第4話: 【ブルーのフロアソファ×大人シック】壁面収納が引き立つモードなリビング

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カヴァースメディア部

今回は私たち日本人に馴染みの深い「床に座る」フロアスタイルのソファを取り上げる。色はややグリーンがかったブルー。インテリアにおいて、深みのあるブルーは静けさや落ち着きを象徴する。そんなブルーのフロアソファを愛用するのは、30代のカップル。「多忙な日々を癒せるリビングを」、そう望む彼らのコーディネートを見てみよう。

マルイチセーリングが商品に込めたストーリー

家具業界の時代の先駆者「マルイチセーリング」の正体

第0話: プロローグ - マルイチセーリングの「着眼」

第1話: 『マルイチセーリング』の存在感 時代に先駆けてUP DATEする感性と行動力

第2話: ひとつの方向だけにとどまらない特別な役割

第3話: 新たに挑戦を重ねて新価値を生み出していく

第4話: 【赤いフロアソファ×ナチュラルスタイル】色で遊ぶ小上がりのあるリビングダイニング ← 今回の記事

「ふぅ、今週は仕事が立て込んで、本当にハードだったわ。この週末は家でゆっくりすごしたい!…それにしても、このリビングは落ち着くわね」
「やっぱりフロアソファだからかな。床に座っているみたいで、何だか懐かしい気がする。後ろの壁もダークグレーだから、暗くなっちゃうかと思ったけれど、そんなことないな」

女性がフロアソファにもたれかかり、クッションを手に取った。ソファの下に敷いた淡色のシャギーラグが、高貴なブルーカラーをより引き立たせてくれている。深みのあるブルーのソファは、重厚さもありつつ、高さを抑えることで開放感ももたらす。背もたれに縦のラインが入ったデザインは、空間のアクセントになる。

ブルーのソファは淡いシャギーラグに置いて、ソファの高貴なブルーを引き立たせる

「はい、コーヒー。ちょっと濃いめに淹れたよ。あと、昨日の夜に買っておいたクッキー。ブラックコーヒーに合うんだってさ」

ソファ正面に置いたテーブルに、男性はそっとコーヒーカップを置いた。このテーブルはソファに合わせて選んだもの。円い脚の軽やかなデザインが2人のお気に入りだ。重厚さを感じるブルーのソファと、いい対比になっている。

ブルーのソファの背後にはオープンラックを。小物の飾り方にセンスが光る

「この壁に置いたオープンラック、見れば見るほどユニークよね。昔こんなゲームあったの、思い出すわ」
「ゲーム、確かにあったな。駅の向こうにできた家具ショップで見つけたんだ。ソファの色にも合うんじゃないかと思って。壁の色が暗めだから、オープンタイプにしてよかった!こうやって鉢植えを飾りたかったんだよ」

コーヒーを飲みながら女性は後ろを振り返る。なるほど、確かにオープンラックの中に植物のグリーンが加わって、自然の息吹も感じられる。小物や書籍をバランスよく飾るのは難しそうだが、彼に任せてよかった。

ソファコーナーの奥にテーブルセットを。オープンラックのインテリアと合わせ、統一感を出した

「あ、そうそう。今朝友だちから荷物が届いていたのよ。そこのイスに置いたの忘れてたわ」

女性はコーヒーを置くと、おもむろに立ち上がって荷物を開封し始めた。荷物を置いたチェアは、ソファの深いブルーと対照的に、デザイナーズのホワイトを選択。オープンラックの雰囲気に合わせ、まとまりを出した。

「何が届いたんだい?あ、花瓶じゃないか!」
「本当、すてきね。このテーブル周りちょっとさみしかったから、ここにも花を飾りましょう」

外の光がソファへと差し込み、独特の陰影を作り出す

女性はさっそく、窓の横に飾っていた黄色い花をいくつか取り出し、青い花瓶に挿した。そのとき、大きく開けたリビングの窓から、サーっと風が吹き込んできた。心地よい風がレースのカーテンを揺らす。カーテンが大きく揺れた拍子に、大きく陽が差し込む。ブルーソファの背もたれに光が当たると、ストライプ部分にはっきり陰影ができる。女性はこの様子を見るのが大好きだ。

「さぁ、そろそろ買い物に行かなくちゃ。本当はずーっとソファで寛いでいたいけれど」
「まぁまぁ、また帰ってきたら落ち着けばいいじゃないか。今日は何も予定入れていないんだろう?帰りにDVDも借りて、ソファで観よう。途中で寝ないようにな」

高貴なブルーのソファを中心に、シックにまとめた大人のリビング。重厚さもありつつ、フロアタイプでふだんの疲れを癒してくれる。女性は名残惜しそうにソファから立ち上がり、身支度を始めたのだった。

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