【安全ゾーンの玄関へ避難!】地震の時に身を守るための防災対策

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カヴァース編集部

昔は地震のとき、「まず火を消して!」「トイレが安全!」などと言われていました。今は「ドアを開け、転倒落下物のない場所でしゃがみ込む」がベストとされています。転倒落下物が少なく避難路を確保できる玄関は、地震発生時に避難できる安全なゾーンのひとつ。地震の時に身を守るための防災対策を考えておきましょう。

地震の時に安全なゾーンとは?

緊急地震速報のアラームがけたたましく鳴り、小さな揺れを感じた瞬間、咄嗟に動くことは難しいかもしれません。でも日頃から、どこに逃げたら良いか安全なゾーンをイメージしておくと、身を守る行動を取ることができます。

転倒落下物がない

背の高い大きな家具や本棚、大きなガラス製の照明などは転倒や落下の危険があります。食器が収納されている食器棚や、料理中でコンロで火にかけた鍋などがあるキッチンなども危険です。

閉じ込められない

導入でも触れましたが、以前は地震のときにトイレは安全だと言われていました。でも今は、トイレのドアが変形した場合、閉じ込められる可能性が高いと考えられています。

構造的に頑丈で、ドアを開けて出口の確保ができて避難しやすく、閉じ込められる危険性の低い場所が、安全なゾーンです

窓がない

窓ガラスが割れて飛び散ると危険です。大きな窓やたくさんある場所は危険ゾーンになります。吹き抜けなど、高い位置に窓がある場合、ガラスの破片を浴びることになりかねません。

慌てていてスリッパを履かずに素足や靴下で移動してしまう…考えただけでも、ゾッとしますね。

玄関が安全ゾーンな理由

逃げ道になる玄関は、すぐに避難できる安全ゾーン。その理由を考えてみましょう。

家具が少ない

もちろん、おうちごとに違いがあると思いますが、玄関に置く家具が少ないのが特徴です。シューズボックスやハンガーラックなど限られた家具しか配置されていません

シューズボックスが作り付けのケースも多く、その場合は転倒の危険がありません。

すぐに避難できる

玄関のドアを開ければすぐに外に避難できます。まずはすぐにドアを開けて、避難口を確保しましょう。手を離しても閉まらないように、ドアステッパーなどでキープ

慌てて外に出るは危険なので、玄関付近で頭を守りながら揺れがおさまるのを待ちましょう。

防災グッズ置き場としても◎

玄関を防災グッズ置き場にするなら、すぐに外に持ち出せて避難できます

非常時にすぐ持ち出せるように、持ち出し用リュックをシューズボックスに収納するなど、インテリアの雰囲気を壊さない収納がおすすめです。

玄関を安全ゾーンにする対策

玄関をより安全な安全ゾーンにするために、いくつか対策をしておく必要があります。

モノを置かない

いちど玄関や玄関までの経路にモノがどれくらい置いてあるか確認してください。玄関に靴やスリッパが置きっぱなしになっていませんか?廊下がモノ置き場になっていませんか?

モノが置いてあると、慌てていたり、夜間の真っ暗闇の中での避難の途中につまづいて、ケガしてしまう場合があります。玄関や玄関までの経路にはモノを置かないようにしましょう。

家具を固定

背の高いシューズボックスを置いている場合、固定器具を利用して転倒対策しましょう

吊り下げタイプの重い照明を使っている場合は、複数のチェーンで補強しましょう。割れても飛び散りにくい飛散防止タイプの電球を選ぶのもおすすめです。

窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る

窓ガラスが割れて飛散すると危険なので、飛散防止フィルムを窓の室内側に貼りましょう

その際に、窓ガラスにひび割れや、ガタつきがないかもチェック。地震の際は、窓のそばから離れましょう。

ドアストッパーを付ける

大きな地震で建物が歪み、ドアが開かなくなるケースも想定できます。揺れを感じたらドアを開けてドアストッパーを使い、手を離してもドアが閉まらないようにしましょう

こうして避難口を確保しつつ、頭を守り揺れがおさまるのを待つのがベストです。

まとめ

先日ニュースで聞いた地震科学者の、「(大地震は)自分が生きているうちに必ず起きる、今日かもしれない、明日かもしれないと思うように」という言葉が印象的でした。日頃から安全ゾーンを確認して、いざというときに慌てずに行動する準備をしておきたいと感じました。

