ダニの駆除方法
ここでは布団に付着したダニの駆除方法についてご説明いたします。
なぜ布団にダニが発生するのか
部屋の中でダニの温床となっている場所は大きく3つあり、布団、畳、カーペット(ラグ)です。そのうち最大の温床となっているのが布団です。一般家庭にはチリダニという種類のダニが多いのですが、布団などの寝具にチリダニが発生する確率は非常に高いです。寝具類にチリダニが発生する理由は、チリダニのえさとなる人間のフケや垢が豊富にあるためです。なので、布団にフケや垢が溜まりやすい頭の箇所や足の箇所に多く発生していることが多いのです。もちろんダニは布団そのもののみではなく、枕カバーやシーツ、敷パッドなどにも発生しています。
布団を干してダニ退治
布団を干すことが効果的であることは既に説明済みです。布団を干すことはダニ退治の第一歩です。布団を干した際には叩いてはいけないということも既に説明をした通りですが、布団を叩いてしまうと布団のダニをより細かくしてしまい、ダニの死骸や糞を室内で飛びやすい状態にしてしまうということがあります。実は布団を叩かない方がダニアレルギーの対策になるのです。布団は叩かずに干して取り入れた後は、掃除機で布団の表面を時間をかけてていねいにに吸い取るようにしましょう。
ダニはある一定の温度(65度くらいと言われている)を超えると死にます。なので、布団を外に干すときもある一定の温度を超すことができれば、ダニは死んでいくことになります。例えば、布団を外で干すときに布団を黒い布団干し袋の中に入れて干すと、より袋の中の温度が上がってダニが死ぬことになります。黒い色は太陽の熱を吸収するので高温になる、という性質を利用している訳ですね。もちろん太陽熱を利用するので、電気代などがかからないのもエコですね。特にダニが大量繁殖する夏には、内部温度がかなり高温になるので、より効果が高いです。
布団乾燥機を利用してダニ退治
ダニは65度以上の温度で死ぬと言われています。市販されている布団乾燥機は、ダニの駆除機能を備えているものがほとんどですので、ダニが死ぬ温度以上まで温度が上がります。なので、ダニを退治にするには非常に効果があります。値段が安いものでもよいので、ダニの駆除機能を備えている布団乾燥機を選びましょう。冬や梅雨の時期など、布団があまり干せない時期でも布団乾燥機を使えば、ダニの退治ができますので、非常に効果があり重宝します。
布団乾燥機でダニを退治した後は、必ず掃除機をかけましょう。掃除機のノズルは布団用のものを使うとさらに効果的です。アレルギーの原因となる、ダニの死骸や卵を除去することができます。パワーノズルを使うとさらに効果的です。
丸洗いできる布団や防ダニ効果付きの布団を選ぶのも一つの手
特にポリエステル素材の布団には、丸洗い可能な布団や防ダニ効果を備えた布団があります。当店でも下記のような布団セットをお取り扱いしています。布団を丸洗いできれば、ダニ退治には非常に効果が高く、布団内部のダニや卵、糞まで除去できる可能性が高いです。
- 保温力は羽毛の2倍 高機能シンサレート入り布団8点セット (ベッドタイプ)
- 軽くてあったか清潔に使える 国産洗える布団3点セット (シングル)
- 安心して眠れる心地よさ 日本製 抗菌・防ダニ布団3点セット
- 軽くてあったか清潔に使える 国産洗える布団4点セット (ダブル)
- 保温力は羽毛の2倍 高機能シンサレート入り布団8点セット (敷布団タイプ)
脱酸素剤や乾燥剤を使ってダニを退治
脱酸素剤は、酸素を吸収してくれる薬品です。密閉できる酸素も通さないビニール袋(布団圧縮袋など)に布団と脱酸素剤を入れ、一定時間密閉しておくと、ビニール袋の酸素が薄くなっていくため、ダニは窒息死します。脱酸素剤は薬品と言っても、防虫剤とは異なり体には害がない薬品であり、しかも布団に臭いがつくこともありません。「布団用脱酸素剤」というものが売られています。またそれには使用方法なども記載されておりますので、よく読んで正しい方法でお使いください。
布団を収納しておく際に布団圧縮袋を使われて保管されている方も多いと思います。ダニ退治には布団を乾燥させるということが非常に効果的ですので、布団圧縮袋に入れる際に乾燥剤とともに入れておくと非常に効果があります。布団を布団圧縮袋に入れて長期収納しておく際には乾燥剤を入れておくと効果が高いので、是非試してみてください。