【成長に合わせて長く使える】子供部屋の家具選びのポイント
いざ子供部屋を作ろうと思っても、すくすく成長する子供に合わせた家具を選ぶのは難しいものです。特に小学校〜中学校に通う期間は体や心が大きく成長し、趣味や好きなものも変化します。そこで今回の記事では、子供の成長に合わせて長く使える家具選びのポイントをご紹介します。
長く使える子供部屋の家具選びのポイント
子供が好きなかわいらしい柄やデザインの家具も素敵ですが、学習机・チェア・ベッド・棚などの大きな家具を頻繁に買い替えるのは大変です。そのため、大きな家具は下記のポイントを意識して選んでみてはいかがでしょうか。下記の3つのポイントをおさえれば、子供が成長して大きくなっても長い間使い続けることが可能です。
安全性の高さ
子供部屋の家具は、安全性の高いものを選びましょう。割れやすく危険なガラスや陶器、鋭角なデザインのものは避け、木製で角が丸く加工されてあるものがおすすめです。
また、安物の家具に使われる塗料や接着剤はシックハウス症候群やアレルギーを引き起こす化学物質が含まれている可能性があるため注意が必要です。
フレキシブルに使える機能性
子供の成長は早いため、成長に合わせてその都度家具を買い替えるのは大変です。しかし、子供の健やかな成長のためには成長段階に合った家具を用意してあげたいという気持ちもあるでしょう。
サイズ調整や、カスタムで組みなおしが可能な家具であれば、長く使い続けることができます。
シンプルなデザイン
頻繁な買い替えが難しい大きな家具はシンプルなデザインを選ぶことをおすすめします。シンプルなデザインを選ぶと成長に伴ってインテリアの好みが変わっても、飽きずに使い続けることができます。
ただ、子供の好みや好奇心を考えると、子供らしいデザインも取り入れてあげたいものです。子供の好きなキャラクターデザインや柄は、取り替えやすいカーテンや寝具などのファブリックや雑貨で取り入れてみましょう。綺麗にはがせる壁紙を取り入れるのも素敵です。
成長に合わせた子供部屋のレイアウト
幼少期はオープンなワンルームの一角でよくても、成長するにつれて子供のプライバシーを尊重する必要が出てきます。子供部屋のレイアウトは各家庭の考え方によって様々ですが、子供の成長に応じて変更しやすい部屋にすることが望まれます。
小学校低学年
小学校低学年は自分でできることが増え、自立心が高まる年代です。学習机とベッドの他に、自分で片づけや準備ができる収納スペースを用意してあげると良いでしょう。
低めの家具で揃えると、小学校低学年の子供でも使いやすく、部屋全体がすっきりとして広い印象になります。兄弟や姉妹で1つの部屋をシェアする場合、家具を壁に寄せて、中央に一緒に遊べる広いスペースを設けるのもおすすめです。
小学校高学年
小学生高学年は身体が大きく成長し、自己肯定感や劣等感を持ち始める年代です。発達の個人差も大きく、精神的にも不安定になりやすい傾向があるため、プライバシーを尊重した空間づくりが重要になってきます。
兄弟や姉妹で1つの部屋をシェアしている場合は、収納家具や二段ベッドなどを中央に置いて部屋を仕切ることで半個室のように利用することができます。ラグなどもそれぞれの好みで選ぶことで、部屋への愛着が増し、快適な空間になります。また専用のスペースを作ってあげることで、勉強に集中しやすい環境も整います。
中学生
中学生は思春期にあたる年代で、反抗期を迎える子もいるでしょう。家族と喧嘩したり、悩みを抱えたりした時に、一人になって自分自身と向き合えるプライベート空間が重要になります。兄弟や姉妹がいる場合、できれば相部屋ではなく扉を別に設けた個室を用意して、プライバシーを保てる空間を作ってあげましょう。
子供にとって心地よいと思える空間にすることにより、勉強に集中しやすくなる効果も期待できます。インテリアやレイアウトは使いやすさをアドバイスする程度で、子供の意思を尊重して部屋づくりをすることが大切です。
【家具別】長く使えるおすすめ商品
それでは、長く使えるおすすめの家具を種類別にご紹介します。
学習机
学習机は容易に買い替えができないため、子供が大きくなっても使えるようなシンプルなデザインのものがおすすめです。安全性を考慮し、角のない良質な素材を使ったものを選ぶと安心して利用することができます。
天板のサイズは設置場所によっても異なりますが、少し大きめを選ぶと受験勉強で参考書を広げることもできて便利です。また、収納スペースが多い方が整理整頓しやすく、勉強の効率も上がります。デスクがシンプルすぎてつまらない場合には、子供と相談して好きなデザインのテーブルマットやクッションなどを取り入れてみましょう。
お子さまの成長やシーンに合わせて組みかえ自由な 学習ツインデスク
こちらは成長に合わせて11段階の高さ調整ができるツインデスクです。高さはそれぞれ調整できるため、身体の大きさの違う兄弟や姉妹も一緒に勉強することができます。机の角は丸くなっており、安心してお使いいただける商品です。引き出し付きのデスクに加えてラックやチェストも付いているため、物が多くてもすっきり収納することができます。2つのデスクが連結した商品ですが、分割して使うこともできるため、成長して別の部屋で過ごすようになってもお使いいただけます。
