【レザーソファ選びのポイント】本革・合皮の特徴を知っておこう!

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カヴァース編集部

レザーはソファだけでなく、バッグや靴、財布などにも使われているとても身近な素材です。ですが、本革・合皮という言葉は知っていてもそれ以上はちょっと……という方は多いでしょう。ここでは基本知識となるレザーについてのメリット・デメリットを詳しくご説明していきます。最後にカヴァースおすすめのソファも紹介していますので、お見逃しなく!

レザーソファ(本革)のメリット

レザーと言うと一般には本革を指します。本革とは牛や羊、馬や豚など動物の皮をなめしたもので【天然皮革(てんねんひかく)】というのが正式な呼び方です。まずは、本革を使用したレザーソファのメリットから見ていきましょう。

使い続けるほどに味が出る

加工をほどこしていない本革には、自然のままの質感を楽しめる醍醐味があります。本来ですと敬遠されがちな傷やシワ、色の濃淡が本革では逆に味わいとなります。時間を重ね使い続けるほどに革は柔らかく肌になじんでいきます。エイジング、つまり【経年変化】によって素材の良さが引き出されるのが、本革の特徴です。

耐久性・吸湿性・通気性に優れている

自然素材である本革は吸湿性と通気性に優れているため蒸れにくいというメリットがあります。耐久性もあり、適切なメンテナンスを行えば10年以上もつと言われています。ファブリックと比べてダニやほこりが付きにくい点も特徴です。

レザーソファ(本革)のデメリット

メンテナンスに手間がかかる

本革は天然素材であるため定期的なメンテナンスが必要になってきます。革専用のクリーナーや保護クリームを使わなければならず、水拭きは厳禁です。お手入れの際は独自で判断せずにレザーケアキットなどを利用しましょう。

耐水性が低く日光に弱い

革は本来が水や汗に弱い性質であるため、あつかいにはとても注意を要します。ソファでくつろぐ際に何かを飲んだり食べたりは避けた方がよいでしょう。温度変化や日差しにも弱いため、置き場所が限られてしまうというデメリットもあります。

特有の匂いがある

本革には少し癖のある特徴的な匂いがあります。これは動物の皮の匂いではなく、革にする工程で用いられる【なめし剤】によるものです。ただし、この匂いを好む人もいるため、いちがいにデメリットとも言い切れない部分でしょう。

価格が高い

生きた動物の皮をなめして革にしているため、どうしても値が張ります。動物の種類や動物の育成度によっても皮の価値は変化しますし、革として使用する分量や厚みにも左右されます。

レザーソファ(合皮)のメリット

合皮は一般にフェイクレザーと呼ばれています。基布に合成樹脂を塗り、型押しなどをほどこすことで見た目や質感を本革に似せて作ったものを指します。【合成皮革(ごうせいひかく)】というのが正式な呼び方です。合成皮革にはポリ塩化ビニールやポリウレタンが使われ、商品説明には【PUレザー(ポリウレタン樹脂レザー)】【PVCレザー(ポリ塩化ビニールレザー)】と表記されます。そんな合皮を使用したレザーソファのメリットも見ておきましょう。

メンテナンスが簡単

汚れに強く撥水性があるため水拭きができるというのが本革との大きな違いになります。小さなお子様やペットのいるご家庭にとってはとても使い勝手のよい素材と言えます。温度や湿度にも左右されないので、置き場所にも悩まずにすみます。

カラーが豊富

加工性が高いので天然の革にはない色に仕上げることが可能です。本革の重厚感や高級感よりも、オリジナリティやアートっぽさを求めたい方には、選択肢の幅が広がる合皮ソファがおすすめです。

価格が安い

動物の皮と違って原料そのものが安価であるため、商品としての価格も本革に比べると格段に安くなります。本物志向まではいかなくとも革の質感を楽しみたいという方には、非常に魅力的なメリットです。

レザーソファ(合皮)のデメリット

肌ざわり・伸縮性がイマイチ

本革の質感を外観的には作り出せても、肌なじみや風合いまでは再現できないので、肌にふれたときの感触は本革より劣ってしまいます。また伸縮性も低いため、使い続けるほどに柔らかくなるといった本革のような味わいも体感できません。

耐久性・通気性・柔軟性が低い

本革はメンテナンス次第で10年ほどもちますが、合皮は表面剥離などの経年劣化によって3年ほどが寿命と言われています。また、通気性が低いため夏場に蒸れるといった弊害もあります。

レザーソファは本革と合皮どっちがおすすめ?

