特に都会ではワンルームの部屋に住んでいる人も多いと思います。なんでも手の届く範囲で便利な反面、部屋の中の整理整頓がしにくく、運気が乱れがちになることも多いと思います。そして知らず知らずのうちに風水的には良くないインテリアになっていることがあります。
いちばんのオススメは部屋選びの段階から家相のいいところを選ぶことです。しかしながらこれもすぐには調べにくいしわかりにくいもの。そんな時は最低限、下記の３つのタブーを参考にしてみてください。物理的にどうしようもないことでもちょっと風水の理論を利用して工夫するだけでポジティブな方向に変える事が出来ます。
まず、玄関に立ってみて下さい。玄関から家の中を見て何が見えるでしょうか？ベッドが見える、ガスコンロが見える、ベランダが見える、この３つは風水的によくないので避ける、または変えることをおススメいたします。
まずベッドが見えるケースですが、玄関に立って他人からベッドが見えるというのは風水上いけません。ベッドの位置を変えたり、パーティションをたてて見えなくしましょう。ちなみにベッドは日本ではタブーとされる「北枕」が風水ではよしとされています。それに諸説はあるのですが、南や南東枕はなんと「恋愛運アップ」にベストな方角だそう。目には見えないことですが、寝ている間に「鋭気を養う」ごとく、いろいろなエネルギーを補充している人間ってほんとうにすごいと思いませんか？かつて筆者はどちらかというと「目に見えることしか信じない」主義で通っていたほうなのですが、ひょっとしたきっかけで風水を勉強し、風水のアイテムをトライするようになってからは風水の力も信じています。
もしかしてあなたの部屋は玄関を入るとキッチンのガスコンロが見えてしまいますか？ガスコンロが玄関から見えるというのも風水上よくありません。とくにガスコンロのつまみの位置が重要になってきます。これは炉に薪をくべてご飯を炊いていた時代からの名残なのでしょうか？厳密な言い方をすればつまみの位置はその家ごとに違いますが、一般的に言ってつまみは家の中に向くように配置してください。つまみとはガスレンジの火力調節用のレバーや電子レンジのボタンなどをも含みます。外側に向けるといい気がせっかく入ってきても逃げてしまいます。すでにガスコンロの置き場などが設置されていてそこに置かざるを得ない場合も多いと思いますが可能な限り試してみてください。
そして玄関を入るとベランダが見えるケース。これは風水上から言っても「浪費」の傾向を高めてしまいます。のれんやレースのカーテンなどをつるし、目隠しをしましょう。おしゃれなパーテーションで仕切るのも手です。また廊下や壁に絵を３つ飾るのも効果的です。実は玄関とベランダが一直線になって見えているケースはもっともお金が逃げて行きやすいのです。応急対処法としては玄関に大きな鏡を置き、そとからの悪い気をこの鏡で跳ね返してしまうという方法です。「木」の気を高める効果があり、縦長で大きな鏡は理想的で引き込んだ「良い気」を増幅させる働きもします。木のフレームであればより効果があります。ただし、玄関に窓がある場合、その正面におくのはＮＧです。また合わせ鏡は「気」が往復して停滞してしまうので良くありません。風水上のアイテム設置に関しては色々とタブーもあり覚えるのがややこしいものですがとりあえず玄関に鏡を置くときは窓や玄関の正面に置かないということを覚えておいて下さい。玄関を入って右側は「気の通り道」になりますので、より効果的です。
