北欧風ソファの商品一覧です。

「レトロ」というと、某映画で再現されて人気を博したような、戦後にできた家電、車、看板などのデザインを思い浮かべるかたが多いのではないでしょうか。または大正時代を思わせる、洋式のはしりのようなデザインの調度品を想像するでしょうか。特にいつのものがレトロ、という定義はないので、何を具体的に指すかは実は決まっていません。逆にもっと古くからあった、デザイナーズチェアのようなものはレトロとは言わず、感覚的に、ちょっと古くさいような、懐かしい雰囲気のあるデザインのものをレトロと言っています。

ここに揃っているソファももちろんすべて新しいものですが、デザインや質感が、どこか古さを感じさせます。特に特徴的なところは、フレームが細く、全体的に直線的、薄型であるということです。また、クッションも平たくて四角く、ボタン留めが施してあるものが多いです。素材はいろいろありますが、光沢のある起毛した生地や、渋い色のチェック、ストライプといった柄ものの生地を使うと、レトロ感が出るようです。戦後に生きていたわけでもないのになぜか懐かしさを感じるこのデザインのソファ、お部屋に置くとお洒落ながら、どこかほっとするような空間ができそうです。

もともとレトロな雰囲気がお好きでこのジャンルを選ぶかたは、他にも似たスタイルのインテリア用品を買うか、もうお持ちだと思います。もしかしたらお部屋も古い物件のリノベーションや、こだわりの家だったりするかもしれません。レトロソファはソファの中でも細身でコンパクトなものが多いので、古い日本の家にも入れやすく、畳の部屋にも合わせられます。古い団地でも町家でも、逆にコンクリート打ちっぱなしの近代的な部屋でも、思い切りその世界を出して楽しみましょう。おすすめは、ヴィンテージ柄の壁紙や生地のものを、アクセントにもってくることです。オレンジや緑、茶色を使った古い柄ものには、きれいで面白いものがたくさんあります。

レトロにこだわっているわけでないかたにも、場所をとらないこのタイプのソファは使いやすいでしょう。他の家具も、脚が細身で、全体的に軽い感じのものを選ぶと統一感が出ます。シンプルでも味のある北欧デザインのテーブル、ボード類などは好相性です。

リビング以外の場所にも活躍の場はあります。書斎や寝室、来客スペースなどに、小さいサイズのソファを置いてみてください。コンパクトながらゆったり座れますし、単体で置いても見栄えがします。