本革にも合皮にも一長一短があるため、最終的にはご自分のこだわりを反映させた選択となりますが、ソファは日常的に使うものであること、ライフスタイルや嗜好は時とともに変化することなどをふまえると、手入れ・買い替えのしやすさ、品揃えの豊富さの点で合皮ソファをお求めになる方が満足を得られるでしょう。

おすすめレザーソファ5選

ここからはカヴァースおすすめ合皮レザーソファをご紹介していきます。

幸せ広がる座り心地 フランス産フェザー入りモダンデザインソファ幅130㎝タイプ

白いソファが部屋にあるだけで洗練された優雅な日々を送っている気分になりますよね。こだわりは、シルキーレザーとPVCレザーを使い分けた張地です。加えてポケットコイルの座面、上質なフランス産フェザー100%使用の背もたれが、極上の座り心地を提供してくれます。背面も手抜きのない仕上がりですのでダイニングの間仕切りとしてもおすすめです。より多くの方にご利用いただけるよう、サイズは15㎝刻みの5サイズ展開となっております。

ットマン付きでくつろぎスタイル色々 フロアタイプコーナーカウチソファ

外観からしてふかふかの座り心地が伝わってくるこちらのソファは2人掛け、1人掛け、オットマンがセットになった大変使い勝手の良い商品です。チップウレタンを用いた軽量設計ですので、お掃除も模様替えも楽々こなせます。お手入れしやすい合皮レザー、14段階のリクライニング機能、そして安心の日本製とくれば捨て要素なしの逸品です。カラーはブラック、アイボリー、ブラウンからお選びください。

ヴィンテージ加工の合皮レザーで、風格あるデザイン木肘コーナーカウチソファ

こちらはソファ全体がかもす男前な雰囲気に、座面と背もたれのボタンがレトロなアクセントを添えています。見た瞬間ひと目惚れしてしまうような魅力あふれるソファです。背もたれや座面にポイントを置いたぶん、ひじ掛けと脚は非常にシンプルな造りになっています。その絶妙なバランスのおかげで見た目の圧迫感はありません。「レザーはこうでなくては!」と思わせるブラウンカラーもソファの持ち味になっています。

上品でクラシカルな装い 合皮素材のローソファ2.5人掛けタイプ

使う人を選ばないムダを削ぎ落したフォルムのソファは、フロアタイプでさらにお部屋を広く見せてくれる効果があります。加えてアームの幅が2種類(8㎝、16㎝)、背もたれの高さも2種類(54㎝、67㎝)から選べますので、狭いお部屋でソファをあきらめるしかなかった方にとって【念願の1脚】となることでしょう。合皮レザーですがほどよい光沢があり、座面にSバネとウレタンを併用したことで長時間でも快適に過ごしていただけます。

木の温もりとレザーが生み出す魅力 北欧デザイン木肘レザーソファ2人掛け

正面ではなく側面からの眺めにこだわりをもたせた北欧デザインのソファです。ソファに家具としての機能性だけでなく、豊かな日常を送るためのパートナーとしての共存性をお望みの方には、ぜひともおすすめしたい逸品です。上品な色艶を見せる張地は汚れに強い合皮レザー。お子様のいるご家庭でも気兼ねなく【大人な暮らし】を堪能できます。カラーはダークブラウン、キャメルブラウンの2色からお選びください。

まとめ

最後に、これまでご紹介してきた記事の内容をまとめましたので、おさらいしておきましょう。

①レザーソファ(本革)のメリット
・使い続けるほどに味が出る
・耐久性・吸湿性・通気性に優れている

②レザーソファ(本革)のデメリット
・メンテナンスに手間がかかる
・耐水性が低く日光に弱い
・特有の匂いがある
・価格が高い

③レザーソファ(合皮)のメリット
・メンテナンスが簡単
・カラーが豊富
・価格が安い

④レザーソファ(合皮)のデメリット
・肌ざわり・柔軟性がイマイチ
・耐久性・通気性が低い

合皮が生まれたのは19世紀中頃だと言われています。長年の技術改良を経た昨今の合皮は、一見しただけでは本革と区別がつかないまでに品質を上げています。カヴァースでは良質な合皮ソファを数多く取りそろえておりますので、お求めの際はぜひご利用ください。

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