【秋田木工ダイニングセット】10代の息子も大満足の自然素材でまとめたダイニング作り

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カヴァース建築部

ご紹介する秋田木工のダイニングセットは、脚に装飾を施したクラシカルなデザイン。イギリスの伝統的なスタイルを、秋田木工の職人が1つ1つ手作業で作り上げています。天然のナラ材の風合いをそのまま楽しめるダイニングセットは、特有の木目も美しい逸品です。そんな秋田木工のダイニングセットを新しく購入したのは、10代の息子がいる家族。それぞれ生活スタイルが異なりつつある中で、家族みんなで寛ぐ時間を確保したいと考えています。

今回スタイリングするダイニングは、床をモルタル、壁を左官調、天井をヘリンボーンの無垢材と、自然素材でまとめています。天然のナラ材を使った秋田木工のダイニングセットにぴったりで、息子のウケも上々です。

「モルタルの床って木製の家具と合っておしゃれじゃん!俺この組み合わせ好きだな」
「本当ね、もっと冷たい雰囲気になるかと思っていたけれど、壁や天井も自然素材がうまく合わさって素敵ね」

秋田木工のダイニングセットにモルタル床、左官調の壁、ヘリンボーンの天井を組み合わせた

秋田木工のダイニングセットは、長方形のテーブルに対し曲木加工した背もたれのチェアを組み合わせており、2つのコントラストも抜群。吹き抜けの一部に天井を。ヘリンボーンの天井から3連の照明を配置しました。クリアな質感がかわいらしく、秋田木工のダイニングセットの温もり感をさらに引き立てています。

「テーブルの上の植物、お母さんが見せてくれたときは色味がなくて地味だなと感じたけれど、実際に飾ってみたらこのダイニングにぴったりだね!」
「そうでしょう。赤やピンクのお花もかわいらしいけれど、ここであんまり鮮やかなカラーを持ってくると、空間にそぐわないと思ったの。ここはくすみカラーのお花にして正解ね」

秋田木工のダイニングセットにクリアな3連照明、くすみカラーの花をコーディネート

奥にあるカウンターも、秋田木工のダイニングセットに合わせて木製の面材をチョイス。壁の一部をグレーの石目タイルにしました。すべてを木製にするとナチュラルすぎてしまうおそれがありますが、このように一部に石目のタイルを取り入れることで、程よいアクセントになっています。カウンターに本やアートを配置。カウンター部分の小物は色味の少ないものにすることで、雰囲気を壊さず空間に溶け込ませられました。

秋田木工のダイニングセットと窓の間は、スペースに余裕があります。そこで円形ラグを敷き、メッシュ素材のチェアを置きました。ここは窓の外へと景色がつながるため、ダイニングにちょっとしたアウトドア要素を加えています。窓は天井から床まであり、非常に開放的です。レースのカーテン越しに外からの光が降り注ぎ、心地よい空間になっています。コーナーには大きな観葉植物を配置。今回ダイニング全体に自然素材をふんだんに取り入れているので、このように葉が大ぶりな植物がぴったりです。色味を抑えた空間に、グリーンがよく映えています。

窓辺にメッシュチェアを置いてリラックススペースに。秋田木工のダイニングセットと緩くゾーニングした

「このメッシュチェア、俺の特等席ね!専用の照明もあるし、ここだけまた違った空間みたいだ」
「ふふふ、今までなら自分の部屋にこもっていたのに、調子がいいわね。そうでしょう、こうやってラグも敷くと、ダイニング部分と空間を仕切る効果もあるのよ」

母の言う通り、メッシュチェアの下に円形ラグを、右のタイル壁に細身の照明を取り付けることで、秋田木工のダイニングセットと窓の間を緩くゾーニングできます。ダイニングの中に息子も大満足のリラックススペースを確保できました。

ダイニングの隣はリビングです。ダイニングのモルタル床に対し、リビングは木目のフローリングにしてメリハリを付けています。壁にグレーのソファを配置。モノクロのアートをたくさん飾りました。リビングにも葉の大きい植物を置き、心休まる空間に仕上げています。

隣り合うリビングのフローリングと秋田木工のダイニングセットは相性抜群!

今回は秋田木工のダイニングセットを中心に、自然を感じる空間にコーディネートしました。窓辺にあるリラックススペースのおかげで、それまで自室にこもりがちだった息子と顔を合わせる時間も増えそうです。もうすぐ夫も帰宅する時間。秋田木工のダイニングセットで生まれ変わったスペースに、驚いてくれるでしょうか。

「窓辺のチェアを特等席にするのもいいけれど、たまにはお父さんにも譲ってあげてね」
「えー、お父さんがメッシュチェアに座ると、そのままそこで寝ちゃいそうだよ」

母は秋田木工の曲木チェアに座りながら、そんな父子のやり取りをほほえましく見守るのでしょう。