【マルイチセーリングの赤いソファで作るモダンなリビング】20代女性がこだわった近未来スタイル
赤いソファはそれだけで個性があり、北欧スタイルやミッドセンチュリースタイル、アメカジスタイルなどに多く取り入れられます。今回もマルイチセーリングの赤いフロアソファを中心に、リビングをコーディネートしてみましょう。イメージするのは、デザイン系のオフィスに勤める30代女性の部屋。思い切って購入したマンションを、お気に入りのモダンなスタイルに変えたいと考えています。
主役はマルイチセーリングが手掛けたこちらの赤いソファ。これ1台だけで圧倒的な存在感を放っています。座面が床面とほぼ同じ高さのフロアタイプで、昔ながらの日本のように床に直接座る感覚です。淡い柄物ラグも敷いて、床での寛ぎを意識しています。
そんな赤いソファのあるリビングは、モノトーンでモダンなスタイルです。メインの床は淡い大理石調に。ソファのある中央部分は小上がりになっており、グレージュのタイルを張っています。壁はグレーのタイルをチョイス。小上がりの上部分のみ下がり天井にし、ミディアムカラーの無垢材を張りました。
「さて、と。このまま単に赤いソファを置いたんじゃ、赤が浮いてしまいそうね。そうだわ、もう1つ小さいソファを置いてみようかな」
そこで女性は赤いソファの右に、丸みのあるパーソナルソファを置いてみました。フロアソファの赤に対し、深みのあるグリーンをチョイス。どちらのソファも形が個性的で、アートな要素が加わっています。今回グリーンのソファは、マルイチセーリングの赤いソファに彩度(色の鮮やかさ)が近いものにしました。それにより、2台のソファが互いに浮くことなくすっきりマッチしています。
女性は赤いソファの上にホワイト×ゴールドと、グリーンのクッションをそれぞれ並べました。グリーンのクッションはパーソナルソファの色とリンクさせ、まとまりをプラス。パーソナルソファに柄物のブランケットを掛け、寛ぎ感も加えました。
「だいぶ美術館みたいなアートっぽい部屋になってきたかな。そうだ、せっかく赤・グリーンと来たから、黄色も入れてミッドセンチュリーの要素も入れてみようかしら」
女性の言う通り、赤・青(グリーン)・黄色と、色の三原色があると、近未来風のミッドセンチュリースタイルに繋げられます。そこで女性は、右の壁に黄色の花やアートを飾り、差し色にしてミッドセンチュリースタイルを意識することにしました。
次は照明を取り付けていきます。天井のペンダントライトは、直線上のライトがいくつも連なり波打ったようなデザインで、マルイチセーリングの赤いソファに負けず個性的。まさに美術館のようなコーディネートにぴったりです。さらに奥や右の壁にもブラケットライトを設置。奥の壁には3枚のモノクロアートも飾りました。ブラケットライトで壁のアートをライトアップする様子は、一層美術館を思わせます。
女性は最後に観葉植物を小上がりの隅に配置。こちらは背が高く大きめのサイズながら、1本1本葉が細く、天井のペンダントライトに形を寄せています。植物はどことなく和の雰囲気も感じられ、フロアスタイルの赤いソファとの相性も抜群です。
「ふぅ。個性的なアイテムが多いからバラバラしちゃうかと思ったけれど、うまくまとめられたかしら。色の彩度とか形とか、どこか同じ要素を取り入れてリンクさせたのが正解だったみたいね!派手なカラーは小さめにしたのもよかったかな」
女性はさっそくお気に入りのドリンクをトレーに乗せて床に置き、赤いソファに座りました。モノトーンの空間に赤やグリーンがよく映え、落ち着きのなかに近未来的感もあります。まさにイメージ通りに仕上がったリビングに満足気です。女性はスマホを手に取り、どこかへ連絡している模様。自分のイメージしたモダンな部屋ができ上がったことを、彼に報告しているようです。