丸テーブルのデメリットについてもご紹介します。

1人分の食事スペースが狭く感じやすい

丸テーブルでは1人分のスペースが扇形になり、スペース内に複数の食器を置くには狭く感じる場合があります。ランチョンマットを敷くと重なってしまうこともあり、小鉢など食器を多く使う食事スタイルには適していません。

丸テーブルの魅力を活かし、中央部の共有エリアに大皿や鍋を置き、みんなでシェアしながら取り分けるスタイルを楽しむことで、デメリットを解決することができます。

壁につけて設置できない

丸テーブルは直線がないため壁につけて設置しにくく、基本的に空間の真ん中に置く必要があります

壁に寄せるとデッドスペースが多くなったり、収まりが悪くなったりしてしまうため、壁付けして使うことを想定している場合は、四角いテーブルを選ぶと良いでしょう。

場所を取ることがある

丸テーブルはチェアが四方に出ていくため、そのスペースを考慮すると四角いテーブル以上に広いスペースが必要になることがあります。

そのため、細長い間取りの部屋には向いていません

後悔しない!丸テーブルの選び方

ここからは、丸テーブルの選び方をご紹介します。サイズや設置スペース、脚のデザインに注目すると、後悔しないアイテム選びに役立ちます。

使用人数に応じたサイズで選ぶ

生活スタイルにもよりますが、目安として2人暮らしなら直径約80~90cm、3~4人暮らしなら直径約100~120cmがよく使われます。

5人以上で使う場合には、もう少し大きい物を選ぶか、エクステンション付きの商品を選ぶと良いでしょう。

設置スペースを考慮する

丸テーブルのサイズを決める際には、使用人数だけでなく、部屋に十分な設置スペースがあるかを考慮する必要があります。設置スペースには「テーブルサイズ+チェアを後ろに引くスペース」があるか確認しましょう

チェアを引くスペースは最低60cmあった方が良いため、直径120cmの丸テーブルに十字方向に4脚置く場合には120cm+60cm+60cm=240cm角のスペースが必要です。

アーム付きのチェアを使う場合や、チェアの後ろの通路を広く確保したい場合には、チェアを引くスペースを80~90cm程度みると良いでしょう。

※チェアの配置を45度回転し、X字の方向に配置すると、上記の計算より省スペースになります。ただし「座る場所の自由度が高い」という丸テーブルならではのメリットが活かされないため、基本的には余裕をもったスペースで設置することをおすすめします。

脚のデザインに注意する

丸テーブルを選ぶ際には、脚のデザインも重要なポイントです。複数の脚が周囲についているタイプは安定性がありデザインも豊富にあります。

しかし、脚の本数以上の人数が座る際には椅子がテーブル下に差し込めなかったり、座る際に脚をまたぐ人が出て着たり、邪魔になることがあります。

1本脚のタイプや、複数の脚でも内側にあるタイプは脚が邪魔にならず、使用人数が変化してもより柔軟に対応することができるため、5人以上での利用や来客が多い家庭にもおすすめです。

一方で脚が内側にあるタイプは安定性が欠けるものもあるため、脚がどっしりしたものや天板が丈夫で傾きづらい物を選ぶと安心です。

おすすめの丸テーブル10選

それでは、カヴァースおすすめの丸テーブルをご紹介します。幅広いサイズやデザインのものを集めました。

天然木の素材感たっぷりでナチュラルな ラウンドテーブル

1人の食事や、2~3人でお茶を飲むコーヒーテーブルとして丁度良い直径75cmの丸テーブルです。ナチュラルな色合いの木目が優しい印象を与え、人気の北欧スタイルをはじめ、様々なインテリアスタイルに馴染みます。脚は下に向けて広がる設計となっており、脚を組んでも寛げる十分なスペースがあるのも嬉しいポイントです。コンパクトなサイズなので、ダイニングテーブルとしてだけでなくサイドテーブルやディスプレイ台としてもお使いいただけます。

ゆったり空間 ナチュラルモダンデザインダイニング 5点セット (円形タイプ)

コンパクトな丸テーブルにチェア4脚が付いたナチュラルモダンデザインのダイニングセットです。丸テーブルは直径90cmで1~2人暮らしで使いやすいサイズ感ですが、2~4人でお茶するコーヒーテーブルとしてもお使いいただけます。天板・椅子の木部には水や汚れに強い機能性を持ったPVC化粧板を使用しているため、食べ物や飲み物をこぼしてしまってもさっと拭くだけで綺麗になります。チェアも座りやすさを考慮した設計となっており、シンプルでありながら快適な座り心地になっています。

