和室を和モダンで素敵な空間に!和室に合うのソファの選び方まとめ

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カヴァース編集部

「和室を持て余して物置部屋になってしまっているけど、何かいい活用方法はないかな」とお悩みの方は多いのではないでしょうか?西洋文化が進んだ現代のライフスタイルで、和室は少し扱いづらい部屋になりつつあります。しかし和室だからこその魅力があるのも事実。和室と洋風の良い所を組み合わせて和モダンなお部屋をつくってみませんか?

今回は和室に合うソファの選び方について紹介していきます。

和室に合うソファ選びのポイント

それでは和室に合うソファは一体どのようなソファなのでしょうか?各項目に分けて詳しく紹介していきます。

大きさ

和室というと6~8畳ほどの大きさが一般的かと思いますが、和室には1~2人用のソファがおすすめです。なぜなら部屋に対してあまりにも大きいソファを置いてしまうと圧迫感が出てしまい、和室を狭く感じさせてしまうからです。和室はあまり物を置かずに空間を広げることで、和室がもつ独特な趣が引き出されます。

ソファを買う時は必ずメジャーなど目盛のついたもので部屋を採寸し、部屋に合う大きさのソファを選びましょう。

高さ

高さは和室に合うソファを探す上で非常に重要なポイント。和室に合うソファはずばり背の低いロータイプのソファです。和室はちゃぶ台やこたつなど低い家具との相性が抜群に良いからです。他の家具とソファの高さを合わせることで和室により馴染みやすくなります。

素材

素材は合皮や本革だと重厚感が出すぎてしまうので、ファブリック(布製)素材のソファがおすすめです。またウッドフレームのソファも畳に馴染みやすく和室にマッチします。

ファブリック・ウッドフレームというと最近流行の北欧家具が浮かびますが、実は北欧家具と和室は相性が良いんです。和室を現代風のモダンな空間にアレンジする際は、北欧家具など取り入れてみたらいかがでしょうか。

カラー

結論から言うと、「この色は絶対に置かないで!」という色はありません。しかしビビッドな色合いは和室の和のテイストからやや外れるのであまりおすすめできません。

和室に合うといわれているカラーは、いわゆるアースカラーと呼ばれる色(茶色、ベージュ、白、黒、グレー、緑系色)です。落ち着いた色合いを和室にプラスすることで、上品な空間を演出してくれます。

「どうしても色合いあるソファを置きたい」という方はアクセントカラーとして、日本の伝統色を選ぶと良いでしょう。赤系であれば「えんじ色」、青系であれば「藍色」、黄色系であれば「からし色」といった具合に、色合いが落ち着いたものであれば和室に馴染みやすいです。

和室にソファを置くときの注意点

和室に置くソファのイメージが固まったところで、次は実際に和室にソファを置くときの注意点を紹介していきます。以下のポイントをおさえることで、和室もソファも長く愛用することができますよ。

ソファの荷重を集中させない

畳にソファを設置した時に気になるのは畳のへこみです。畳は重い家具を置いてしまうと、畳が傷みへこみが生じてしまいます。特に脚のついたソファを置くときは要注意。ソファの脚が細ければ細い程、畳に荷重が集中しやすくなります。脚のついたソファを置くときは、できるだけ脚の太いソファを置くようにしましょう。

またカーペットやラグなどをソファの下に敷くことである程度へこみは軽減できますが、湿気がたまりやすくカビやダニが発生する恐れがあるので、あまりおすすめできません。ラグやカーペットなど畳を覆う面積が大きい物ではなく、脚の下に置けるへこみ防止のコルクマットなどを敷くとへこみの軽減もできますし、湿気の心配もないのでおすすめです。

最近では脚が付いていても脚が取り外せるタイプのソファや、脚がついていないマットレスタイプのソファも多く販売されているので、ご購入の際は検討してみてはいかがでしょうか。

湿気をためない

和室は湿気に弱く、畳はダニやカビにとって絶好の繁殖場所です。特に脚が付いていないソファは湿気がたまりやすいので注意が必要です。こまめに換気・掃除がすることが大切です。

また先程紹介したコルクマットなど抗菌仕様の物も販売されているので、活用するといいでしょう。どうしても和室にラグやカーペットを敷きたい時は、カーペット下に湿気吸収シートを貼るとかなり湿気の発生を抑えることができるのでおすすめです。

一度配置したら何度も動かさない

畳はフローリングの床と違い衝撃や荷重に弱いです。部屋の模様替えで何度も家具を動かしていると気づかないうちに畳が傷だらけに…なんてことも考えられます。ソファを設置する際は、入念にレイアウトを考えなるべく何度も動かさないように心がけましょう。

ちなみにソファと壁は少しスペースを空けておくのがオススメです。通気性が良くなり湿気対策になります。

ソファが馴染む和モダンアイテム3選

最後にソファが和室により馴染む和モダンアイテムを紹介していきます。ソファだけでなく周りのインテリアにもこだわることで、和室が一層魅力的なお部屋に大変身します。

暖色系の照明

昔ながらの和室だと白熱灯が天井からつり下がっている照明がついていることが多いかと思いますが、照明を暖色系の電球色に変えると和室の雰囲気がガラッと変わります。温かみのある色をお部屋にプラスするだけで、落ち着きのある和モダン空間になります。和紙を使ったペンダントライトやスタンド型の間接照明を置くのもオススメです。

