洗面所に三面鏡を付けるのはあり?なし?メリットデメリットを比較

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カヴァースメディア部

洗面所は、身だしなみを整えるために鏡がついている場合がほとんどです。ただその鏡が、一面ではなく三面鏡だとどうなるのでしょうか。今回は、三面鏡を洗面所に設置した場合のメリットとデメリットを比較してみました。

洗面所用の三面鏡とは

まずは洗面所の三面鏡についてご紹介します。洗面所に設置する三面鏡は、ドレッサーの三面鏡とは少し異なるようです。

折りたたみ式とは限らない

ドレッサーの三面鏡と言えば、観音開きになっており、開くことで正面と左右に鏡が見えるタイプです。しかし洗面所用の三面鏡は3つに分かれていても、左右の鏡は閉じることなく見えたままになっています。そのため設置には、左右の鏡を置ける幅も必要です。

三面全てに収納あり

また鏡裏が収納になっているのも、洗面所の三面鏡に多い特徴です。左右の鏡は中央に向かって閉じるのではなく、むしろ収納の扉の役割を果たしています。左右の収納は正面程大きくはないものの、その分小物の管理に適しており、歯ブラシや洗顔アイテムなどを管理しやすいです。

洗面所の鏡を三面にするメリット

では洗面所に三面鏡を設置するメリットを見てみましょう。

左右の様子もチェック可能

まずは正面だけでなく、左右も確認しやすいことです。洗面所の三面鏡は収納の扉ゆえ、開け閉めによって角度を変えることができます。顔の向きを変えなくても左右のチェックが容易になるため、ヘアセットをしたい時に便利です。

家族で同時に使える

三面鏡は左右の鏡を設置するだけの広さが必要としました。言い換えれば、三面鏡のついた洗面所ならスペースもあり、複数人が並んで使うことも可能です。鏡自体も広いので、1人が洗顔で洗面台を使っていても、別の1人は鏡を見て身だしなみを整えられます。忙しい朝など、家族皆が洗面所を使う時も、順番待ちをする必要がありません。

収納の増加

三面鏡の裏面は収納がほとんどのため、より多くの荷物をしまえるのもメリットです。左右の鏡はスペースが小さい分、仕切りなどを使わなくても小物の管理が容易で、整理整頓が苦手な方にも向いています。

洗面所に多くのアイテムを保管できれば、その都度ほかの部屋まで取りに行く手間もかかりません。また鏡という扉で遮っているので、生活感も隠すことができ、来客時にも安心です。

三面鏡のデメリット

一方、三面鏡にもデメリットがあります。

収納付きなら出っ張る

三面鏡に収納があるということは、奥行きの分だけ壁から飛び出ます。大きさによっては圧迫感があり、洗面所を狭く感じてしまうのがデメリットです。また洗顔中など周囲を確認しにくい場合、飛び出ている鏡に頭をぶつけてしまうリスクもあります。複数人で使っている時も、他者にぶつからないよう、扉の開け閉めには注意しましょう。

大物の収納には向かない

出っ張るほどの奥行きとはいえ、鏡裏の収納には限度があります。そのため美容家電など、サイズによっては収納が難しいです。基本的には小物用のスペースと考えましょう。

お手入れ箇所が増える

三面鏡はサイズも大きいので、お手入れの手間も増えます。鏡の面積に加え、収納付きなら内部も定期的に掃除しなければ、埃や汚れが蓄積するでしょう。お手入れの際、収納している小物を移動させるのも手間です。

コスパもかかりやすい

賃貸などで三面鏡のある部屋を選ぶのならともかく、リフォームなどで新たに三面鏡を設置する場合、コスパがかかるのもデメリットです。一面鏡と比べるとサイズはもちろん、収納の有無でもコスパに差が出ます。無理なく支払えるかよく考えましょう。

三面鏡付きの洗面所にするか迷ったら

もし三面鏡付きの洗面所にするか迷ったら、以下の点をチェックしてみてください。

一面鏡でも収納付きはある

洗面所内、鏡裏の収納にこだわるなら、一面鏡も見てみましょう。一面鏡の中にも収納付きはあります。三面鏡に比べると幅は狭く済み、かつ荷物の保管も可能です。リフォームで三面鏡を置くスペースがない方にも向いています。賃貸物件を探す場合も、洗面所がコンパクトかつ収納付きならば、代わりにメインルームが広い、賃料を抑えやすいなどメリットも多いです。

