傷や汚れに強いからお手入れが簡単！合皮ソファの基本&おすすめ5選
「本革のソファが欲しいけどお手入れが大変そうだし高くてなかなか手がでない」とお悩みの方におすすめなのが合皮レザーのソファです。合皮は水や汚れに強く丈夫なものが多いため、日々のお手入れが簡単です。小さいお子様やペットを飼っているご家庭にも自信をもっておすすめできます。
今回は合皮ソファの基本&おすすめのソファを紹介してきます。
合皮ソファとは
天然の布地に合成樹脂を塗布し、表面を天然皮革に似せたものを合皮（合成皮革）と言います。合成樹脂にはポリ塩化ビニールやポリウレタン樹脂がよく使われています。
本革との違いは？
本革は水気や汚れに弱く、設置環境によっては皮の変色の恐れもありますが、合成皮革は水や汚れに強く短期的な変色もしにくい素材です。本革で張られたソファは10万以上するものもが多いですが、合皮革で張られたソファは3~6万円台を中心に販売されています。
合皮革素材は大きく分けて2つ
一概に合皮といっても実はみんなが同じ素材なわけではありません。一般的にソファなどに使用される合皮は2つの種類があります。次項でこの2つの合皮の比較を行っていきます。
PVCレザー
1つめはPVCレザーと呼ばれる合皮で、素材はポリ塩化ビニールを使っています。一般的に合皮といえばPVCレザーであることが多く、家具や雑貨など様々な物に使用されています。
特徴
PVCレザーは本革と区別がつかないほど見た目を似せてあります。特に近年の技術力の向上は目まぐるしく、その道のプロが見ても一見しただけだと分からないとまでいわれています。
メリット
最大のメリットは高級感のある雰囲気が安価で手に入ることです。本革だと手が出しにくかったというご家庭も簡単に手が届く価格帯で販売されています。またカラーバリエーションが豊富で、お部屋の雰囲気やインテリアに合わせて色合いを選ぶことができます。
デメリット
PVCレザーのデメリットは通気性の悪さです。湿度の高い梅雨の時期などに座るとベタつきが気になります。ベタつきが気になるときは固く絞った雑巾などでサッと水拭きするのが良いでしょう。
また耐久性があまり高くないので、4~5年使用すると劣化が目立ってきます。
PUレザー
2つめはPUレザーと呼ばれる合皮で、素材はポリウレタンを使っています。ソフトレザーと呼ばれることもあります。
特徴
PUレザーは質感が本革にかなり似せてあります。もちもちとしているので肌触りが良く、本革のようなしっとりとした感触が気持ち良いです。先述したPVCレザーより若干価格が高く設定されている傾向があります。
メリット
PVCレザーのデメリットであった通気性の悪さを改善しています。PUレザーは通気性が良くPVCレザーにあった張りつくような感触を抑えました。そのため座り心地が良いソファが多いです。
また経年劣化もPVCレザーよりしにくいといわれています。
デメリット
お手入れのしやすさではPVCレザーより劣ります。湿度が高い場所での使用は、加水分解という水分との化学反応をおこし,表面がプラスチックのようにボロボロになってしまう恐れがあります。なるべく換気しやすい場所で使用するようにしましょう。
合皮レザーを長持ちさせるポイント
こちらでは合皮レザーを長持ちさせるポイントを紹介していきます。
ゴミや埃を溜めない
日々のお手入れで大切なことはソファの上にゴミや埃を溜めないことです。ソファの上を軽くはたいたり、掃除機をサッとかけるだけで、いつも綺麗な状態を保てます。
汚れたら固く絞った雑巾で水拭き
目立った汚れを発見したときは、固く絞った雑巾で水拭きをしましょう。本革と違って水気にも強い素材ならではのお手入れ方法です。それでも落ちないときは、薄めた中性洗剤を使って拭き取ることも可能です。
直射日光に当てない
変色しにくい素材ではありますが、直射日光に常に晒し続けているのは良い環境とはいえません。特にPVCレザーは高温に弱いので、お部屋のレイアウトを考えるときはなるべく直射日光が当たらない場所に設置するようにしましょう。
おすすめの合皮ソファ
最後にカヴァースおすすめの合皮ソファを紹介していきますので、参考にしてみてください。
高級感あるレザータッチ ロータイプコーナーソファ
