幼児に枕は必要?3つの選び方のポイントをチェックしよう

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カヴァース編集部

赤ちゃんのころは枕を使っていなかった、またはタオルを使っていたという場合でも、お子さんの成長にあわせて枕を使うかどうか迷うという方も多いのではないでしょうか?

しかし、ここでふと疑問が。

そもそも、幼児には枕は必要なのでしょうか?今回は幼児に枕が必要な理由や、枕を使い始める時期についてご紹介していきます。

幼児に枕が必要な理由は?

幼児に枕は必要ないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、次のような理由から枕が必要と考えられています。

S字カーブをキープする

私たちの背骨はS字カーブを描いており、このS字カーブのおかげで運動や日常動作による衝撃を吸収し、体に負荷がかかるのを防いでくれるという重要な役割があります。これは、大人だけでなく幼児にも同じことがいえます。

枕を使うことでS字カーブが寝ている間も保つことができ、体への負担がかからずに熟睡できるということなのです。

質の良い睡眠がとりやすくなる

S字カーブを保つことで、自然と質の良い睡眠がとりやすくなります。幼児なのに「いつも眠い・すぐ疲れてしまう」という場合は、睡眠の質が低下している可能性があります。もしも枕を使っていないで上記の症状が見られる場合は、枕を使うことを検討した方が良いかもしれませんね。

成長ホルモンが分泌されやすくなる

質の良い睡眠をとることで、成長ホルモンも分泌されやすくなります。成長ホルモンは幼児にとって、成長を促すための非常に重要なものです。

「寝る子は育つ」という言葉が昔からありますが、まさにこの言葉通りで良質な睡眠をとって成長ホルモンを分泌させることが、幼児の成長に大きく関係すると覚えておきましょう。

幼児の枕はいつから必要?

では、幼児の枕はいつから必要なのでしょうか?具体的な年齢を見ていきましょう。

赤ちゃんに枕は必要ない

赤ちゃんは、お腹の中にいたときの名残で背骨がS字カーブではなく、C字カーブになっています。成長とともに少しづつS字カーブが作られていくため、赤ちゃんの頃は無理に枕を使う必要はないということです。

といっても、1日の大半を寝て過ごす赤ちゃんのために枕を用意したいという方も少なくありません。その場合は、赤ちゃん用の枕を選ぶようにしましょう。

3歳すぎから枕を使い始めても◎

2~3歳を過ぎてくると自我が出てくるため、大人が枕を使っているのを見て自分も枕を使いたいといってくることもあります。

そんなときは、本人の気持ちを尊重し幼児用の枕を用意してあげると良いでしょう。このときに気を付けたいのが、大人用の枕を幼児に使わせてしまうことです。大人用の枕は幼児にとって高さや大きさが適切でないため、睡眠の質が低下してしまう可能性が高くなります。幼児の年齢にあった枕を選ぶようにしてくださいね。

小学校3~4年生が通常サイズ使い始めの目安

一般的に、S字カーブが出来上がるのが小学校3~4年生頃といわれています。この時期になると、赤ちゃんや幼児のときのような柔軟性がなくなってきて、寝ているときに大人と同じように体が負荷がかかるようになってきます。

翌朝起きたときに、「肩こりがする、疲れが取れない」といったような症状が出る場合は、枕の購入を検討した方が良いかもしれませんね。

合わない枕を使うとどうなるの?

それでは、幼児が合わない枕を使うとどうなるのでしょうか?

眠りが浅くなる

合わない枕を使っているとS字カーブをしっかりと保つことが難しくなり、眠りが浅くなってしまいます。浅い眠りは成長ホルモンも分泌されにくくなるため、幼児の成長にも影響が出てきてしまいます。

歪みが出やすくなる

幼児は体も歪みやすく、寝ている間に頻繁に寝返りをすることで体の歪みを直すといわれています。枕が合っていないと寝返りが打ちにくくなり、寝返りの回数も減り、体も歪みやすくなってしまいます。


いびきや口呼吸が増える

枕が合っていないと、大人と同じように幼児でも口呼吸やいびきをすることが増えていきます。これらの症状は眠りが浅くなり、成長にも影響が出てくるため注意しましょう。

幼児の枕を選ぶポイントは?

それでは、幼児の枕はどのように選んでいけばいいのでしょうか?

子供の寝方に合わせる

幼児の枕を選ぶときは、まずはその子にあった寝方に合っていることが大切です。

・仰向けからうつ伏せとバリエーションに富んだ寝方をするのであれば、スタンダードな枕
・寝返りは多くないけれど寝ている間に枕から頭が落ちてしまうのであれば、枕にくぼみがあるタイプ
・とにかく寝返りが激しいのであれば、抱き枕

といったように、日ごろどのような寝方をしているかで考えていきましょう。

サイズや高さ

幼児用の枕は肩が安定できるよう、肩幅よりも大きめの枕にするのがポイントです。枕の縦幅は、頭の大きさよりも大きめを。

枕の高さも成長に合わせて変えていくのがベストです。毎回買い換えるのが大変だという場合は、高さ調整できる枕を初めに購入しておくと良いかもしれませんね。

通気性やお手入れのしやすさ

幼児用の枕は通気性にもこだわりたいものです。大人よりも新陳代謝が活発で汗をよくかくため、通気性が高く自宅の洗濯機で丸洗いできるものがおすすめです。

枕を汗で濡れたまま放置しておくとカビや臭いの発生につながってしまうため、こまめに洗濯するようにしていきましょう。

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まとめ

幼児用の枕は日ごろの寝方や肩幅にあったサイズのものを選ぶようにしていきましょう。また、枕を使う本人の気持ちも取り入れると枕を大切に使ってくれそうですね。

一般的に、S字カーブができてくる小学校3~4年生くらいから、大人と同じサイズの枕を使い始めるのがおすすめです。子供の成長はとても速いものです。成長に合わせて随時枕を見直しましょう。

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