【30代男性meetsシーリーのベッド】ブルックリンスタイルの隠れ家ベッドルーム

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カヴァース建築部

ニューヨーク州マンハッタンからイーストリバーを挟んだ東側にあるブルックリン区。倉庫や工場、レンガづくりの古いアパートメントが建ち並ぶこの地域に、若者やアーティストが移り住むようになったのは1990年代に入ってからのこと。空いていた倉庫や作業場や古い部屋などをリノベーションして暮らすクリエイティブなスタイルが注目され、今では遠く離れた日本でもひとつのインテリアスタイルとして確立しています。

モルタルやレンガの壁、無骨でユニセックスな雰囲気。今回想定する30代男性も、そんなブルックリンスタイルに魅了されたひとりです。彼の寝室に取り入れるのは、ハイエンドなベッドとして世界的に知られるシーリーのベッド。工業地域ブルックリンらしいインダストリアルなスタイルに最高級ベッドを組み合わせる、「大人の隠れ家」のようなベッドルームをコーディネートしましょう。

「よし!これで完璧なベッドルームの完成だ!さぁ、ここで何を始めよう!ワクワクするなぁ」

この部屋に引っ越してきたばかりの30代男性。この部屋の決め手になったレンガ風の壁面パネルの前にシーリーのベッドを据えて、満足げに室内を見渡しました。天井も壁も床も剥き出しのモルタル風、一部アクセントにレンガを配した部屋。中心となる位置にシーリーのベッドがどっしりと腰を下ろしています。

モルタルやレンガがシーリーのベッドをインダストリアルな雰囲気で包む

「やっぱりドアと窓のブラックスチールが効いてるなぁ。特にシーリーのベッドとの相乗効果。ほど良い重厚感を持ちながら、深いブラウンがレンガの赤みとフレームのブラックの間をとりもっている。やっぱり一流のベッドはデザイン性の高さも世界レベルなんだな」

男性が感心しているシーリーのベッドは、コーディネートの最後に決めたもの。この部屋を大人の空間にランクアップさせるのに、大いに効果を発揮しました。素材の質感あふれる無骨なインダストリアルスタイルの主役に、シーリーのベッドが持つ上質な空気感が欠かせないと感じていたのです。

「流行のスタイルを取り入れるだけじゃおもしろくない。最後にシーリーのベッドという“本物”を加えることで空間がランクアップするんだ。これが俺らしさ、かもしれないな」

空間に散りばめたブラックとシーリーのベッドのブラウンが好相性

窓やドアに使ったブラックスチールのフレームに合わせて、ブラックの細い線で描く照明。モルタルの床に合わせたテクスチャでベッドとフロアのジャンプ率をやわらげるラグ。レンガ風のアクセントウォールには差し色のグリーンを添えて。全体的にダークトーンで揃え、寝室らしい落ち着いた雰囲気を醸成しつつ、大人の隠れ家のような印象もつくり出します。

「ただの隠れ家じゃない、シーリーのベッドがある上質な大人の隠れ家なんだ。質の良い作業ができそうだぞ。読書に音楽・映画鑑賞、旅先で撮った写真を編集したり、DIYだって」

シーリーのベッドがあるだけで、寝室がただ眠るだけの部屋から、それ以上の空間へとランクアップします。その佇まいが寝室の空気を上質に変えてくれるからかもしれません。ブルックリンスタイルの寝室は大人の隠れ家。多趣味な男性の趣味もさらに深く、さらに大きく広がっていきそうです。