チェア・椅子の商品一覧です。

このコーナーでは主に、デスクでの作業に向いたワーキングチェアを取り揃えています。ダイニング、リビングに適した椅子はまた別で掲載されていますので、「ダイニング」のコーナーをご参照ください。

作業用の椅子は、大きく分けると、長時間のデスクワークに向いた比較的大型の椅子と、ちょっとした書きものや家事、手作業に向いたコンパクトな椅子とに分類されます。デスクワーク向きの椅子は、一般家庭はもちろん、オフィスでの業務用にもいいですね。体にフィットして疲れないこと、動かせることがポイントなので、多くの場合背もたれが高く、全体的に微妙なカーブのついた、座り心地重視のデザインになっており、脚にはキャスターがついています。通気性を考えて、凝った素材を使っている椅子も多くあります。

作業用の椅子は、少しの間腰かけたり、物を仮置きしておいたり、時には高いところに手を出すために足をかけたりするのに使います。比較的コンパクトでシンプル、中には背もたれがついていないスツールタイプの椅子もあります。狭いところに置いておくにも適した椅子です。それぞれに向いた使いかたがありますので、用途と、置き場所に合った椅子を選びましょう。

デスクワークに良い椅子のポイントは、高さと位置が身体にしっかり合わせられることです。人間工学に基づいたデザインであることも大事なのですが、身体の大きさは一人ひとり違いますので、それに自分がぴったり合うとは限りません。ほとんどの家具は、身長165cmをこえる男性を基準に作られてきましたので、小柄なかたやお子さんにとっては、背もたれやヘッドレストの位置が合わずに疲れる、ということもよくあります。ですから高さの調節がしやすいことと、適度なコンパクトさで、机に向かったときにしっかり引き寄せられることが大事なのです。

高さ調整はわかりやすいと思いますが、もうひとつ、全体の幅にもちょっと気をつけてください。脚が大きく広がっており、机に入らないとか、机の下に置いたキャビネットにぶつかってしまうようだと、座ったときに身体が机から離れたままになってしまいます。肘かけも同様で、ここがひっかかって机から身体が遠くなると、姿勢が悪くなり、腰痛の原因になることがあります。ゆったり読書をするような使いかたなら肘かけや大きな背もたれも良いですが、作業には直接必要ありませんから、しっかりデスクワークをする場合は、あえてすっきりしたものを選んでも良いと思います。