寝室のインテリアをコーディネートするコツ！おすすめの商品も紹介

リラックス効果が期待できる色は、ブルー・グリーン・ブラウン・グレーです。癒し空間である寝室には、これらの色を取り入れることで視覚的に癒し効果をもたらしてくれます。また、寝室に限らずカラーコーディネートする際は、2〜3色程度でまとめるようにしましょう。色がたくさんあるとごちゃごちゃした印象になって落ち着かない空間になってしまうからです。

照明は使い方次第で様々な効果を発揮します。勉強や仕事など集中したい場面では、照明の色は青白い光が有効です。しかし、寝室で使用すると脳が活性化されて寝つきが悪くなってしまう場合があるのでおすすめしません。

寝室におすすめの照明の色はオレンジ色です。心と脳を休ませてくれる効果があります。寝室でテレビを見たり読書をしたりといった寝る以外の動作をする場合、照明に調光・調色機能のある照明があると場面に合った照明に切り替えることができるので便利です。

間接照明の優しい光は視覚的に癒し効果をもたらして、心も体もリラックスできます。照明は明るすぎると脳が活性化されて目が覚めてしまうので、間接照明のような淡い光が寝室にはぴったりです。

就寝時、ベッドリネンは常に体に触れた状態になっています。寝る時に心地よく感じられる肌触りの良いベッドリネンを選びましょう。

例えば、サラサラとした肌触りのコットンや、柔らかいパイル生地、滑らかな心地のフランネルなど、ベッドリネンには様々な素材があります。自分の好きな肌触りのものを選びましょう。季節によって適した素材も異なります。季節ごとに快適な素材のものに衣替えすることも、快適な眠りへとつながる工夫ですよ。

高級なホテルや海外のおしゃれな寝室には、多くのクッションが置かれていることが多いです。小さいクッションなどを多めに置くことで寝る前に背もたれにして読書を楽しんだり、寝る時の足枕に使ったりできます。面積の広いベッドリネンは落ち着いた色で抑え、クッションにはアクセントになる鮮やかな色をチョイスするのもおすすめです。

観葉植物は、視覚的な癒し効果をもたらします。また、光合成によって酸素が生み出されるので空気が綺麗になるという嬉しい効果もあります。寝室に置く場合は、日当たりが悪くても育てられるアイビーやポトスなどがおすすめです。お世話が苦手な方はフェイスグリーンやドライフラワーを寝室に飾るという方法もあります。

また、アロマのような香りは、体を癒す効果が期待できます。スティックタイプのリードディフューザーを置いたり、ピローミストをベッドリネンに一吹きしてほのかに香りが感じられるようにすると良いでしょう。寝室におすすめのリラックス効果が期待できる香りは、ラベンダーやベルガモットです。心地よい香りが快眠を誘ってくれるでしょう。

寝る前に音楽を聴いたり動画を見たりする際は、ヒーリング系がおすすめです。歌詞が入っていない優しい音色の音楽や、自然の波や風の音もリラックスできます。ヒーリング系の音楽や動画を流しながら、読書やストレッチをして贅沢なひと時を体感することでより快適な眠りにつながるでしょう。

明るい木目調の家具や雑貨を取り入れたナチュラルテイストは、優しい雰囲気があるのでリラックスした気持ちで過ごせます。木製のベッドや、リネン・コットンを使った自然素材のベッドリネンなどを選びましょう。また、ベージュやオフホワイト、緑などアースカラーでまとめるとよりナチュラル感が増しますよ。

まるで高級ホテルの一室のような、ホテルライクな部屋に憧れる方も多いのではないでしょうか。上質で非日常的な空間を意識して寝室をコーディネートしてみましょう。

ホテルライクには、ラグジュアリーな雰囲気からリゾート風のものまで様々なものがあります。どんな雰囲気のホテルライクにしたいかによって選ぶ家具や素材も異なるので、まずはテイストをしっかりと決めてからコーディネートしましょう。

黒・グレーなどのモノトーンが好きな方にはモダンテイストの寝室がおすすめです。家具は金属やガラス、レザーなどの光沢のある素材や直線的なデザインのものを選びましょう。また、モダンテイストにするなら寝室に置くインテリアや家具は最小限に抑え、余白を意識したコーディネートをしてくださいね。

北欧風は、シンプルでナチュラルなインテリアテイストです。コーディネートしやすくておしゃれなので人気が高いテイストの1つです。ベースカラーにはホワイト・アイボリー・グレーを使い、柔らかいファブリックや木製のベッドでコーディネートすると良いでしょう。北欧デザインのファブリックや、明るいイエロー・ブルー、葉の大きい観葉植物を取り入れるとより北欧風の心地よさが感じられます。

和室を寝室として使うなら、和のアイテムを使った和風テイストもおすすめです。あえてモダンなベッドを置いて和モダン風にアレンジすれば、高級旅館のような上品な雰囲気も味わえます。

寝室をレイアウトする際に注意が必要なのが、動線を意識することです。部屋の中を歩くのに通路幅は最低でも50〜60cm必要です。ベッドを置く際には、通路や動線を意識して配置を考えてくださいね。

扉や窓の前にベッドや家具があると開け閉めがしづらくなって圧迫感も感じやすくなります。また、ベッドメイキングや掃除をする時にもやりづらくなってしまいます。家具の配置を考える際には、移動や動作がしづらくないかも考慮しましょう。

寝室にも運気をアップさせる風水の考え方があります。例えば、気の流れが激しいドア付近にベッドを置くと悪い気の影響を受けやすくなります。同じように窓も気の流れが激しいため、窓から離してベッドを置きましょう。

また、隙間に強い気が流れるため、癒し空間である寝室のベッドは壁にぴったりとくっつけてリラックスできる雰囲気を作ります。梁の下は悪い気が流れるとされているため、ベッドは梁下を避けるようにしましょう。

このように、寝室では風水的にタブーなベッドの置き方がいくつかあるので、レイアウトの前にチェックしておくことをおすすめします。