狭いリビングを落ち着く空間に◎インテリアのコツ3つとおすすめ商品
広々と快適でおしゃれなリビング空間にしたい……そう憧れる人は多いでしょう。一方で、リビングが狭いからと諦めている人も多いのではないでしょうか?狭いリビングでも快適・落ち着く空間にすることはできます!今回はお家のリビングが狭くても落ち着く空間にする3つのコツと、おすすめ商品をまとめました。
目次
「落ち着く空間」ってどんなリビング?
まず、「落ち着く空間」ってどんなリビングでしょうか?ちょっと良い感じのホテルの部屋を思い出してください。そこまで広さがない部屋でも、おしゃれで洗練されていて、それでいて落ち着いた空間になっていることが多いですよね。
ホテルのそれほど広くない部屋が、快適で落ち着いた空間になっているのは、以下3つのポイントをおさえているからです。その3つとは
- 家具のレイアウト
- カラーコーディネート
- 広く見せる家具を選ぶ
です。この3つのポイントを押さえれば、自宅の狭いリビングを落ち着く空間にすることができます。次章からは、この3つのポイントを掘り下げてご説明します。
狭いリビングでも落ち着く空間に【家具のレイアウト】
まず狭いリビングを落ち着く空間に変えるには、家具のレイアウトが最も重要です。なぜなら、家具は基本的にリビングの中で一番の面積を占めるものだからです。家具を上手にレイアウトすれば、それだけで空間を広くみせることができ、落ち着く空間に近づきますよ。
物を置きすぎない
まずはリビングに必要なものを考えてみましょう。
- ソファ
- テーブル
- 棚
- テレビ台
- ラグ・マットレス
こんなところでしょう。快適に過ごすために、もちろん最低限の家具は必要です。ですが、多すぎる家具は空間を減らし、リビングが狭く見える一因にもなります。
自宅のリビングにこれ以外の余分な家具はおいてありませんか?狭いリビングを落ち着く空間にしたいのであれば、そういった家具は思い切って処分、あるいは別の部屋に移動させるなどしてください。
広い床面に見せるコツ
部屋を広く見せるコツは、見える床面をふやすこと。とは言っても、最低限の家具やラグは置く必要があるので、見える床面積自体は変えることができませんよね。
ですが、広い床面に錯覚させることはできます。方法はとても簡単。「家具やラグのおいてない床面を1か所にまとめる」だけです。
例えば、左のインテリアコーディネート。ソファー前のラグを、ソファーのすぐ前に置くのではなく、少し間をおいて配置し、窓に続く一直線の廊下のような床面を作っています。これにより、抜け感と奥行きがでて、広く見せることに成功しているのです。
ソファや棚は壁によせる
ソファの背や収納の使わない側は、壁にぴったり寄せて無駄なスペースがでないようにしましょう。
デッドスペースがなくなるので、リビング空間を広く使うことができます。
狭いリビングでも落ち着く空間に【カラーコーディネート】
広いリビングを落ち着く空間にしたいのであれば、カラーコーディネートにも気を使いたいところです。なぜなら、カラーコーディネートが良いと空間が広く見えますし、洗練された落ち着いた印象を与えることができるからです。狭いリビングを落ち着く空間にするカラーコーディネートとはどのようなものなのでしょうか。
色を使いすぎない
まずは色の使いすぎはNGです。視覚的にも落ち着きませんし、色がまとまらないことで視覚が分散し、空間が狭く見える原因にもなってしまいます。
インテリアのカラーコーディネートは
- 床や壁に使われるベースカラー
- 家具などに使われるアソートカラー
- 小物などでとりいれるアクセントカラー
で構成されます。
ベースカラー1色・アソートカラー1色・アクセントカラー1~2色を基本とし、色を使いすぎないことがポイントです。
黄金のカラー比率
インテリアのカラーコーディネートは、
- ベースカラー70%(白やベージュなど)
- アソートカラー25%(茶色や濃いアイボリー)
- アクセントカラー5%(オレンジや青)
が黄金比です。
ベースカラーとなる床や壁の色はなかなか変えづらいですが、アソートカラーとなる家具の色は自分で決められます。ベースカラーをなじみの良い色にすると部屋にまとまりがでて、視覚的な落ち着きと広さを与えてくれます。
リビングの個性は、小物や時計といったアクセントカラーで表現しましょう。
リビングを広く見せるおすすめ配色
リビングを広く見せるコツは「寒色で落ち着いた色」をベース・アソートカラーとして使うことです。
白やベージュをベースカラーに、アソートカラーは「寒色でベースカラーに馴染む色」がおすすめ。茶色やベージュ、落ち着いた濃い青や緑などは、ベースカラーによく馴染みます。
