【家具と暮らす】長く使うための日常ケアを習慣にする方法
インテリアショップやサイトを何度もチェックして、やっと手に入れたお気に入りの家具。毎日触れる家具は汚れやすく、傷がつきやすいものです。長く使い続けるためには、習慣づけてお手入れすることが大切です。この記事では、家具によく使われる木とレザーを種類別に、習慣にできる日常のケア方法をご紹介いたします。
ケアを習慣にする方法
床掃除や水回りなど、お部屋の掃除はマメにしますが、家具のケアはどうしても後回しにしがちです。どうしたら習慣にすることができるでしょうか。
正しいケア方法を知る
はじめに知識として家具の正しいケア方法を学んでおくなら、どれくらいの頻度でケアしたら良いか、どうしたら汚れを蓄積しないでキレイを保てるかなどがイメージできるようになります。
ケアのための正しいアイテムを揃えるなら、いつでもスタンバイOKな気持ちになります。
ルーティンにする
このケアは1週間に1度、このケアは1ヶ月に1度…といった具合に、ケアのルーティンを決めるなら、連続してケアする習慣が付きます。曜日や日付で決めておけば、「あれ、これケアしたっけ?」と、忘れることもありません。
お掃除のサイクルを管理してくれるアプリなどを使うのも◎。「今日は〇〇の掃除をする日です」と教えてくれるので便利です。
ケアアイテムにこだわる
すぐに取り出せる場所にケアアイテムを用意しておくのも良い方法です。サッと取り出してサッとケアできるようになる、大切なポイントです。
さらに、お洒落だったり本格的なケアアイテムを用意するなら、モチベーションが上がり、ポジティブな気持ちで家具のケアに取り組めます。
木製家具のケア方法
次に、木製家具のケア方法を考えてみましょう。
木製家具の塗装にはいくつか種類があります。塗装に合わせたケアをするなら、家具を良い状態で長持ちさせることができます。素材や塗装の有無、塗装方法によってケアの仕方が変わります。こちらでは木製家具の塗装ごとのケア方法をご紹介します。
オイル塗装
オイル塗装とは、家具の表面に植物性オイルを浸透させる塗装方法です。木の手触りをそのまま楽しめて、美しい木目や風合いをいかせます。表面の汚れを拭き取った後に、主にオイルやワックスなどを浸透させます。オイル塗装の家具には、下記のようなケア方法があります。
木工用オイル
亜麻仁オイルなどを主成分とした木工用オイルは、木材の内部に浸透し、木自体が持つツヤを引き出してくれます。
スプレータイプを使うなら、塗りやすいので気軽にケアできます。2ヶ月に1度ほどオイルケアをすると、表面の潤いと美しい木肌を保てます。
ワックス
木の質感やカラーを変えないでケアできるのがワックスです。特に明るい色めの家具にはこちらがおすすめです。
自然素材の蜜ろうワックスは、アトピーやシックハウス症候群の方にもおすすめです。ワックスも2ヶ月に1度ほどの頻度でケアしましょう。
ぬか
SDGsな方法として、ぬか入り巾着で磨くという方法もあります。ぬかの油分でツヤが出て、水分をはじいてくれます。エコな方法なのが良いですね。
乾燥する季節には1週間に1度くらいのペースで木製家具を磨いてあげましょう。
ウレタン塗装
ウレタン塗装とは、家具の表面にポリウレタン樹脂を吹き付けて、表面をコーティングする塗装方法です。傷や汚れ、熱に強く、耐水性に優れています。
日頃のケアは、中性洗剤を薄めた洗濯液に雑巾を浸して固く絞り、表面の汚れを落とします。水拭きした後に乾拭きして完成です。
ラッカー塗装
ラッカー塗装とは、揮発性の高い有機溶剤に樹脂を溶かした塗料を使います。塗膜が薄く、重ね塗りの手間がかかりますが、自然に近い木の肌触りを残しつつ、ある程度の耐水性も持っています。
乾拭き、もしくは固く絞った雑巾での水拭きが基本です。アルコールシートは塗装を溶かしてしまうので、使わないようにしましょう。
レザー家具
レザーのケアの基本は乾拭きですが、レザーの種類によってケアの方法が違います。種類別のケア方法をご紹介します。
本革
本革は油分を失うとひび割れしやすくなります。できれば3ヶ月に1度ほどケアしてあげると長持ちします。
革専用クリーナー
レザー家具に蓄積された汚れを落としてくれます。保湿成分の入ったものなら、汚れを落としつつ、ツヤも与えてくれます。スプレー式だと手軽に使えます。
プロテクトクリーム
薄くクリームを塗り込めば、ツヤが出て防カビや撥水効果を期待できます。天然素材でできたものを選ぶなら、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心してお使いいただけます。
起毛素材
ヌバックやスエードなどの起毛素材の家具は、毛並みの美しさを保つために、専用のブラシでマメにブラッシングしましょう。
必ず専用のワックスかローションを使いましょう。起毛素材専用のお手入れセットを用意しておくと便利です。
まとめ
せっかく気に入っておうちで一緒に暮らしはじめた家具。長く愛用するためには、日常ケアを習慣にすることが大切です。また、素材によってケア方法が違うので、正しい方法できちんとケアす必要があります。
こうしてケアしていると、家具に対する愛着がますますわいてきます。お気に入りの家具と暮らす喜びを感じつつ、心豊かにお過ごしください。
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