高級感ある上質な合成皮革を使用した、スタイリッシュなコーナーソファをご紹介いたします。高さを抑えたロースタイルですので、お子様やペットのいるご家庭にピッタリです。汚れや水分に強い素材なので、お手入れも簡単なのは嬉しいポイントです。
カラーは清潔感あるアイボリー、落ち着いた印象のブラウン、シックなブラックからお選びいただけます。ゆったりとしたくつろぎタイムをお過ごしください。
木の温もりとレザーが生み出す魅力 北欧デザイン木肘レザーソファ 2人掛け
レザーと天然木のコントラストが人気の北欧デザインソファです。細身のウッドフレームとつやっとした光沢のあるレザーが絶妙にマッチしていて、なんともいえないかっこよさがあります。
小さなお子様がいるご家庭でも安心して使っていただけるように、倒れにくいデザインと汚れに強い張地にこだわりました。お子様の成長を温かく見守れるソファとして、ファミリー層からも人気の商品です。カラーはダークブラウン、キャメルブラウンの2色からお選びいただけます。
合皮素材でエレガントに コイルスプリング内蔵リクライニングカウチソファ
ワンランク上の上質な空間を演出してくれるエレガントなソファです。本格的なコイルスプリングを内蔵し、座り心地にもこだわっています。
肘と背部分に細かいリクライニング機能がついているので、好みの姿勢でくつろぐことができるのも嬉しいです。お部屋に合わせて、3種類の木製脚とスチール製の脚から選ぶことができます。
ウレタンチップが理想の座り心地を実現 もこもこカウチソファ 合皮レザータイプ
まるで雲の上にいるかのような、極上の座り心地が魅力のカウチソファです。見た目通りふっかふかの座り心地で、一度座るとなかなか立ち上がることができません。贅沢にウレタンチップを使用しているので、この厚み・気持ちよさを実現できました。
背もたれは5段階のリクライニング機能がついているので、お好みの角度で寛いだりフルフラットにしてお昼寝のお供にピッタリです。つるっとした肌触りの合皮レザーを使用しているので、汚れにくく夏はヒヤッと気持ちが良いです。カラーはブラック、アイボリー、レッドの全3色。
古木風 ヴィンテージカフェスタイルリビングダイニング バックレストソファ
こちらのソファがあれば、お洒落なヴィンテージカフェにいるかのような空間をご自宅に作れます。セットで販売されているテーブルと合わせて設置すれば、今流行りのリビングダイニングスタイルの完成です。
張地には水や汚れに強いPVCレザーを使用しているので、飲みこぼしや食べカスが落ちてしまってもサッと水拭きするだけで常に綺麗な状態を保てます。毎日使うものだからお手入れが簡単なのは嬉しいですね。カラーはクールなブラック1色です。お部屋の印象がグッと引き締まりかっこいい印象を与えてくれます。
まとめ
今回は合皮ソファについて紹介しました。合成皮革は本革に似せて作られた人工的な素材で、本革のような雰囲気を安価で手に入れられる特徴がありました。合皮は大きくわけてPVCレザー・PUレザーの2種類。それぞれの特徴を簡単におさらいしておきましょう。
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メリット |
デメリット |
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PVCレザー |
・見た目が本革に似ている ・カラーバリエーションが多い ・お手入れが簡単 |
・通気性が悪い ・経年劣化が激しい |
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PUレザー |
・肌触りが本革に似ている ・通気性が良い ・PVCレザーより経年劣化しにくい |
・湿気が多い場所での使用は不可 ・PVCよりややお手入れが面倒 |
それぞれメリット・デメリットがあるので、最後はお好みに合わせてお選びいただくのがおすすめです。いずれにせよ、本革に比べるとお手入れが簡単で価格が安い素材ではあります。
合皮ソファをご検討の際は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。あなたにピッタリな合皮ソファが見つかりますように。