キッチンワゴンをご購入する際のご参考にしてください。
キッチンワゴンに関する購入ポイント
キッチンワゴンの使いかた
キッチンやダイニングでは、たくさんのお皿や食材を並べて使いますので、広い作業台があるほど助かります。とはいえ、広い台を置いて、余裕で動きまわれるようなキッチンはそうそうありませんから、限られたスペースで、必要なときに身の回りに置いて使えるワゴンを利用するのが手軽でいいでしょう。料理や使い終えた食器を運ぶのにも便利ですから、調理中はキッチンに置いて作業台に、そのままできたものを並べてダイニングに運び、食事中は補助テーブルとして使い、食事が終ったらまとめてキッチンに持っていく、という流れができると理想的ですね。
車のついた荷台のことを総じてワゴンというので、用途はいろいろあります。ここにあるワゴンがキッチン用として分類されているのは、天板が水や熱に強い素材になっていたり、調理家電を置けるよう、コンセントつきのオープン棚がついていたりするからです。モデルによって仕様もサイズも違いますので、もちろんキッチンだけでなく、可動式のコンパクトな収納が欲しいところなら、室内のどこに置いてもかまいません。ベッドまわり、リビング、家事コーナーなど、活躍の場はたくさんあります。サイズや形状が合ったものがあったら、気軽にご利用ください。
使いかたに合ったワゴンを
このコーナーのキッチンワゴンは、大きく分けると3つのタイプに分かれます。それぞれの特徴をふまえ、どれが一番ご自分の使いかたに合っているか、検討してみてください。
1つ目は、必要なときだけ出せる折りたたみ式です。お子さんや高齢のかたがいるお宅では、普段はなるべく物を置かず空間を広くとり、食事のときにだけ広げて使えるものがあると便利です。段差のないところなら、食事を個室まで運び、そのままテーブルにするというような使い方もできます。たたんでしまうので収納としては使えませんが、臨機応変に使うには一番いいタイプです。
2つ目は、気軽に動かせるラックタイプです。数段の棚とキャスターというシンプルな構造で、収納としても使えますし、そのまま動かして、家のあちこちで利用できます。段の一部をはずしてトレーにできるものもあり、食事の支度や来客の対応をするのに最適です。
3つ目は、ちょっとボリュームのある収納棚です。キャスターはついているので移動はできますが、どちらかというと収納量重視なので、中身を詰めると結構な重さになります。毎日動かすというよりは、レイアウトを自由に変えられる、くらいのイメージでいた方がいいでしょう。