ストッカーで保存できる野菜は?おいしさキープのコツもご紹介☆

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佐藤桃子

野菜を買ってきて「冷蔵庫がギュウギュウでとりづらい!」なんて困ったことはありませんか?じつは野菜によっては、ストッカーで常温保存がおすすめです。しかも、野菜を収納するスペースが広がるだけでなく、冷蔵庫よりもおいしさをキープできますよ。今回はストッカーを使った野菜の保存方法について解説します。ぜひご参考にしてください。

ストッカーで保存したほうがいい野菜の種類

まずは、ストッカーでの保存が可能な野菜をご紹介します。ストッカー初心者のかたは、これらの代表的な野菜から取り組んでみてくださいね。(すべて調理前の状態での保存方法です)

ジャガイモやサツマイモなどの芋類

まずは芋類です。なかでもカレーライスには欠かせないジャガイモは、冷蔵庫での保存よりもストッカーでの常温保存がおすすめです。ジャガイモは冷蔵庫で冷やしてしまうとかえって変色や傷みやすくなります。理由は、ジャガイモ内のデンプン質が低温障害を起こしてしまうからです。

ほかにも、サツマイモや里芋などの芋類も同じ理由から、ストッカーでの保存をおすすめします。

ニンジンやゴボウ

根菜類の多くはストッカーでの保存に向いていますが、なかでもニンジンやゴボウなどはストッカーでの保存がおすすめです。芋類と同じように、冷えすぎている場所に置いておくと低温障害が起きてしまい、野菜にシワができて傷んでしまうからです。

ニンジンやゴボウはもともと土のなかにいる状態に慣れているため、保存方法もできるだけその状態を保つと良いと言われています。

タマネギ

多くのレシピに欠かせないタマネギはストッカーでの常温保存がおすすめです。冷蔵庫の湿気の高さは、タマネギは好みません。

ただし、高温の場所も苦手なため、湿気と温度の両方に注意することが大切です。野菜ネットのような風がよく通る、タマネギに湿気がこもらないような保存方法だとおいしさがキープできます。

夏野菜

トマトやナスなど温かい場所で育った野菜、いわゆる夏野菜はストッカーでの常温保存を好みます。ただし夏野菜といっても、暑い日は傷みやすくなってしまうため、ストッカーを置く場所は安定的に涼しい状態が好まれます。もしくは、夏のあいだだけ冷蔵庫の野菜室での保存も良いでしょう。

また、夏野菜は全体的にあまり日持ちしないものが多いため、購入後はなるべく早めに調理するのがおすすめです。

野菜ストッカーを置く場所のポイント

ストッカーで保存が可能な野菜をご紹介しましたが、ストッカーを置く場所に注意しましょう。野菜が好む環境にすることが大切です。ポイントを解説します。

日光や高温に注意

ストッカー内が高温になると、熱さが苦手な野菜は傷んでしまいます。野菜はもちろん、ストッカー自体にも日光が当たらないようにしましょう。

また、日光が当たらない場所であっても、熱がこもったり暖気があたったり高温になる場所は避けてください。特に、夏になると室温は高くなりがちです。夏のあいだだけは、普段常温の野菜も冷蔵庫を使用するのもベターです。

風の通りが良い

風の通りが良い場所がおすすめです。湿気がこもらないような、通気性がある場所にストッカーを設置しましょう。風の通りが悪いと、せっかく温度が良い状態でもストッカーのなかで野菜が傷みやすくなってしまいます。

冷えすぎない

野菜は暑さや熱に弱いですが、冷えすぎた場所でも傷みやすくなります。特に冬場は外気温が低く、室温が上がりにくいため注意が必要です。室温がほどよい温度で安定した、外気温に左右されない場所を見つけましょう。

ストッカーで野菜のおいしさをキープするコツ

最後にストッカーで野菜の劣化を防いでおいしさをキープするコツを解説します。この一手間が大切なので、ぜひおさえておいてくださいね。

新聞紙でくるむ

ストッカーで保存できる野菜の多くは、新聞紙でくるむと長持ちします。日光をはじめ、なるべく光に当てないようにするのが大切だからです。

また、湿気とりとしても有効な新聞紙は、野菜を保存する際も大活躍です。野菜をくるむだけで、湿気を避けてくれます。

育った環境に近い形にする

スーパーでもサツマイモやゴボウに多くみられる野菜に土が付着しているものは、ふき取らずにそのままの状態にしておきます。

また、ストッカーに保存する際もよこ置きで寝かせるのではなく、たて置きに立たせるようにしましょう。野菜がもともと育っていた環境に近い状態をつくります。そうすると野菜の劣化を最小限にでき、おいしさをキープできますよ。