学習チェア
学習チェアは子供の成長に合わせて高さが細かく調整できるものを選びましょう。足置きが付いたチェアは、足が安定するため体の負担が小さくなるだけでなく、正しい姿勢を保ちやすくなります。大きく成長した後は足置きが邪魔になる場合もあるため、足置きの取り外しができるチェアであればより便利です。長く使うためには、十分な耐久性を備えているか確認することも重要です。
勉強に集中しやすく、座りやすい仕様に 学童チェアー
女の子におすすめの明るいピンクカラーの学童チェアです。レバーを引くだけで高さ調整ができ、成長に合わせて長く使い続けることができます。背もたれと座面にはウレタンフォームを使用しているため、長時間の勉強でも疲れにくく、快適な座り心地を感じられます。キャスター付きで身動きが取りやすいのも魅力です。足置き場が付いているため、足が浮いてしまう身体の小さな子でも、足を固定してバランス良く座ることができ、小さな頃から大きくなるまでお使いいただける商品になっています。
ベッド
ベッドは大人になっても使えるシングルサイズのベッドがおすすめです。また、長く使うためには飽きの来ないシンプルなデザインやカラーのものを選ぶことも重要です。小さな頃はベッドの上で飛び跳ねたりするため、耐荷重が重く設定されている頑丈なつくりのものを選ぶと安心して利用することができます。
二段ベッドを購入する際には、二つに分割できるタイプを選びましょう。子供が成長して別の部屋に移る場合にも、分割して普通のベッドと同様に使うことができます。ベッドと学習机を置くと部屋が狭くなってしまう場合には、下に机が入れられるロフトベッドや多機能のシステムベッドがおすすめです。
成長に合わせて分割も出来る 木目調３Ｄシート二段ベッド
子供から大人まで使えるシンプルデザインの二段ベッドです。耐震強度の基準をクリアした耐荷重300kgの商品で、大人が5人乗ってもきしみや揺れがなく、安心してご利用いただけます。分割して使うことができるため、並べてキングサイズにしたり、分割してシングルベッド2つとして使ったり、子供の成長やライフスタイルに合わせて使い方を変えることが可能です。天然の木目の質感を再現した3DPVCシートを採用し、高級感のある落ち着いた仕上がりで、部屋によく馴染みます。3DPVCシートは水や汚れに強いので手入れがしやすく、美しさが長持ちするのが特徴です。
色の統一感とおしゃれなデザインで大人になっても使える システムベッド (グレー)
テーブルとワゴンがセットになったシステムベッドです。同じグレーカラーで統一されているのでお部屋の雰囲気を考慮しながらわざわざテーブルなどを探す必要がありません。お子様の成長に合わせてインテリアやレイアウトを変えていただければ、大人になるまで長い間お使いいただける素敵なデザインです。教科書やノート、タブレットを広げてものびのびと勉強ができるようにしっかりと広さを取ったテーブルが魅力的です。ワゴンやテーブルには引き出しが沢山あるので、おもちゃや年々増えていく教科書などをたっぷりと収納して頂けます。
収納棚
子供が自分で学習用品の準備や片付けがしやすいように、子供が扱いやすいサイズの収納棚を用意してあげましょう。親の手を借りなくても手が届くサイズであれば、自分自身できちんと管理できるようになります。収納箇所が何か所にも散らばると片づけにくいため、収納は1、2か所にまとめると良いでしょう。
用途が限定されていると長く使いづらいため、使う場所や場面を限定していないシンプルなデザインのものがおすすめです。安全に使えるように壊れやすい素材ではないか、危険な形状でないか確認することも大切です。
学習用品をまとめて収納 リビングカラ－ワイドランドセルラック
ランドセルや教科書などの学習用品をまとめて収納できるラックです。5つの収納エリアに分かれており、学習用品を1か所にまとめておける十分な収納力があるため、片付けや翌日の準備が楽にでき、整理整頓の習慣が身に付きます。安全に配慮して、丸角になっているのも嬉しいポイントです。リビングの家具に馴染むシンプルなデザインとカラーなので、子供が成長した後もずっと使い続けることができます。
大人になっても使いたい シンプルキッズ収納家具 本棚
子供が安心して使える仕様の本棚です。背丈が低めなので子供が自分で本を出したりしまったりすることができます。本棚の側面と棚面が斜めになっていることで重心が後ろにかかり、倒れにくい設計になっているため、子供が棚に手をかけて本の出し入れをしても安心して使うことができます。本体にはクリーンイーゴスを採用し、クレヨンや油性ペンのラクガキも簡単に落とすことができ、シールも綺麗に剥がすことができます。シンプルなデザインで、長くお使いいただける商品です。
まとめ
今回の記事では長く使える子供部屋の家具選びのポイントやおすすめの家具についてご紹介しました。心や体の成長が著しい時期のため、シンプル・丈夫・調整機能があるものを中心にご紹介してきましたが、お気に入りの家具は見つかったでしょうか。子供部屋は子供のためのものなので、本人の意思を尊重しながら一緒に考えることにより愛着も芽生え、より大切に長く使い続けることができます。ぜひ親子で素敵な子供部屋作りを楽しんでみてください。
