【モダンダイニングで開催される女子会】港区在住の40代ママ友が集うお洒落空間

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カヴァース建築部

主人が長期の海外出張となり、広い家には自分1人。子供も自立した事だし、「明日はママ友をよんで、女子会を開こうかしら?」と、久しぶりの楽しい計画に心が踊ります。女子会の中心になるのは、勿論ダイニングです。港区の家にあるダイニングのコンセプトは、”モダン”。都会的でスタイリッシュな空間で行われる女子会は、より華やかで唯一無二の存在。「素敵なダイニングね!」「この家具とってもお洒落!」ママ友からのそんな褒め言葉を想像しながら、早速スマホを手に取ります。

今回スタイリングするダイニングは、”港区という土地にふさわしいモダン空間”をイメージしています。モダンを象徴する、ブラック・グレー・ホワイトで統一された空間は、まさに高級感満点。そして、そんな配色だからこそ、デザイン性の高いダイニングテーブルとチェアがより輝いて見えるでしょう。昼間の明るい時間帯から開催される女子会。大きめの窓からたっぷりと光が差し込み、グラスに注いだシャンパンもキラキラと光って見えます。これほどまでにお洒落な女子会が、かつてあったでしょうか?

「素敵なダイニングね〜!配色が大人っぽいし、高級感が凄いわ。でも、黒っぽいのに暗く見えないのはなぜかしら?」
「ふふふ。なんでだと思う?高級感を失いたくなかったらキッチンはブラックにしたんだけど、実は床の色が大切なの!」

ブラックは、高級感がある反面、”圧迫感”を生みやすいカラーでもあります。それを考慮し、床にはホワイトの大理石を合わせています。床は空間の中でも広い面積を占めるので、ここに明るいカラーを持ってくるのがポイントです。ラグも床に馴染むように明るいカラーをチョイスし、まさに”陰と陽”を上手く組み合わせた配色が、このような絶妙なコントラストを生み出しているのです。

「なんて言っても、このダイニングテーブルとチェアがお洒落よね。テーブルはガラス製で高級感があるし、脚が見たことのないデザインだわ!」

「そうなの!これは主人の一目惚れで、最初はコーディネートするのが難しいかな?と思ったんだけど…。色がシンプルだから、それを消さないようにあえて色物は取り入れないようにしたのよ。」

「なるほどね!私だったら思わず差し色を入れてしまうけど…。でも、だからこそこのテーブルとチェアのデザインが引き立っているのね。流石だわ〜!」

圧迫感を出さないための工夫は、床の色や配色だけではありません。部屋全体が明るくなるよう、あえて窓は大きめに設定し、キッチンとは正反対の”ナチュラルテイスト”に仕上げています。木製のブラインドや棚、そして枝のオブジェを合わせ、外からの光と相まって空間をより明るく見せる事ができるのです。”モダン”と”ナチュラル”が融合した空間は、まさにお洒落なママ友が集う女子会にふさわしいと言えるでしょう。

「都会と自然の融合って感じで本当にお洒落ね〜。しかも、同じブラックでもそれぞれ素材が違うからなんだか面白いね。これが流行りの、異素材MIXってやつかしら?」

「気づいてくれて嬉しいわ!全部同じ素材だと単調になるから、同じブラックでも、キッチンは大理石、チェアはファブリックにして遊び心を入れてみたのよ♪」

窓辺はあえてナチュラルテイストにして明るい空間を目指し、異素材MIXで上質空間を楽しむ

「キッチンの段差はあえて作っているの?お部屋の高さが不揃いなのが、なんだか特別感があっていいわね。あと、さっきから言おうと思っていたんだけど…。ちょっとゴールドの小物があるのが素敵だわ♪」

「そうなの。あえて段差を作って、動きのある空間にしてみたのよ。全体的にシンプルな色使いだけれど、高級感は失いたくなかったから、壁のオブジェと照明でゴールドを控えめにプラスしてみたの。思わず欲張りたくなってしまったけど、これくらいが上品で丁度いいわね♪」

今回は、モダンデザインのダイニングテーブルとチェアを中心に、高級感漂うモダン空間をコーディネートしました。まるでデザイナーズハウスのように、細かい配色からテイストまで考えぬかれた空間は、まさに港区在住の女性にふさわしいもの。「もう一本シャンパン開けちゃう?美味しいメインとデザートもあるのよ♪」昼間から繰り広げられるお洒落女子会は、まだまだ始まったばかりのようです。

汚れやすく、なんとなく生活感が出やすいダイニングだからこそ、そのデザイン性やコーディネートにこだわってみるのも良いでしょう。「なんだか、今日のご飯は特別美味しいなあ!」と、夫や子供からの嬉しいコメントが容易に想像できます。そして彼女は、「そうでしょ?」と得意げに笑うのです。

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