こたつを新しく買うときに、わざわざ布団も新しいものを調達せずに、家にあるもので間に合わせたくなりますね。サイズが合えば普通の布団や毛布でも大丈夫なのですが、こたつ布団はやはりそれに向いた仕様になっているので、できればこたつ用のものを1セット持っていただきたいと思います。掛け布団、敷き布団がセットになっていて価格も手ごろです。
こたつ布団は寝るときの掛け布団と違い、テーブルから下に垂れさせて使うものなので、サイズが違うのはもちろんのこと、薄めで適度な重みがあります。また、ステッチも、真ん中が持ち上がった形で立体的にきれいに広がるよう工夫されています。カバーに入れるのが普通の寝具と違い、そのままの状態で触るため、裏表の素材を変えて肌触りをアップさせているのも特徴です。
敷き布団には薄くウレタンフォームも入っていて、弾力を増すことで座り心地や、保温性をよくしてくれます。床面には何もなくても使えますが、やはり敷布団があった方が感触も、暖房効果も上がります。下が畳敷きの場合でも、敷き布団はあった方が快適です。効果的に布団を使って、無理なく気持ちよい節電を目指しましょう。
こたつのテーブルにもサイズが何種類かあり、布団もそれに合わせてサイズバリエーションが揃っています。各商品の詳細に、適した布団のサイズが載っていますので、そちらを参照して大きさを決めてください。
このラインナップにあるこたつ布団は、どれも中材や構造は基本的に同じですので、あとは生地と、色柄で選ぶことになります。お部屋の雰囲気と、色味に合ったものがいいですね。落ち着いた大人のインテリア、重厚感のある家具で整えた部屋なら、クラシックな花柄かペイズリー柄が良いでしょう。シンプルモダンな雰囲気なら、幾何学模様や若々しいポップな柄が合います。渋い和テイストは、和室はもちろん、アジアンモダンや、モノトーンで整えたシックな部屋にも、意外な馴染みかたをすると思います。モデルによっては色違いもありますので、一覧だけでなく、それぞれの商品情報もチェックしてみてください。
通常のお手入れは掃除機で埃を吸い取るだけで良いですが、たまに敷布団もあげ、干して湿気をとりましょう。季節が終ったら長期間しまうことになりますから、一度クリーニングか手洗いできれいにしてから、水分を完全にとばして保管しましょう。省スペースには圧縮袋が役立ちます。