デザイナーズ北欧ラウンドテーブルダイニング 5点セット

直径120cmの丸テーブルとチェア4脚がついたダイニング5点セットです。木のぬくもりとシンプルで洗練されたデザインが魅力的で、部屋に優しくあたたかな印象を与えてくれます。テーブルの脚部分は二つの直線が交わったスタイリッシュなデザインとなっており、見る角度により表情の変化を楽しめます。座り心地も考慮して座面幅約49cmと大きめに設計されたチェアは、背もたれに美しい丸みがあり、丸テーブルにフィットします。チェアはスタッキングが可能なため、使わない時には重ねて省スペースにしまっておくことも可能です。

らせんが織りなす美しさ イサム・ノグチ サイクロンテーブル 直径80cmタイプ

彫刻家イサム・ノグチがデザインしたサイクロンテーブルです。丸い天板に螺旋状に絡み合うワイヤーでできた1本脚が特徴的で、そのオブジェのような美しさから家庭以外にカフェや商業施設でもお使いいただける商品となっています。天板は耐水・耐熱性が高いメラミン仕上げとなっており、スチールフレームにはクロムメッキを施しているため、耐久性が高く長くご利用いただけます。チェアは別売りとなりますが、モダンテイストならイームズシェルチェアやパントンチェアなどは丸みがあり、丸テーブルとマッチします。

モダンで小洒落た印象になる 海外インテリアダイニング テーブル

一人暮らしのワンルームにも置きやすい、コンパクトな丸テーブルです。直径70cmで、1~2人用として使いやすいサイズ。大理石風の天板とブラックスチールの対比が美しく、スタイリッシュな印象を与えます。憧れの海外インテリアのような、素敵な空間が叶いますよ。天板には、水や汚れに強い素材を使用しています。

お部屋のどこに置いても確かな存在感 ウッドレッグラウンドテーブル

こちらの丸テーブルは、華奢なブラックスチールがデザインのアクセント。デザイン性が高く、どこに置いても絵になります。不朽の名作イームズチェアと組み合わせて使うのもおすすめです。天板の直径は70cm。狭い空間に置いても圧迫感を感じさせません。天板のカラーは、ホワイトとブラックの2色展開です。

天然木のナチュラルな美しさが引き立つ北欧風 キッズラウンドテーブル

こちらは、天然木を使って作られた丸テーブルです。天然木ならではの温もりがあり、豊かな風合いをお楽しみいただけます。優しい雰囲気で、子ども部屋に置いても◎ですよ。直径約76cmの使いやすいサイズで、高さはソファにぴったり。リビングのソファでパソコン作業をする際にも重宝します。

かわいらしいデザインでおしゃれな ローテーブル ホワイトウォッシュ

床座で生活している方には、ローテーブルがぴったり。こちらはおしゃれなホワイトウォッシュカラーの円形ローテーブルです。空間をパッと明るくしてくれますよ。さらにこちらは折りたたみタイプなので、使わない時はスリムに収納できます。空間を最大限活用できるのが◎。来客用としても便利です。

ラウンドデザインがお部屋の雰囲気を優しくする ラウンドテーブル

昔ながらのちゃぶ台を思わせる、レトロな雰囲気の円形ローテーブルです。どこか懐かしい見た目で、お部屋に置いてあるだけでほっとしそうですね。天板のサイズは、直径90cm。ゆったりとしたサイズ感で、何人かで使っても窮屈になりません。折りたたみ可能なのもポイント。カラーは、落ち着いた木目調の3色展開です。

壁にぴったりくっついて抜群の使いやすさ サイドテーブル (ホワイトウォッシュ)

こちらは、コンパクトなサイズ感で置く場所を選ばないサイドテーブルです。幅はわずか40cmですので、どこにでも置いておけます。円形ですが、壁付けできるよう工夫された設計で、デッドスペースを作りません。ワンルームにもおすすめのサイドテーブルです。天板下の棚板も、ちょっとした収納場所として使いやすいですよ。

【まとめ】メリット・デメリットを踏まえて最適な丸テーブルを選ぼう

丸テーブルはかわいらしくおしゃれなイメージがある一方で、使い勝手が悪いのではないかという不安も耳にします。食事のスタイルによってはスペースが狭く感じるといったデメリットもありますが、コミュニケーションの取りやすさや席の自由度など、丸テーブルならではのメリットも数多くあります。新しくダイニングテーブルの購入を予定されている方は、ぜひ丸テーブルも検討されてみてはいかがでしょうか。