【フランスベッドのベッドで作る】親子が仲良く眠れるナチュラルインテリア
フランスベッドの今回のベッドは、木目のダークカラーに直線的なフォルムが特徴的。スタンダードなデザインで、性別や年代を問わずあらゆる人に受け入れられやすい逸品です。そんなフランスベッドを使うのは、30代の母と小さな娘。父親が単身赴任中のため、親子一緒に寝られるベッドを希望していました。親子は今回、 ダークカラーが特徴のフランスベッドのベッドを主役にしつつ、ナチュラルにまとめようとしているようです。
母親はまずダークカラーのフランスベッドのベッドを中央に置き、淡いシーツを付けて爽やかにスタイリング。厚みのあるグレーの寝具は、ふかふかと寝心地がよさそうです。ベッドは脚付きタイプなので、床の奥まで視線が広がり寝室を開放的に見せてくれます。
「ママ、この床なんだかおもしろい!柄みたいね」
「ヘリンボーン柄っていうのよ。お部屋のアクセントになっておしゃれでしょう。奥の壁も淡いグリーンにして爽やかにしましょう!」
母親は奥の壁を淡いグリーンに、さらに右の壁にグレーのクロスを貼り、奥の壁と雰囲気をチェンジ。寝室の右側は天井が高いので、グレーのクロスにベージュのパネルを貼ることでアクセントにしました。グレーのクロスだけではインテリアが単調になりがちですが、ベージュのパネルを加えると、このように空間に変化とインパクトを与えてくれます。
「うーん、このままでは全体的に淡くて、ダークなベッドだけ浮いてしまいそうね…。そうだわ、引きしめカラーをポイント使いしてみましょう」
そこでまず、フランスベッドのベッドのダークカラーに合わせ、サイドテーブルもブラックに。ヘッドボードの上のアートも、ブラックのフレームにして複数並べました。正面の壁の両サイドにあるブラケットライトに、ブラック&ホワイトのライン状のものをチョイス。
このようにフランスベッドのベッドに合わせてダークカラーの小物も取り入れることで、ナチュラルインテリアにフランスベッドのダークなベッドを調和させることができました。インテリア全体にメリハリも加わっています。
フランスベッドのベッドと同じく、サイドテーブルやパーソナルチェアも脚付きタイプをセレクト。左のサイドテーブルにスタンドライトを、右のサイドテーブルの上には、小さな植物や洋書をセレクト。ナチュラルな中に程よく上質さも加えました。
「ママ、このイスやラグは丸いんだね。ベッドは四角いのに。どうして?」
「そうなの。全部を四角いものにすると格好いいんだけれど、大人っぽくなりすぎてしまうの。今回はあなたみたいな小さな子にも合うように、丸いアイテムも加えてみたのよ」
娘はレースのカーテンを大きく開けて、ベッドに座りました。ここから見える外の景色がお気に入りなのです。今度の週末には父親が帰宅する予定。そのときに、ベッドが格好いいことや、壁や床がおしゃれなこと、外の景色が最高なこと、全部私がパパに教えてあげると、大いに張り切っています。