葉の部分は切っておく

道の駅や野菜直売所でみられるような、ニンジンに葉がついた状態のものは葉の部分をなるべく早めに切り落としましょう。

葉を切り落とすまでは土のなかにいる状態と同じまま、根の部分であるオレンジ色のいわゆるニンジンから、葉のほうに栄養を与えようとします。そうすると、最終的にニンジンの部分が劣化してしまいます。切り落としたあとは、葉の部分は冷蔵庫、ニンジンの部分は新聞紙でくるんでストッカーで立てて保存しましょう。

ジャガイモとリンゴは近くに置く

ジャガイモは、同じように常温で保存が可能なリンゴを近くに置くのが良いと言われています。理由は、リンゴが発するエチレンの効果でジャガイモの芽がでにくくなるためです。

どちらも一年中購入しやすいので、安定してストッカーに置いておけます。

まとめ

今回は野菜をストッカーで保存する方法について解説しました。ストッカーを利用したことがないかたも、コツをおさえれば簡単に野菜を常備しておけます。ぜひ今回の記事をご参考に、いつでもおいしい野菜を楽しんでくださいね。

おすすめの商品

最後にカヴァースより、野菜のストッカーとしておすすめの商品をご紹介します。バリエーションあるラインナップですので、きっとお気に入りが見つかりますよ。ぜひご覧ください。

オシャレなタイル天板付きで熱々の鍋が置ける 木製5段ボックス

シンプルな木製タイプの5段ボックスです。全体的に桐素材で作られているので通気性と虫対策に強く、野菜のストッカーとしておすすめ。コンパクトなサイズ感ながらも耐荷重は20kgなので、省スペースでも十分な野菜をストックできます。天井部分は耐熱タイルがついているので、調理中の鍋を一時的に置いても◎。調理し忘れの野菜は無いか、引き出しと照らし合わせても良いですね。

落ち着くスリムタイプで 外せる収納ボックス付き キッチンワゴン(ブラウン)

ワゴンタイプの野菜ストッカーとして使用できる商品です。桐素材で作られたナチュラルな色感は落ち着きがあってキッチンになじみやすく、野菜のストックが楽しみながらできます。ワゴンの両サイドどちらからでも引き出せるので、調理の時短にもつながるのも魅力的。また、取っ手が付いているので、ラクに安定感ある移動ができます。野菜以外にも調味料や食器類なども保管できる、便利な1台です。

キャスター付きが便利で隙間収納にぴったり ストッカー (ホワイトウォッシュ)

キャスター付きの野菜ストッカーです。幅30cmの省スペースで置ける、キッチンスペースの邪魔になりにくいサイズ感です。最上段の引き出しには、収納が面倒になりがちな調理器具を入れるのにピッタリ。2段目以降は引き出しのサイドが空いているので、通気性が大切な野菜のストックに向いています。2種類の高さの異なる引き出しが計4つあり野菜以外にも幅広くストックしておけるので、料理が好きな方におすすめです。

使いやすいゆとりの収納と馴染みやすいシンプルさ キッチンワゴン バスケット3段

金属タイプのキッチンワゴン。少量の野菜をストックしておくのに便利なサイズ感です。キッチンスペースで移動するのにもかさばりにくいコンパクトさで、初めて野菜ストッカーを使う方でも気軽に使用できます。3段のカゴは底面がメッシュの網状になっているので通気性が◎。段と段のスペースは高さがあるので、たて置きしたい野菜にも対応しています。ワゴンとして移動するも良し、ストッパーをかけて固定しておくも良し、自由に決められるのも魅力です。

どんなお部屋にもしっくりくすみカラーの トローリーワゴン(オリーブグリーン)

アースカラーが落ち着くワゴンタイプの野菜ストッカーです。3段のカゴはサイドと底面がメッシュの網状で、内側が見やすく通気性の良い作りになっています。カゴ1段あたり10kgの耐荷重なので、タマネギやジャガイモなどの重さが気になる野菜にも対応。360度回転式で移動が自由自在な便利なキャスターが付いているので、3段フルでストックしても安心です。ストック量が少ない場合は、2段式のワゴンとしても使用可能。ストック量やキッチンのスペースに合わせて好みの高さで使えます。