ブラインド

意外に思う方も多いかもしれませんが、ブラインドと和室は相性がいいんです。ブラインドの中でもバンブー製や木製の天然素材のものは和室とよく馴染みます。スッキリとした窓際は空間を広く見せ、和室独特の空間美を引き立ててくれます。

ローテーブル/ちゃぶ台

和室といえばちゃぶ台とイメージする人も多いのではないでしょうか。ちゃぶ台やローテーブルは和室に良く合います。背の低いソファと合わせることでグッとオシャレ度が増します。ソファと合わせるときは、ソファの座面高+0~5cmぐらいが丁度良い高さでオススメです。

和モダンを演出するおすすめソファ3選

和室に合うソファがなんとなくイメージできたところで、実際に和モダンを演出するおすすめのソファを紹介していきます!ぜひご参考にしてみてください。

ローソファ・フロアソファ

先ほど和室には背の低いソファがおすすめと紹介しましたが、背が低いローソファ・フロアソファは和室と非常に相性がいいです。圧迫感が出にくく和室を広々とみせることができます。さらにこたつやローテーブルなど他の家具との相性がいいのも嬉しいポイントです。

リクライニングでゆったり 低反発ハイバックローソファ 2人掛け

ハイバックながら高さをあまり感じさせないデザインで人気のソファ。脚は取り外し可能で、座椅子のように使うこともできるので、和室との相性もバッチリです。背面部はリクライニング機能がついており、フラットにしてごろ寝することも可能。座り心地の良い低反発ウレタンを使用しているので、長時間くつろいでいても腰などに負担をかけません。

こたつもソファも高さ調節できるリビングダイニングセット 2人掛けソファ

今人気の北欧タイプ(ファブリック+木製の脚)のソファです。脚部分は取り外しが可能。セットで販売されているこたつテーブルも高さの調整ができるので、冬はこたつ+フロアソファにすることができとても便利です。耐久性に優れたポケットコイルを採用しており、座り心地も抜群です。

ウッドフレームソファ

和室は畳にい草が使われていることから、自然由来のものと相性がいいです。木もそのうちのひとつで、木がふんだんに使われたウッドフレームソファも和室のインテリアによく合います。木のぬくもりが和室に広がり、和のテイストを引き立ててくれることでしょう。

傾斜の付いた広々座面で、ゆっくり座れる 北欧デザイン木肘ソファ 2人掛け

シンプルながら上品さが漂う北欧デザインソファ。ソファフレームには経年変化が楽しめる天然木が使用されています。座面と背面には適度な傾斜がつけられており、ずっと座っていてもくつろげる設計になっています。カラーは落ち着いた色合いの、ネイビー・グレー・モスグリーンの3色。和室などに置いても畳と良く馴染む色合いとなっています。

滑らかな質感 16色から選べる伸縮・伸長式北欧天然木すのこソファベッド

1台で2役の機能性が高いソファです。伸縮幅が50cmもあるのでくつろぎたいときはソファに、急な来客でベッドが必要なときはゲストベッドとしてもお使いいただけます。ソファフレームにはノルウェー産の天然木を使用しており、美しい木目でお部屋に木の温もりを与えてくれます。カラーはオレンジ・グリーン・グレー・ブラウンの全4色。お部屋のテイストに合わせてお好き2色を組み合わせることも可能です。

ソファベッド

ソファベッドとはソファとベッドが一体型になったものです。一人暮らしの方や、来客が多い方にオススメのタイプです。ソファフレームに木を使用している物が多く、ソファベッドも和室に置いてもよく馴染みます。

選べる3style パイン材使用 伸縮型天然木すのこソファベッド

表情豊かな天然木のパイン材を使用したソファベッド。ソファからベッドの切替えも3ステップと簡単なので、女性一人でも簡単に切替えることができます。ベースの枠組みはすのこ仕様になっているので、通気性が高く湿気から家具を守ります。

どこに置いても主役になる マルチレイアウトリクライニングソファベッド

スツール分割型の自由度が高い機能的なソファベッド。カウチソファや、コーナソファ、さらにはベッドにまでスタイルを変える事ができるので、シーンに合わせてお使いいただけます。42段階のリクライニング機能も付いているので、お好きな体勢を細かく設定することができるのも嬉しいですね。ソファの脚は取り外しもできるので、和室でも違和感なくお使いいただけます。

まとめ

今回は和室に合うソファの選び方について紹介しました。

選び方のコツは

・部屋の大きさに合ったソファを選ぶ
・背の低いタイプのソファを選ぶ
・革製のものよりファブリック製の方が和室に馴染みやすい
・木が使用されているソファを選ぶ
・ソファのカラーは落ち着いた色合いの物を選ぶ

でしたね。

また和室にソファを置くときの注意点は、

・荷重を集中させない
→脚の太いタイプのソファを選ぶ。
→脚の下にコルク板などクッション材を設置する

・湿気をためない
→定期的に換気・掃除をする
→ラグなど敷く際は湿気吸収シートをラグ裏面に貼る

・何度も家具を動かさせない
→動かす前にしっかりレイアウトを考える

ということが大切でした。

一見合わなそうなソファと和室ですが、ソファの選び方によっては和室を素敵な和モダン空間にアレンジすることができます!本記事を参考してあなたにぴったりのソファをお探しくださいね。


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