今回の記事では、地震発生時に避難できる安全ゾーンのひとつである玄関に注目しました。より万全な安全ゾーンになるように対策をして、小さな揺れでも避難する習慣を身につけましょう。

おすすめの商品

安全ゾーンな玄関にぴったりな、Covearthでおすすめのアイテムをご紹介いたします。すっきりとした玄関で普段は気持ちよく、いざという時に避難できる安心なスペースを作りませんか。

フラップ扉で取り出しやすい 薄型シューズラック 突っ張りハイタイプ

奥行きもスリムで幅29cmのコンパクトなサイズながら、天井までたっぷり収納できるハイタイプのシューズボックスです。専用の器具を使って天井まで突っ張れるので、地震の時の揺れ対策になります。最大16足の靴を収納できる大容量。収納した靴を見つけやすく取り出しやすいフラップ扉仕様です。扉内の棚板は2段階で調節可能、靴の高さに合わせられます。湿気やニオイがこもらないように、背面に4つも通気口が設置されているのも◎。カラーバリエーションは、ナチュラル、ブラウン、ホワイトの3カラーから。玄関のインテリアに合わせてお選びください。

豊富な収納力 シューズ&ストッカー ブラウン

お洒落な玄関にぴったりなシューズボックスをご紹介いたします。表扉のパンチングデザインがスタイリッシュなデザインで、玄関を素敵な空間に仕上げてくれます。パンチングはデザインだけでなく、内部の湿気を逃がしてくれるので、カビやニオイ対策にもなります。自分好みの高さに調節できる可動棚仕様ですので、下段スペースに防災グッズを収納するなど、防災対策にも役立ちます。カラーは、シックなブラウンの他に清潔感あるホワイト、北欧な雰囲気を醸し出すナチュラルの3カラーからお選びいただけます。

リビング収納にも活用できる 傘立て付きコンパクト靴箱

ついつい脱ぎっぱなしにしがちな靴やスリッパ。玄関がごちゃついた印象になりますし、地震が起きた時にいざ避難の際に、つまづいたりして危険です。こちらはコンパクトながら、靴を6足収納できる、お洒落なシューズラックです。棚の高さが15cmあるので、ハイカットのスニーカーやヒールも収納できます。もちろんスリッパ収納としてもお使いいただけます。傾斜がついているので、屈まなくても出し入れでき、サイドには靴べらや傘も掛けられます。傷や汚れに強いメラミン樹脂加工板を採用、お手入れも簡単です。

ナチュラルな風合いでマルチに活躍 引出しベンチ収納

スニーカーやブーツなどの脱ぎ履きが楽になる、収納型ベンチをご紹介いたします。引き出し式のキャスター付き収納で、災害時の慌てている時でも防災グッズをサッと取り出せます。木の質感を感じる素材を使用し、角には丸みをつけているので、スタイリッシュですが、温かみを感じるデザインです。奥行きが30cmほどなので、コンパクトな玄関にも無理なく置けます。

デザイン性の高いアンティーク調の収納ボックス ブリキドラムカン

塩系インテリアの玄関に仕上がる、カッコいいブリキドラム缶の収納ボックスをご紹介いたします。深さがあるので、大容量の収納力!いざという時に役に立つポリタンクなど、かさばるモノも収納できます。こちらのボックスは、フタを外すと中にもフタがあり、上下で分けて収納できて便利です。ヴィンテージ感あふれるステンシル風文字がこなれた雰囲気、防災対策もお洒落にキメたい方におすすめです。

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