ベッドの搬入は意外と大変です。特に折りたたむことができないマットレスは、そのままの大きさで配送されることになりますので、事前によく調べないとドアから入らない、なんてことがあります。そのためにも事前に搬入経路のご確認をお願いしております。それでもベッドの搬入ができないお客様へご提案をさせていただきます。
ベッド搬入における制約
搬入の際に最も制約になりやすいのはマットレスになります。ベッドフレームはほとんどの場合組み立て式なので、梱包サイズはそれほど大きくありません。折りたたむことができないマットレスの梱包サイズは、最長辺が約200cmありますので、この長さがエレベーターや玄関・ドアを通ることができなければ搬入はできません。
※詳細は「搬入経路のご確認」をご参照ください。
マットレスの種類
ベッドのマットレスは、折りたためるマットレスと折りたためないマットレスの2種類があります。
折りたためないマットレス
当店でお取り扱いしているほとんどのマットレスは折りたたむことができません。通常マットレスのサイズは、長辺が約200cmありますので、折りたためないマットレスの梱包サイズは長辺が約200cmあることになります。また厚みは、約17cm~18cm程度です。
折りたためるマットレス
当店では三つ折りポケットコイルマットレスをお取り扱いしています。こちらは折りたたむことができるので、最長辺の長さは約70cm程度になります。真空圧縮ロール梱包でお届けしますので梱包サイズも小さくなります。また厚みは約8cm~10cmと通常のポケットコイルに比べると半分程度の厚さとなっています。
- セミシングルベッド用: 約幅83cm×長さ34cm×高さ34cm
- シングルベッド用: 約幅100cm×長さ34cm×高さ34cm
- セミダブルベッド用: 約幅123cm×長さ34cm×高さ34cm
- ダブルベッド用: 約幅143cm×長さ34cm×高さ34cm
ベッドのデザインとマットレスのタイプ
ベッドには、厚い通常のマットレスが似合うベッドと薄いマットレスが似合うベッドがあります。
折りたためないマットレスが似合うベッド
通常のマットレス(厚みが約17cm~18cm)は主に背が低いローベッドと組み合わせられることが多くあります。当ショップでも多くのローベッドでは、通常のマットレスをセットにして販売をさせていただいております。この場合はマットレスが折りたためないので、搬入経路が問題になることがあります。
折りたためるマットレスが似合うベッド
三つ折りポケットコイルマットレス(厚みが約8cm~10cm)は主に背が高いベッドと組み合わせられることが多くあります。背が高いベッドは、主にはベッド下に収納が付いているベッドになります。ベッドフレーム自体が背が高いので、マットレスは薄いほうがフィットします。もちろん薄いポケットコイルマットレスでも機能面が劣ることはありません。
当ショップでは下記のようなベッドで三つ折りポケットコイルマットレスをセットで販売しています。
通常のマットレスの搬入が難しい場合は
通常のマットレス(最長辺が約200cm)の搬入が難しい場合は、マットレスの梱包サイズを落とせる方法があります。
ベッドフレームと三つ折りポケットコイルマットレス(と布団セット)の組み合わせ
ベッドフレームに三つ折りポケットコイルマットレスを組み合わせる方法があります。三つ折りポケットコイルマットレスだと厚みが足りない場合は、その上に厚めの敷布団を敷いてみてはいかがでしょうか。三つ折りポケットコイルマットレスにすることで搬入できる可能性が高くなります。
ダブルベッドではなく、クイーンベッドを選ぶ
特にダブルサイズのマットレスは長さに加えて、幅もありますので、最も搬入が難しいマットレスです。ダブルサイズのマットレスの搬入が難しい場合は、クイーンサイズを選ぶことで解消されることがあります。当店でお取り扱いしているクイーンベッドは、ほとんどの場合でマットレスが2分割されています。クイーンベッドの幅は約160cmですが、そのマットレスとなると、幅160cm×長さ200cmというサイズになります。このマットレスの搬入の負担を軽くするために、マットレスを2分割して幅80cm×長さ200cmのマットレスを2枚つなげるようにしています。つまりダブルサイズのマットレスよりも、2分割されているクイーンサイズのマットレスの方が搬入しやすくなっています。例えば下記のベッドは、マットレスを2分割しているベッドになります。
分割式のマットレスベッドを選ぶ
当店では分割式のマットレスベッドをお取り扱いしています。これはマットレスを縦に分割することで、最長辺の200cmという長さが100cmになります。こちらのベッドはほとんどの場合、搬入が可能になります。