【安心と快適を実現する】高齢者のためのインテリアコーディネート

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カヴァースメディア部

高齢者の暮らしは、身体の機能が衰えたとしてもなるべく自分自身で生活が送れるよう、安全面を見直し環境を整えることが大切です。バリアフリーリフォームを思い浮かべる方も多いと思いますが、手摺りを付けたり家中全ての段差をなくす…など大掛かりなことをすぐに取り入れるのは難しいですよね。

今回は高齢者目線での配慮すべきポイント3つと、それらをふまえ素材選びや快適なインテリアを作るコツをご紹介します。

また、こちらのyoutube動画でもご説明しておりますので、是非チェックしてください♪

具体的に配慮するべきポイントは?

身体機能の低下により、転倒など家庭内でも怪我をすることが多くなります。足腰の問題だけでなく、視力の低下や色の識別判断も難しくなるので大きな事故に繋がってしまうことも…。そこでまずはじめに、配慮するべきポイント3つを見ていきましょう。

身体の支え

歩行することが難しくなる高齢者にとって、身体の支えは必要不可欠です。マンションのような集合住宅では、杖の音が床に響いてしまうため使いづらいこともあります。解決策としては、テーブル・椅子・チェストなどを導線周りに配置することです。そうすることにより、家具を支えに伝い歩きで移動することができます。一般的に手摺りの高さは床から75〜80cmなので、椅子の背もたれの高さがイメージしやすいかと思います。特に椅子は「人体系家具」と言われるくらい身体に密接なものなので、玄関や脱衣場など家の中にいくつか置いてもいいですね。

適切な明るさ

視力の低下とともに、光量が少ない(暗い)環境ではますます物が見えづらくなります。しかし高齢者は眩しさを感じやすく、ただ光量を増やすだけではかえって目に負担をかけてしまいます。部屋によって明るさが異なるのも、目が順応するのに時間と負担もかかるので、なるべく明るさを統一させましょう。部屋の方位、時間帯によって光量は変化するのでスタンドライトやフットライトを使い、必要なときに適切な明るさを確保できるようにするのも大切です。

識別のしやすさ

色についてですが、波長の短い青や紺、緑、紫といった色が見えづらくなり、見えたとしても黒っぽく見えるようになると言われています。色による境目がわからなくなるため、段差などに気づきにくくなるのもそのためです。赤やオレンジといった波長の長い色は識別しやすいので、特に識別が必要な箇所や物に使用するといいでしょう。

高齢者のためのインテリアコーディネート

続いて、これらの点をふまえたインテリアコーディネートのコツをご紹介します。

快適な家具の素材とデザイン

触れたときの温度の変化が大きいと、触るのに躊躇してしまいます。やはり金属性の素材よりも温度変化も少なく、温かみのある木材は馴染みもあり高齢者宅に適しています。

デザインは角や縁が丸みを帯びたものがおすすめです。丸みがあることで掴みやすいですし、木材の欠けや毛羽立ちも生じにくくなります。万が一ぶつかったときも安心です。

カラーコーディネート

落ち着く、高揚する、など人の気持ちを左右する色。好みの色に囲まれると自然と心も元気になります。希望、好みに合わせてコーディネートするといいですね。

また、光量の話にも重なるのですが、自然光が入ったときに部屋の白の分量が多いと反射により眩しく感じることがあります。部屋が元々白が多い場合はカーテン、ソファカバーなどの布製品の色を柔らかい色味にすることで光が柔らかくなります。

インテリアグリーン、花の力で空間に癒しを

自然の中に身を置くと心がホッと和みますよね。インテリアグリーンや花を飾り、視界に入ることで癒しにもなります。

空間のポイントになるだけでなく、育てるという行為が日々のメリハリにもなりますね。ハイドロカルチャーなど世話が簡単で育てやすいものを選べば負担にもなりません。

おすすめ商品

ここからは、高齢者の方にもお使いいただきやすく、かつお洒落なインテリアに仕上げてくれるアイテムをご紹介いたします♪お家の家具と合わせてイメージしてみてくださいね。

完璧な美しさ 天然木アッシュ材 伸縮式オーバルダイニング

立体感のある木目の表情と清涼感のある柔らかいカラーリングが美しい、天然木アッシュ材を使用したダイニングシリーズ。こちらの家具の特徴は、全てにおいて曲線が使われているということ。高齢者の方にも優しいデザインになっています。また、テーブルは3段階にテーブル幅を調節できる画期的な構造。伸縮は継ぎ板タイプなので簡単な動作だけで手軽に行うことができますので、急な来客時にも臨機応変な対応ができるアイテムです。シンプルながら多機能なダイニングセットです。

選べる6カラー×54サイズ 防炎ミラーレースカーテン

サイズを豊富に取り揃えていながら、6色からお選びいただけるレースミラーカーテンです。お部屋が白っぽすぎる。そんな時にはレースカーテンでちょっと色味を足してあげると、高齢の方の目に優しいお部屋を作ることが出来ますよ。また、ミラーレースカーテンなので外からの視線を遮る効果もあります。さらに防炎機能も付いており、お洗濯も可能。お部屋の印象を変えつつも多機能なミラーレースカーテンです。

天然木を使った北欧ソファスタイル ダイニングソファ

天然素材のフレームを使っているため、手に優しいデザインのソファ。座面の中材には、ウレタン材が使っています。ウレタン材は、クッション性が高く、心地よい座り心地を実現しました。ベージュとオレンジが混ざったカラーなので、視認性が高くありながらインテリアに馴染みやすいカラーです。ダイニングチェアの高さは、40センチほどありますので、立ち座りがしやすくなっています。ひじ掛けがあることで、手を添えて立ち座り出来るのも高齢者の方に優しいデザインですよね。

まとめ

人生の中で長い時間を過ごす家。だからこそ、住み手の高齢者の好みと意見にも耳を傾けニーズを引き出すことも重要です。高齢者が自立しながらも、家族がサポートしやすい環境を作りたいですね。ぜひその人らしさを大切に、相談しながらインテリアコーディネートをしてくださいね。