収納は鏡裏以外も選べる

洗面所に置く荷物が多いなら、鏡裏以外に収納を確保できないか考えてみましょう。例えば狭い洗面所でも、壁面収納やタワー型のスリムタイプなどを使えば、デッドスペースを活用できます。またワゴンタイプなどキャスター付きの収納なら、いざとなればほかの部屋に移動可能です。たくさんの荷物を乗せていても、キャスターのおかげで苦労せず運べますし、すぐ戻せます。

ドレッサーを取り入れるのも手

極端な話、三面鏡そのものにこだわるなら、ドレッサーの利用もありです。ドレッサーがあれば、洗面所は水回りの用事を済ませたい人優先にでき、忙しい時でも効率よく身支度ができます。収納はドレッサーにも備わっていることが多いので、洗顔用品のみを洗面所に置き、スキンケアやメイク用品はドレッサーに分けましょう。洗面所の収納が限定されていても、対処しやすいです。

まとめ

三面鏡のある洗面所は、身だしなみを確認しやすい、収納量が多いなどのメリットがあります。しかし三面鏡の圧迫感やお手入れなどデメリットも多いです。また収納付きの一面鏡など、代わりになるアイテムもあるので、どれがより適しているかを考えましょう。忙しい朝もスムーズに準備できる空間を作ってくださいね。

おすすめの商品

ここからはカヴァースでおすすめしている、洗面所向けの収納やドレッサーをご紹介します。三面鏡が難しい方はもちろん、使っている方も、洗面所をスッキリさせてくれるアイテムが揃っているのでぜひチェックしてみてください。

キッチンや洗面所収納に便利で使いやすい ストッカー (ホワイトウォッシュ)

キャスター付きのラックです。洗面所ほか、キッチンなど水回りにおすすめの、通気性が良い構造となっています。収納は引き出しが5つと、天板の上にも置くことが可能です。小さいカゴを乗せたり、あるいは今使う洗顔用品などの一時的な置き場にもできます。ちなみに引き出しは最上段のみ小さいので、小物の保管におすすめです。

デッドスペースを有効活用できる フレンチスリムチェスト ホワイト 幅20cm

横幅20cmの、スリムなフレンチチェストです。奥行きも40cmほどなので、限られたスペースでも場所を取りません。引き出しは全部で4段あり、最上段は小さく、最下段は大きく区別されています。小物は最上段、掃除用のブラシやボトルタイプの洗剤などは最下段と、収納の整頓もしやすいです。動かすことは難しいものの、脚付きで床からの高さがあり、掃除も簡単にできます。

スリムなデザインで隙間収納に最適 トローリーワゴン (オリーブグリーン)

スッキリデザインのトローリーワゴンです。チェストタイプに比べると各段の間に余白があり、中段は位置の調整もできるため荷物のサイズを問わず使えます。カゴ1つあたりの耐荷重は10㎏もあり、重い荷物も安心です。また各段の底面はメッシュになっており、通気性がよく、湿気や埃を防げます。こちらはオリーブグリーンですが、ホワイトやブラウン、グレーなどほかのカラーもあり、洗面所の雰囲気に合わせやすいです。

味のある雰囲気 フレンチカントリー家具 三面鏡ドレッサー&スツール

三面鏡のドレッサーに、スツールがセットになった商品です。ドレッサーはPVC素材のため、化粧品などで汚れても簡単にお手入れできます。洗面所用の三面鏡同様、鏡内部に収納があるほか、ドレッサーの天板下に引き出し付きです。さらにスツールにも収納がついています。三面鏡内部の棚板は可動式で、荷物に合わせて調整でき、無駄がありません。ドレッサーにはコンセントもあるので、部屋の電源と繋いでおけば美容家電も使いやすいです。

シャビーシックでアンティーク風な ドレッサーセット

クラシカルな彫刻とアンティーク調の塗装が施された、エレガントなドレッサーです。脚部は猫脚で、姫系やお嬢様風の可愛い家具が好きな方に向いています。収納は天板下に引き出しが4か所付いています。三面鏡の裏に収納はないものの、その分鏡に圧迫感はなく、壁に寄せて使えます。引き出しはそれぞれ大きさも異なり、収納したいもののサイズに合わせて整頓もしやすいです。