パイプベッドをご購入する際のご参考にしてください。
パイプベッドに関する購入ポイント
シンプルさも可愛らしさも
スチールパイプを使った家具というと、簡易的な、組み立て式のさっぱりしたものを想像しますね。ベッドも昔から、黒や白の飾り気のないパイプ製はよく見かけました。ここに揃っているパイプベッドは、見かけはそういったシンプルなタイプと変わらないものもありますが、異素材とのコンビや、小物用の棚やコンセントといった機能がついているなど、ひと工夫加わったモデルになっています。省スペースを追及して、ベッド下の収納にボリュームをもたせた背の高いタイプもあります。ロフトタイプなら、個室を持たないかたのプライベートスペースも、ベッド下に持つことができます。
また、パイプの特性を利用して、木では難しい曲線を多用した、“姫系”デザインのフレームも揃っています。ヘッドボードやフットボードに、パステルカラーのパイプで独特な装飾を加えたベッドに憧れる女子も多いことでしょう。作りはしっかりしたベッドなので、お子さんの部屋にはもちろんのこと、独り立ちした大人が、憧れのインテリアを実現するのにも良いと思います。装飾はあるけれど、ボリュームはなく、組み立てやすく、場所をとらないのもこの類のベッドの良いところです。
パイプベッドのコーディネート
圧迫感がなく、どんなところにでも合わせやすいのがパイプベッドの特徴です。無機質な感じに合わせ、全体的にさっぱりと、物を少なめにしておくときれいです。合わせる家具は木製でも、同じような金属製でも合いますが、厚みのあるぼってりしたものより、細身な方が統一感が出ます。背が高いベッドの場合は、下のスペースをフル活用して、収納に使うのも、デスクやソファを置いて「自分の城」のような空間にするのもいいです。ベッド下スペースに物をたくさん置くのであれば、フレームにカーテンをつけて、目隠しをするとすっきりします。
“姫系”をお選びになるかたは、女性らしい優美なインテリアをお好みだと思います。クラシックスタイルの白やナチュラル色の家具とか、花柄、パステルカラーのファブリックなどを合わせて楽しみましょう。色数をおさえて、全体の白との割合を半々くらいにすると、甘くなりすぎず、落ち着きが出ます。
合わせるマットレスですが、パイプベッドの床板は通常の板ではなく、細い格子状になったものがほとんどです。柔らかく薄いウレタンマットや、極端に細かいポケットコイルではなく、ボンネルコイルや硬めのウレタンが入ったマットレスの方が、このタイプのベッドに適しています。