しかし、フランスベッドはそうではない。商品は多岐に渡り、対象としている年齢層も広く、価格帯も広範囲に及んでいる。それはひとえに、より多くの日本人に快適な睡眠、さらに幸福な生活を提供したいという思いからだろう。「一部の日本人だけでなく、より多くの日本人に、できれば全ての日本人に」という意識が強く感じられる。

そして主に高齢者の介護を対象とした「メディカルサービス事業」では、「多くの高齢者が快適に、豊かに過ごせるように」と事業範囲はとても広い。サービスの提供場所も全国に広がっている。さらには、その多くがレンタルサービスであり、介護保険内で利用できる。こちらもより多くの介護を必要としている日本人が、フランスベッドのサービスを利用して、豊かな人生を送れるような設計がされているのだ。

これら2つの事業を通して感じられるのは、フランスベッドは、人間の一生に寄り添い、なるべく多くのシーンで関わり、人々がより豊かな人生を送れるように、実によく考えられているということだ。「人生のそばにはいつもフランスベッドがいる」と言っても過言ではない。こんなにも人間の一生に寄り添い、豊かな人生を送るために生活を支え続けている会社もなかなかないだろう。

永続的に人間が繁栄できる環境づくりへ

フランスベッドが目指しているのは、1人の人間の一生だけではない。世代を超えて永続的に繁栄できるような環境づくりを目指している。近年地球の環境問題が取り上げられ、持続可能な社会へのアプローチが取り沙汰されているが、実はフランスベッドではかなり前から環境問題への取り組みをしている。

循環型社会を構築するためには、「リデュース（Reduce）」「リユース（Reuse）」「リサイクル（Recycle）」の3Rの推進が不可欠とされているが、フランスベッドは以前から3Rを強く推進してきた。

例えば、なぜフランスベッドが品質にこだわり、国内基準よりもはるかに厳しい独自の基準を設けているのだろうか。それは、ひとえに品質を高めて、長く利用できる商品を提供して、廃棄物の発生を抑制（リデュース）するためだ。

そして、主に介護事業で推進しているレンタル事業では、まさにリユースを実践している。介護商品は購入後、それを廃棄することが多いため、レンタルという形態にしてリユースを進めているのだ。それにより、資源の再利用や廃棄物の抑制に繋がっている。

また、近年フランスベッドが強く進めているのが、もう一つのリサイクルだ。現在、ポケットコイルマットレスの処分が問題として取り沙汰されることが増えている。ポケットコイルマットレスは、中身のポケットコイルが一つ一つ袋に個装されているため、コイルとその袋を引き離すことができずに再利用ができない、という問題が発生する。一方で、フランスベッドは、マットレス業界で初のエコマークを取得したマットレスを開発。加えて下図のように、マットレスの材料がそれぞれ分解・独立しやすい解体構造を考案したのだ。工具なしで解体できるため、人にもやさしい設計になっている。

解体が容易にできるということは、そのまま捨ててしまう材料を減らすことができ、最大限リサイクルできるということだ。例えば、解体したスプリングは新しいスプリングへと生まれ変わり、資源を無駄にしない仕組みになっている。他にも、材料の50%に再生素材を使うなど、フランスベッドは環境に配慮したマットレス作りにどんどん挑戦している。つまり、フランスベッドのマットレスを使うだけで、環境問題の解決に貢献することができるのだ。

「永続的に日本人が健康に暮らし、発展していける生活を提供している」

フランスベッドが私たちにもたらしているものは、やはり単なる商品ではない。フランスベッドはマットレスやベッドフレームを通じて、私たちの快適な睡眠や健康を支えてくれる。日本人の睡眠を70年近く見てきたフランスベッドだからこそ、日本人の暮らしや体型に合わせた商品を生み出し、日本人の健康を考えることができるのだ。また介護事業を通じて、より豊かな人生を送れるようにサポート。まさに私たちの人生において、“ゆりかごから墓場まで”寄り添うことで、生活を支えようとしている。そして環境問題に取り組みながら、「日本人が世代を超えて快適に地球上で暮らしていけるように」と願っているのだ。

「永続的に日本人が健康に暮らし、発展していける生活を提供している」

一度、フランスベッドのマットレスやベッドフレームを手にとってみてほしい。きっとフランスベッドが伝えようとしている想いを感じ取ることができるはずだ。

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