もう1つのポイントは「上にいくほど明るく、下にいくほど暗い色を使う」こと。天井近くに暗い色を使うと、視覚的に上からの圧迫感を感じて部屋が狭く見えてしまうからです。
狭いリビングでも落ち着く空間に【家具の選び方】
最後に家具選びです。家具を上手に選ぶと部屋が広く見えるだけではなく、使い心地が良く落ち着いてすごせるもの。機能性とスタイルが両立するものを選びたいですね。
ロータイプでゴツくない作りのもの
狭いリビングを落ち着いた空間にするには、圧迫感のない家具を選ぶのが基本です。ロータイプの目線より低い家具を選びましょう。
また作りが華奢なもの、テーパードレッグ(家具の脚の付け根から先にかけてだんだん細くなるデザイン)などの繊細な作りものも、圧迫感を感じさせず空間を広く見せてくれます。
鏡・ガラスを効果的に使う
鏡は空間を広く見せてくれる強力なアイテムです。レストランやショップでも、片側の壁を鏡にしているところがたくさんありますよね?鏡を置くことにより対面が映り、広く見えるような視覚効果があるからです。
狭いリビングも、鏡を置くあるいは鏡のついた家具を置くことで、この効果を得ることができます。また、ガラスを使ったテーブルなども、床面を見せてくれるので部屋が広く感じさせる効果がありますよ。
多機能家具も上手く利用しよう
狭いリビングに置くことができる家具の数は限られています。狭いリビングこそ多機能家具をうまく利用して家具の数を減らし、空間を広く保ちましょう。
例えばソファとベッドが一体になったもの、収納がついたテレビ台、必要なときだけ使える折り畳み式の机などが考えられます。
狭いリビングでも落ち着く空間に【おすすめ家具】
ここからは狭いリビングを落ち着く空間にしてくれる家具をご紹介します。上記のように
- ロータイプでゴツくない作りのもの
- 鏡・ガラスを使ったもの
- 多機能家具
を選ぶのがポイントですよ!
透明感の極みでスタイリッシュ空間を演出 ガラスローテーブル
全面ガラスのこの商品。圧迫感がありませんし、ラグや床面を見せてくれますから広く見せる視覚効果もあります。なによりデザインが洗練されており、置くだけでおしゃれに見えますね。北欧風や和モダン、アジアンスタイルなど、ラグの雰囲気に合わせて、どんなスタイルにも相性抜群です。
ワイドサイズ リクライニング機能付き 日本製収納付きソファベッド
収納×ソファ × ベッドが1つになったソファベッド。ワンルームなどの狭い部屋・リビングにピッタリの商品です。引き出しが2杯ついており、ごちゃごちゃしがちなリビングのものを整理し、お部屋をすっきり見せる手伝いをしてくれます。アイボリーやブラウン、ブラックといったアソートカラー以外に、リビングのアクセントにもなりそうなイエローベージュもあります。
自分スタイルにアレンジ自在 完成品ヴィンテージ伸縮テレビ台
幅と角度を自在に変えることができるので、リビングのスペースに合わせてカスタマイズ可能。狭いリビングにピッタリです。また、オープンシェルフが視線の抜け感を作ってくれるので、狭いリビングでも圧迫感がありません。白やベージュといったベースカラーに馴染みのよいシャビーオークとウォールナットの2色展開で、部屋のスタイルを選びません。スリムな奥行きですが、収納力たっぷりなのもポイントです。
贅沢空間をお部屋に ミックスカラーの円形シャギーラグ
部屋のアクセントになるミックスカラーの円形ラグです。アクセントカラーを下に持ってくることで、圧迫感をおさえてくれます。狭いリビングの場合、空間に広がりをもたせるため家具は壁などの色に合わせたベージュや茶色といった馴染み色を選びますが、それけではつまらないもの。ラグで自分がハッピーになれる色を選んでみてはいかがでしょうか。
選べる20カラー×54サイズ 防炎・1級遮光カーテン(幅150cm×2枚)
20色のカラー展開で、カラーコーディネートに必要な色が見つかります。狭いリビングの場合、カーテンにインパクトのある色を持ってくると、ベース・アソート・アクセントカラーのバランスが悪くなりがち。モカブラウンやアーバングレイなど、壁の色に馴染みやすい色を選ぶと、狭いリビングが広く見え落ち着いた空間になりますよ。
まとめ
狭いリビングでも、インテリアを工夫すれば落ち着く空間にすることが可能です。一見難しそうに見えますが、家具の配置やデザイン、カラーコーディネートのポイントをおさえれば、意外と取り組みやすいものです。
この記事で紹介した、狭いリビングでも落ち着く空間にするテクニックやおすすめ商品を参考に、カヴァースで居心地の良いリビング作りに取り組んでみてください。